at ギンレイホール

「LOVE PSYCHEDELICO」は嫌いじゃないけど、あまりに流れすぎるので大人気なくぶちきれそうになった。
なにかしら傷を負っている人たちが集まるホテルヴィーナス。
0号室にはホテルのウエイターもする"チョナン"(草なぎ剛)
1号室にはいつも喧嘩している酒びたりの"ドクター"(香川照之)とその"ワイフ"(中谷美紀)
3号室には笑顔がかわいい"ソーダ"(チョ・ウンジ)
4号室には最近拳銃を仕入れて殺し屋になるんだといきがる松田優作の息子みたいな顔した"ボウイ"(イ・ジュンギ)
ホテルのオーナーは"ヴィーナス"(市村正親)、なぜか女装。
お互いの過去は詮索しないってことであだ名で呼び合う。
ところで「謎の多い彼らは一体どういう過去を持っているのでしょう?」って期待に胸をふくらます人が一体どれほどいるだろう?
監督は靴フェチなのかと思った。
物語はそれなりに展開していくのだけど、演出が肌に合わずいまいち乗れない。
なぜに中途半端にモノクロ&セピア?「モノクロ=希望を持てない人たちの心情」なんて意味で安易に使っているわけじゃないよな?
なぜに香川照之の登場シーンがスローモーション?
なぜにタップのリズムに合わせたカット割を挿入する必要が?面白いと思ったのか?
なぜに125分!
普通に撮ってくれさえすれば、ちょっとチープなドラマとして見れたかもしれないのに。
でもチョ・ウンジさんはかわいかったなぁ。
家帰って知ったことだが、カフェに客として来た男がつんくに似てると思ったらつんくだった。
そして花屋の悪どい顔した店主が松尾貴史に似てると笑ったが、本当に松尾貴史だった。
草なぎ君は結構好きな役者です。
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