BS2 録画
むむ、カルト映画だったか。
忍術、妖術、幻術、ってどう違うんでしょう?
まあいいや、忍者はなんでもありで。
いや!忍者じゃないじゃん!妖術使っている武家じゃん!
人に悪夢を見させる。人の夢に入り込む。瞬間移動はお手の物。透明になることもできる。人を宙に浮かすほどのサイコキネシスを持ち、気合を発すれば指から雷を放出する。鳥に変化もするし、大蛇や巨大な天狗を召喚することもできる。
この妖術使いどもに刀で斬りかかるなんてナンセンスだな。
一国の軍ですら存在自体を否定されるように無力化してしまう。あなおそろし。
人類最強列伝に加えたい。
特撮の使い方もかなり見所。
特に稲妻道人(三条雅也)が人の体などとても隠せない細い木の幹から突然姿を現すところなんかかっこいい。
「おい」という声の後、般若のような面(何ていう面だろう?)をつけた謎めいた稲妻道人が突然線のような木の幹から上半身だけにゅっと出現するのね。
オーソドックスな特撮のくせにしびれるかっこよさ。
あと、姿の消し方のバリエーションも面白い。
煙に包まれて消えたり、ジャンプして消えたり、後ずさりしながら幻のように消えたり、白熱光とともに消えたり。
ジャンプして消えるのが一番かっこいい。田舎侍右馬之介(東千代之介)は見事なジャンプを見せてくれるし。
おえん(浦里はるみ)が鳥から姿を戻すときにとるわけの分からない動作も楽しいし。
ちなみに夢路いとしと喜味こいしと千秋実が笑い担当のため、対比して東千代之介や他の妖術使いが真面目な人物として浮き上がるはずだが。見る人によってはなにもかも笑いの対象になってしまうのかも。
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