2004年6月5日土曜日

映画『野獣暁に死す』

1968年 監督:トニーノ・チェルヴィ
BS2 録画


野獣暁に死す スペシャル・エディション

マカロニウエスタン。
エルフェーゴなる人物に復讐を誓うビルカイオワ。
フェーゴは今や最強の強盗団のボスになっている。一人じゃ復讐を果たせない。彼は4人の助っ人を探す。
一人目は最強のデブ(しかも不死身)、オバニアン。
二人目は最強の保安官、ミルトン。
三人目は最強のプレイボーイ、フォックス。
四人目は最強の賭博師、モラン。
仲間にする度にテーマ音楽とともに馬に乗った男が並んで進む姿を正面から映すのね。
始めは二人が並び、三人が並び、四人、五人と。懲りずにやっているところが面白すぎる。

この映画、なんか面白い。
音楽が微妙にそぐわなかったり、オバニアンが肉にむさぼりついたときの効果音がホラー映画みたいなグロテスクな効果音だったり。
脚本にダリオアルジェントが参加している事がなんか関係あんのか?

さて、この映画には仲代達矢が出ているはずだが。僕はてっきり四人のガンマンの一人を仲代が演じると思っていたけど、なんと最重要人物エルフェーゴを演じている。
初登場シーンはしびれる。フアーーーーア!って叫んで短いサーベルみたいなのを振るう姿が"微妙に"かっこいい。
イタリア人に混じって微妙な違和感しか感じないところが凄い。
音は全部アフレコっぽい。

最強の五人と仲代率いる最強の強盗団が対決する話。


ああ、今日見た映画は2本とも最高だったな。

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