BS2 録画

どうも見始めてから長い間気分が乗らず、早送りか停止かと迷っているうちに結局最後まで見た。
アメリカ南部の田舎町に美容学校をトップで卒業したアネル(ダリル・ハンナ)がやってくる。
丁度その頃、町ではシェルビーの結婚式の準備が着々と進んでいた。
シェルビーを演じたのはジュリア・ロバーツ。
そしてその母親役がサリー・フィールド。始めこの二人は姉妹役かと思ったよ。実年齢の差が21歳か・・・
他にも口が悪くてきつい性格だが実は心優しいばあさん、って役を演じたのがシャーリー・マクレーン。
前村長夫人で澄ました気品を持つばあさんがオリンピア・デュカキスで、ダリル・ハンナが就職する美容院の女主人にドリー・パートン。
予備知識を全くなしで見たから最初どういう映画か分からなかった。
美容院にてジュリア・ロバーツ、サリー・フィールド、オリンピア・デュカキス、ドリー・パートンの4人(あまり喋らないがダリル・ハンナも加えれば5人)が結婚話に花を咲かせているところなんて本当停止しようかと思った。
このシーンまでに面白いところがほとんど見当たんなかったんだもん。
まさかこのまま町の住人の世間話を延々と聞かされジュリア・ロバーツが無事結婚して終わり、なんて訳はないだろう。
なんかしらドラマが展開するはず。
というか、ここまで結構ユーモアシーンがいくつかあったのでもしかしたらコメディドラマなのだろうか。
いや、そうだとしたら描かれたユーモアが少しも面白くなかった僕としてはここでさっさと停止するべきなんじゃなかい?とかいろいろ考えた。
まあ、実際はこれ、ユーモアも入った泣いて笑える感動ドラマだった。
泣いて、って泣きはしなかったけどラストの方のサリー・フィールドには結構危ういところまで持っていかされた。
最後まで見た感想なんだけど、ちょっと全体的に胡散臭い気がした。
完全にシリアスにしないでユーモアも交えて、っていう作品だがそのユーモアが胡散臭いからかな。
それとも死と生の循環や人々の温かさをこれみよがしに表現してるところかな。
シャーリー・マクレーンが鳥の糞をその魅惑的な顔面でキャッチしているのは「まじ?」と思いつつ面白かった。
サリー・フィールドは時におばさん顔、時に20代の小柄でかわいい女性、時に20代の地味で冴えないおばさんくさい女性等々、様々な表情を見せてくれたし演技も良かった。
他、役者陣は皆良かったな。非常に豪華だし。
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