2004年8月21日土曜日

キュピキュピ グランド歌謡ショー キャバロティカ

アマギッテルカ~イ?
一人分のチケットを貰ったので見に行く。
キュピキュピとは
完ッ璧に突き抜けたセンスで全ての方向から降りそそぐ映像のシャワー、どちらかといえばベタな関西系ギャグ、踊り狂うパノラノイア・ダンサーズと宇宙の皇帝、そして歌姫分島麻実に見つめられれば、エキセントリックな衣装とうらはらに昭和歌謡がココロをわしづかみ!これでもか、のサービス精神にあふれた、どこにも無いステージ。キュピキュピ グランド歌謡ショー キャバロティカがいよいよ東京初上陸!

キュートなエロス満載!とのこと。

開場におそるそる入ったらまず喫煙所を探した。
右手奥に見つけたのでとことこ歩いて向かうとロン毛の怪しい髭生やした図体のでかいおっさんが「お客様こちらどうぞ」と言ってカウンターに案内される。
言われるがままに意思なくカウンターに行くとドリンクバーで、ドリンクメニューがいくつかある。
1ドリンクサービス?缶ビールを頼む。出てきた缶ビールを一瞬見つめ、サイフに手を伸ばし千円札を出す。500円お釣が来る。げげ、サービスじゃねーのか。

開演。
小劇場といった感じの劇場内の両側の壁に、長細いスクリーンがあって、大音量の音楽とともに映像が映し出されている。
超ミニのナース姿の女性が股間を押さえてもだえていたり、胸を露にした女性が透明のアクリル板みたいなものに胸を押し付けていたり。

最初スクリーンの映像ばっかり見せられて実際の人を渇望しだした頃に分島麻実という女性が登場する。
最後まで映像だけ見せられるのかと思った。だって正面のステージにもでかい壁のようなスクリーンが設置されているんだもん。
その正面スクリーンの真ん中下あたりは縦2メートル横6メートル程度に特別な板になっていて、時にスクリーンの一部として映像を映し、時に透明になり奥にダンサーがいて、時に透明の板が縦になって出演者が出てきたりする。

コスプレ姿の分島麻実が歌いだす。「セコハン娘」をバイオリン、ウッドベース、アコーディオンの演奏に乗せて。
分島麻実という人は水前寺清子の声をもう少しエロティックに、もう少しがらがらにしたような渋い声をしている。
上手いか上手くないかといえばあまり上手くはないけれど、魅惑的な声とパワーでぐいぐい圧倒させてくれる。
歌だけじゃなくてバックでダンサーが踊っていたり正面と両脇にせわしなく映写される映像と生演奏とステージ客席に降り注ぐレーザー光、等が興奮のステージを作り出す。

グランド歌謡ショーという名の通り歌を中心にした歌謡ショーでした。
演歌歌謡曲好きの僕としては結構楽しめた。
そんなに知ってる曲は少なかった(オリジナルも入ってるのかな?)けど、有名どころではお祭りマンボや天城越えとか歌ってくれた。
仕事の都合で行けるか微妙だったために保留にしてある田川寿美のコンサートのチケットを買う決心が付いた。

ところで「キュートなエロス満載」ってところだけど、ダンサーが四人いて、その中のパノラノイア・ダンサーズっていう二人組みについつい目が行く。
というかショーの後半はこのパノラノイア・ダンサーズばっか見ていた気がする。
赤地にゼブラ模様の入った全身タイツ姿の女性二人。顔は深いサンバイザーで隠されている。
この二人が抜群のスタイルしているのです。いや、抜群のスタイルをしているように見えたしエロかった。
あと、正面スクリーンにある透明な板の向こう側でたまにちらっとしか出演しなかったけど、胸丸出しの女性が踊っていたりしました。
ん、なんか奥で誰か踊っているかなと目を凝らしてみると、形のいい胸が見えたからびっくりした。キュートだな。
この胸出していた人は演出者の希望でやらされたのかなぁ。
ステージの見やすいところに出しちゃったら違ったショーになっちゃうから、見えづらいところにさりげなく出演させているのだけど・・・やっぱり見えづらい分ステージ上の歌手やダンサーそっちのけで見ちゃうよなぁ。


公演が終わってから、表参道から青山までふらふら散歩して、そこから地下鉄で飯田橋へ。

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