2004年1月20日火曜日

映画『疑惑の影』

1942年 監督:アルフレッド・ヒッチコック
BS2


疑惑の影

BS2で予告を見て面白そうだと思った『疑惑の影』。
アメリカの極一般的な家庭。そこで育った少女チャーリーは長年会わなかった若い叔父が家にやってきたことに歓喜する。
しかし、次第にニュースでやっている寡婦殺しの犯人がこの叔父ではないかという疑念にとらわれ始める。
果たして叔父は本当に殺人犯なのか?
っていうような紹介と、いくつか興味を引くシーンとで構成された予告編。

叔父は本当に犯人なのかなぁってわくわくするが、予告編で物語の2/3を見てしまったのではないかとも思って不安になりながら見始める。
いやぁ、取り越し苦労。抜群に面白い。
このしっかり踏みつけて進むテンポ、飽きない安定感、緊張感。
そしてなんともやるせない不思議な感情を呼び起こす。親の、姉妹の、親族の、人間の愛の映画。

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