at ギンレイホール

監督:
アキ・カウリスマキ
ヴィクトル・エリセ
ヴェルナー・ヘルツォーク
ジム・ジャームッシュ
ヴィム・ヴェンダース
スパイク・リー
チェン・カイコー
って、びっくりするね。
各監督に与えられた時間は10分。短い。
10分間で一番充実した作品を撮ったのがヴィクトル・エリセ。
この監督は見たいと思いながらずっと見ていなくて、今回初めて見たのだけど、とにかく凄いわ。魔力を秘めていると言うか。
ヴィム・ヴェンダースもなかなか面白い。
クッキーと間違えてLSDだかなんだかやばいもんを1袋分ばくばく食ってしまった男が車飛ばして病院を探す話。
麻薬が回ってきて物が2重に見えたりするのを映像で表現していて、それがよくよく考えるとちゃっちい。
一人の男が死ぬかもしれない、早く病院に行かなければならない、というスリル、があるかといえばそれほどスリリングでもない。
なのになんで面白いのか不思議。
チェン・カイコーはラストにCGアニメを効果的に使用していて、突如表出する時空の広がりに思わず涙出そうになる。
ヴェルナー・ヘルツォークはやっぱりジャングルなのね。
まあ、どの監督も面白かったわ。
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