2003年9月30日火曜日

むきー!

ラジオ日本『杉紀彦のラジオ村』のワンコーナー「田川寿美華の歌」毎週火曜日23:00より放送、、だった。

しかし『杉紀彦のラジオ村』が今週から朝の時間帯に移動。

その移動情報は知っていた。
月曜の夜にそういえば朝って何時?早く起きなきゃなんないのか?って思って調べたら、5:30~6:30じゃないか!

寝てるっつーの!

今老若男女誰もが知っている田川寿美の番組をそんな時間帯に持ってくるとはなんと時代に乗り遅れた会社だ。

現実問題聞くためにはなにか対処しなければならないので、とりあえずカセットテープ買ってきて、毎週火曜日はタイマーで番組を録音してその中から録りたい歌を(30分の番組中3曲かかる)MDに入れよう。

ま、それはそれでいっか。

2003年9月29日月曜日

エッジ


先週の金曜(9/26)の夜、エッジ(H-SA3001V)が届く。

液晶がカラーだよ、これ。
しかも着メロが32和音だ!
前が3和音だったから、えーっと、うーん、10倍くらい?
あと、カメラ付いてるよ。

だけどスピーカーから出る擬似シャッター音がなんてやかましいんだろう。
設定で消音にしようと思ったら、このシャッター音は消せないらしい。
説明書読んでそれを知ったとき窓の外にぶん投げそうになった。
カメラが半分目的だったのになぁ。使いづれーなぁ。

人参炒め


----作り方----
①人参1本を細切りにし、にんにく1片みじん切り
②フライパン熱して油ひいてにんにくをちょろちょろ炒める
③にんにくを皿にうつして、フライパンに油を引きなおし、人参を炒める
④バターをぼとっと入れる
⑤中華だし少々と醤油も少々入れてみたりなんかする
⑥人参がしなっとしたらにんにく戻して塩コショウで味を調えてできあがり

しっかしまずかったなぁ。これ。

にんにくや醤油や中華だしなんかみーんないらねーや。
少量のバターで炒めて塩コショウで十分。

まあ、以前そうやって作ってそれほどおいしくなかったからいろいろ入れてみたんだけどさ。

2003年9月28日日曜日

映画『連弾』

2001年 監督:竹中直人
BS2 録画


連弾

連弾っていうタイトルから、じわっとくる叙情的な作品を予想していたが全然違う。演出に少々あざとさがあって、2時間ドラマの様な映画。

オープニングで一つの家にゆっくり歩いているようにカメラが近づいていく。
そこでもう想像していたのと違うのではないかという予感がある。
天海祐希の顔が現れた時点で見るのやめようかと思ったが一応少し早送りしながら全部見た。

竹中直人ってよくドラマでも映画でも奇妙な歌を口ずさんだりするが、この映画ではありとあらゆる人物が奇妙な歌を口ずさむ。
竹中のアクが映画のパレットの中で一つのパンチとしてあるのではなく、映画全部が竹中ワールド。
竹中ファンにはたまらない、のだろうか。

笑いも結構ある。
笑えるところ半分、見ててなにかこっちがむずがゆい思いをするところ半分。

そういえば子役の演技もむずがゆかったなぁ。

ラストシーンもいまいちだった。

エンディングのスタッフロールを見ていたら出演者に井口昇、松岡錠司、塚本晋也の名前を見つける。
ビデオを巻き戻してどこに出てたのかな~って探してみた。
井口は怪しいストーカーみたいな男で、松岡は食堂で鼻歌歌いながら床掃除をするコック、塚本は遊園地にいたバカップル。

天海の性格悪いキャリアウーマン役ははまり役だった。

たぶん明日になったら忘れそう。

2003年9月25日木曜日

注射

今日は会社の健康診断で午前中に病院へ行く。

採血で注射を打った。

ぷすっていってちくっとしたけどそれほど痛みもない。
内筒を押し込んだ看護婦のおばちゃんが言った

「あれっ…ちょっと失礼」

な、なに?上手く取れないの?もっかい刺すの?
もの凄い不安になる言葉。
緊張の時間停止後、おばちゃんはいきなりずぶずぶと針をさらに押し込んできた。

するとどういう仕組みになっているのか内筒を引き上げずとも血がぴゅっぴゅぴゅっぴゅと注射器の後方部分に溜まっていく。
いや、そんなことに感心してる場合じゃなくて、肉の内側深く刺さっている針の周辺にぴりぴりなんともいえない突っ張った痛みが走る上に、注射器の内側へ多摩川の洪水なみに血が吹き出ている光景を見ていると全身に力が入らなくなってくる。

2003年9月24日水曜日

ものわすれ

仕事帰りにコンビニ行く。
少年マガジンとテレパルエフ持って店内をしばらくうろつく。
レジに行こうとした時に財布を会社に置き忘れたことに気づく。
いそいそとレジの前を素通りして雑誌置き場に雑誌を戻して帰る。

くそぅ、と思いながら家に着いた後、荷物とか置いてすぐ最寄のコンビニへ行こうとする。

部屋を出ると隣の部屋の前にヤマト運輸の人がいて、不在連絡表を記入している。
私の部屋は3階建ての2階なので階段を下りる。
階段下りて外に出てから傘を忘れたことに気づく。

ヤマトの兄ちゃんの背後を通って自分の部屋の鍵開けて傘とってまたヤマトの兄ちゃんの背後抜けて階段を下りる。
ちょうど不在連絡表を書き終えた兄ちゃんが急いでいるらしく後ろから猛追してくるので、狭い階段ゆえ私も心持ち急ぎ目でばたばた下りて外に出る。

雨の中傘さして20mくらい進んでから金持ってくるの忘れたことに気づく。

まだマンション前に止まっているヤマトの車の脇をぬけて階段を上がり、部屋に戻る。

右のポッケにゃ夢がある、左のポッケにゃ万札、状態で準備万端家を出る。

階段下りている途中で傘忘れたことに気づいて引き返す。

2003年9月21日日曜日

アステラー


PHSアステルユーザーのことを「アステラー」と言うらしい。

じゃあ私はアステラー。

「アステル」をネットで検索したら二つくらいアステルのファンサイトがあった。
なんか嬉しい。

しかし私の使うAJ-32っていう機種は史上最悪のクソ機種だったらしい。
使用期間はもうすぐ4年になるかな。99年12月末から使っているから。

1年半くらい前に、私の機種でもeメールができることを知り使い出したものの、半月くらいしたら急にサーバーに接続できないとかエラーが出て使えなくなってしまった。
だからずっと通話でしか使っていない。

気づいたらアステル東京は株式会社鷹山ってとこがサービス提供元になってるし、新機種はここ2,3年出ないし、東京のサービスステーションは9/16で全店舗閉鎖するし、九州と北海道でアステル使えなくなるらしいし、そろそろ変え時かな。

でも今はもうないけど、エントリープランというので契約していて、これ基本使用料が1350円で安いんだよなぁ。

アステラーによる掲示板とか見ていると、アステルに幻滅しながらも、せっかくここまで変えなかったのだから、と行く末を見守るって人が結構いる模様。
つぶれてくれるのを待っているってことか。
なにか私も同じように、アステルの最後を看取りたい気持ちになってくるが、いかんいかん、流されては。

今度エッジのパンフ貰ってこよっと。

2003年9月20日土曜日

『BS日本のうた』BS2

田川寿美さん、門倉有希、と見たら満足であとは興味を失う。

美川、瀬川が歌うあたりで雑誌を読み出す。

しばらくしてふとつけっぱなしの画面を見ると、なにやら綺麗で色っぽい御姉さんが歌っている。
だ、誰?

ネットで確認すると、順番的に石原詢子と氷川君のデュエットの番になっている。
石原?
おお!確かによく見るとあの特徴的な出っ張りぎみのアヒル口は正しく石原詢子だ。
しかし髪型が違うせいなのか、雰囲気が違う

そうこう驚いているうちに氷川君登場。二人でデュエット。

いつものように目をひん剥いて歌う氷川君。一方石原はしっとりと女らしい艶で歌う。
袴姿の氷川君と着物の石原。
いつでも力強い男と、それを側で支えるなめやかな女。
めちゃくちゃかっこいいのである。

歌の間に石原のセリフがあった。
これがまたいじらしいのなんのって、思わず抱きしめたくなる。
セリフの間、となりで石原を凝視し続けた氷川君が、セリフが終わって正面を向くと、明らかに満面の笑みを必死で押し殺しているようだった。
あの近さで見てたらそりゃぁいちころさって思うくらい見事だった石原。

二人が歌い終わって会場の客が映ったとき、客のおばさんたちがみんな、遠い青春の時代を思い出したかのように顔中笑みがこぼれていた。
もしくは氷川君と恋仲に自分がなったかのように錯覚して喜んでいた。

そのくらいこの二人のデュエットはよかった、ってことを言いたかったわけです。

2003年9月18日木曜日

帰路2

あれは2週間ほど前のこと。

仕事帰り、いつものようにバカ面でチャリこぐ。

とある道で。

道幅は車2台分かな。一方通行の道。
その道の右端を走っていた僕の目が、前方にワゴン車が路駐しているのを認める。

と同時に、遠くに車のライトがちらちらしているのも捕らえる。

そして間髪いれず、ワゴン車の影から犬を連れた奥さんが出現。

ワゴンと人をよければ道の真ん中辺りに出て、前方から来る車にスピードを落として僕がよぎるのを待ってもらうことになる。
意識下で判断し、僕は左端に進行位置を変更しようと、ふらふら道路を斜めに渡りだす。

すぐ気づいた。前方から来る車は結構スピードがあってもう大分僕の近くまで接近している。ちなみに車はタクシーであった。

道の真ん中辺りまで進んだところで、一向にスピードを落とす気配のないタクシーにムカッとする。

こ、このやろう。やる気か?
引けるもんなら引いてみろ!てやんでぇと思って道の真ん中でチャリを止めた。

一瞬だった。
鈍い音とともに腰と脚に強い衝撃を覚える。痛みはない。
次にアスファルトがスローで迫ってくる。
あっ、なに?なんかやばい。
しかし体は動かない。
近づいたアスファルトが急に反転して夜空になった。
額にはなにかとてつもなく重い物体が落ちてきたような感覚が。
あれっ?自分は今何をしているんだっけ?
その前に天と地ってどっちがどっちだったっけ?
ぼんやりしながら意識が遠くなっていくことだけは紛れもない事実として受け入れることができた。

……

…と、言うのは真っ赤な嘘で、本当は接近しているタクシーにびびってあたふたと急いで左端により、タクシーはチャリの後輪すれすれをばひゅーんと通り過ぎていったのであった。
やつはまるで風だね。

まあ、そんな嘘話。

帰路1


会社帰り、ふんふーん♪とチャリこぐ。
日は落ちていつもの帰り道。
駅に向かうスーツの人たちがぽつりぽつり脇を流れていく。
ふと斜め前方を歩く1人の男を目の端に捕らえる。

なんとなく恐怖の違和感を覚えながらも視覚のイメージを頭の中で処理しきれずにその人の隣あたりまでチャリを進めたところでやっと違和感の意味を頭が咀嚼する。

顔?・・・色?

首を横に向けてもう一度その人を見る。
お、お面…?

スーツ姿の兄ちゃん。少し太め。頭は丸刈り。うつむき加減の顔は……淡白い。
色が違うのはその顔の前面のみで、横から見ると色の境界がはっきり見えるために、お面をかぶってるように見える。
いや!仮面でもない。僕の鈍い頭にはバカ殿のイメージがよぎる。
白の厚化粧をした男がスーツ着て歩いてる?

へ…変態だ~!
この平和な町にぃ~!

僕は0.7以下の視力で変質者の横顔を凝視し続けた。
いや!化粧じゃない!
だって光ってんだもん。青白く。顔が。薄暗闇の中で。

しかも微妙にうつむきながらにやっと笑っているように見えてぞっとする。
な…なに?こいつ…

チャリをこぐ僕の少し後方へとその人が過ぎた時、全て分かった。
単にその人がうつむきながら携帯の画面を覗き込んでいただけだった。ただの反射ね。光ってたのは。

まあ、そんなどうでもいい話。

2003年9月17日水曜日

アニメ『ニルスのふしぎな旅』BS2

ニルスのふしぎな旅 TVシリーズ DVD-BOX1ニルスのふしぎな旅 TVシリーズ DVD-BOX2


朝って見る番組ないんだよなぁ。「とくダネ!」はメインキャスターのやらしい顔と笠井アナのなんかずれてる報道魂がうざいし、「スーパーモーニング」は北朝鮮ニュースばっかしだし、「はなまる」でやっくんや岡江さんを朝から見る気しないし……ぶつぶつ…

なんとなくNHKあたりをつけているのだけど、BS2でアニメやっていたので見た。

かえるくらいの大きさの男の子(ニルス)が変な動物(ハムスターらしい)肩に乗っけて、鷹や雁と喋ってる!
なんてメルヘンな世界。

今日のストーリは、家を出て行ってしまった父を探しに、男の子と女の子が森に迷い込んでしまう。そこでニルスは父探しを手伝うのであった。
って途中から見てよく筋が分からんが先が気になるのでビデオにとって仕事しに家を出る。

夜、続きを。
ニルスは「妖精さん」と子供たちに呼ばれていた。うむ。妖精だから小さいのか。
でもこの子供たちはニルスに似てるねとか言い合うので、実はニルスは元人間?
しかもニルスはとってもやなやつだったらしい。
なんてメルヘンな世界だ。

父が見つからずに、私たちはお父さんがいなくても強く生きていきます、って感じになるが、あきらめてそりに乗って帰り始めた頃に父が走ってきた!
再開後一度溜めてから抱き合う親子。溜めに結構感動する。

調べてみると、ニルスは

手のつけられない腕白坊主だったが、ある日妖精に魔法を魔法をかけられて体を小さくされ、動物たちと言葉を話せるようになり、やがてガンの群れと旅を続けることになる

のだそうだ。
面白い番組見つけたな。
ちなみに鷹の名前はゴルゴ。

2003年9月16日火曜日

『NHK歌謡コンサート』NHK総合

オープニング、出演者が一列になって全員で歌う。
向かって左端に田川寿美さん。右端に天童よしみ。
んっ!天童が端っこ?
よく見ると寿美さんのすぐ隣に小林幸子、その隣に五木ひろし。
むむっ。では中央付近には誰が立ってるの?五木より格上の人のはず。
見るとよく知らないおじさんおばさんが。松山恵子だけしか知らない。

菅原都々子という70過ぎのばあさんは結構びびった。
ロボット人形みたいな首の動きで、なんとも面白い声でさらっと歌う。
都はるみの歌は現代音楽に近いと思っていたが、さらに上手がいた。

頑張れと思ったのは岡本敦郎。
『高原列車は行く』の2番で急に歌詞を忘れたらしい。ごにょごにょっとして振りも少し固まったけどすぐに立ち直り、何番の歌詞だか分からないが普通に歌い通していた。
NHKも配慮したのか画面の歌詞字幕が慌てて消えたのであった。
声は快活で素朴な感じ。80近いらしい。

2003年9月15日月曜日

映画『榕樹(ガジュマル)の丘へ』

1998年 監督:フー・ピンリウ
BS2 録画ビデオ




夫は死に息子夫婦は余所で暮らしているために一人で暮らすばあさんと、お手伝いに来る働き者の女性シャンの話。
以前見たことがある。そのときの記録。
2000-03-30
ばあさんがシャンをつれて故郷に帰ったシーンで、丘を登りシャンはよそ見をしているがばあさんは、あっと一瞬で嬉しそうな表情に変わり、シャンはなになにといった感じでばあさんの見ている方に寄り添うようにしながら目を向ける。
するとアングルが変わり、二人が見ている先が映し出されるのだが、そこに絶妙なタイミングで音楽がバーンと入り、えーんと泣いてしまった。

ふいに涙があふれたこのシーンをもう一度見たくて見た。早送りしながら。

しっかしなんで泣いたんだろうなぁ。今見ても泣かない。
それに記憶違いがいくつか。
①ばあさんの表情はそんなに一瞬では変わらない
②指差すほうをカメラが映し出した瞬間に音楽が鳴るのではなく、指差している時点からゆったりと音楽が流れ始める。

ばあさんは孫の顔が見たいが息子夫婦は子供を作ろうとしない。それに、絵の才能がある息子をそそのかして商売を始めさせてこんなに苦労させているという理由で嫁をよく思っていない。自分を一人暮らしさせてお手伝いなんかを勝手に雇って面倒見させようとしていることにも怒っているらしい。
だからやってくるお手伝いをいじめてはやめさせる、の繰り返し。

しかしシャンはめげないしあまり深く気にしない。一生懸命仕事をする。
ほんの少しだけシャンがお手伝いとして慣れ始めた頃に、ばあさんは夫が寂しがっているということで、墓のある夫の故郷へ向かうのである。シャンを連れて。

夫の故郷のある駅に着くが、目印の榕樹の木が見つからない。シャンはおろおろするばあさんに代わり人に道を尋ねる。
意地悪なばあさんも寂しい老婆。シャンの屈託のなさに少しずつ打ち解けてくる。

で、道が合っているかどうか少しの不安を持ちながら、丘を越えたあたりでばあさんが夫の家を見つけて指を指す。顔はゆったりと喜びの顔に変わりながら。
放牧された牛に見とれていたシャンはなになにと首を出してばあさんの顔に近づき、そのまま目線を顔から腕、指、指の指す方、へと移行させる。
このあたりの二人の動きや表情、立ち位置など結構いい。

カメラが指差す方を映すとそこには中国ののどかな田舎の風景と優しく力強い音楽が。

多分僕は、ばあさんの本当嬉しそうな顔とシャンのかわいらしい動きを見てまずぐっときて、そこに流れだしたピアノの音で次のシーンの予感に震え、映し出された田舎の風景と、音に厚みを増して情を盛り立てる音楽のせいで涙が出たのだと思う。
(でもそんなに感動するような風景でもなかったけどなぁ)

このシーンに来るまでいくらか早送りしていたというのと、所詮テレビ画像だから、とも言えるが、結構僕の感性が変わってきていることが確かにあるのだろうな。

結局このシーン以降は早送りせずに普通に見てしまった。

シンプルではあるが結構名作。

ちなみにこのビデオはすぐ『家路』をビデオに撮るために消してしまったので、映画の描写に少し記憶違いがあるかもしれない。

2003年9月14日日曜日

映画『人生は、時々晴れ』

2002年 監督:マイクリー
at ギンレイホール




びっくりした~。
全ての登場人物の目が死んでいる。
死の世界。

映画との拒絶間を感じるものの、見ているうちに段々映画側へ寄ることができる。
主人公の太ったおっさんのいやにおどおどきょろきょろした目にも愛着が湧いてくる。

映画でもなんでも、「人間のできた奴」なんて面白くないんだな。徹底的にどうしようもない奴のほうが素敵で面白い。
思えば『ムーンライトマイル』のホフマンとサランドンは駄目な奴から成長していくって話だけど、彼らが演じた役ってもともと「人間のできた奴」だったんだよな。

母や保護者が子供の危機に面して叫んだり必死の形相を見せるシーンが映画にあると70%くらいの確立で泣く。

人物が皆さみしく孤独な世界で生きている。
そんな中で登場人物のほんの一部ではあるが、自分と他者との間にある壁が溶解する兆しを見せる。
この、関係性の微妙な揺らぎにとどまっている所に味わいがある。

カメラもせわしなかったり奇抜なアングルを使うこともなく、どっしりと落ち着いていたため、無表情な人物たちの姿をじっくりと追えていい。

※ところで、写真はwebで拾ってきたが著作権とかってどうなんだろうなー。

映画『ムーンライトマイル』

2002年 監督:ブラッドシルバーリング
at ギンレイホール


ムーンライトマイル デラックス版

やっべーな。速攻忘れてる。

結婚式直前に亡くなってしまった婚約者。その亡くなった彼女の両親の元で暮らす男、ジョー。
彼女の両親とジョーが事実を事実として受け入れ前に進もうとする話。

スーザンサランドンって女優を見るたびに、ああ、アメリカ人だなぁと思う。
オーバーな顔芸や、微妙に首をふりふり喋るところとか。

劇中結構懐かしミュージックがかかる。でもあまり知っているのがない。T.REXがかかったのと、ジェスロタルの曲がほんの一瞬流れたのに反応。

映画の始めあたりで、死んだ婚約者が現れたりする。
僕はこういう死んだ奴が霊か幻覚として現れるっていう表現が大好き。
ぞくぞくしたりふるふると感動したり。
(ただしホラー映画ならまた別のはなし)

ラストのほうで見せたダスティンホフマンの笑顔は一見の価値あり。
あとはもう忘れた。

2003年9月13日土曜日

『BS日本のうた』BS2

田川寿美さんが歌うテレサテンの『愛人』。
ビデオに保存したことは言うまでもない。
寿美さんの歌には品がある。優しい品が。
押し付けがましい感情表現はしない。
ゆえに何度聞いても飽きることがないうえ、じっくり聞くことにも耐えうる。

作曲家の弦哲也。この人初めて見たけど思ったより若かった。
『天城越え』をギターで歌っていて、曲を完全に自分の中で消化して歌う見事さにびびる。
まあ自分で作曲したのだから当然か。にしても男の歌う天城越えなんて、と思っていただけに思わぬ収穫。

あと、水前寺清子。ワンマンショー。
しょっぱなの『だめでもともと音頭』というのに笑う。
浴衣のおばさんがぞろぞろ出現して、音頭に乗せて踊るのだけど、それが面白いのよ。
しかも微妙にふり間違えるおばちゃんとかいてさ。
「だめでもともとやってみな~」とかなんとかそんな歌詞だったように思う。
そうなんだよな~。世の中の大部分はだめでもともとって言葉で簡単に片付くことばかりなんだよな。実際。
やってみるにこしたことはない。

しっかし水前寺清子のファンはすげー。
観客席が映るときがあって、そしたらおばさんがすげー口開いて絶叫しながら応援してた。

あと、水前寺の『涙を抱いた渡り鳥』。
この歌2ヶ月前くらいに川野夏美が歌っていて、水前寺が歌っている間、僕には川野が(「まいったね」とでも言いそうなくしゃっとした)笑顔で歌う姿がずっと過ぎっていた。
水前寺ももちろんいいが、僕としては川野夏美の方が好きってことだな。こりゃ。

2003年9月12日金曜日

このページ


webサイトってなんか有用な情報が掲載されていたりするもんだよなぁ。

ページの製作者がよく日記みたいなものを載せていたりするけど、それってメインコンテンツとは別にもうしわけなさそーにこっそりと存在して、
「こちらも見ていただけると嬉しいです。いや、飽くまで自己満足の日記ですからあなたさまの貴重なお時間を無駄にさせる罪作りなことは致したくありませんので、ほんとーにお暇なら見ていただけると嬉しいです、という意味でございます」
という低姿勢に思わずなってしまう存在だよなぁ、個人の日記って。

で、
個人の日記がメインコンテンツのこのページってなんなんだろうなぁ。

コンテンツで「フォト」なんてものを予定していたけど、アップするような(したいような)写真ってそんなにないし・・・

まあ、一応フォトコンテンツも作っておくか。暇なときに。

2003年9月11日木曜日

とりあたま


久しぶりに夕飯作る。
チャーハン作る。

えーっと、冷や飯に人参に卵にベーコン、とキャベツ、っと…

キャベツ洗って黒くなったとこ削いで、千切りにさくさくっと…

(*゜ロ゜)ハッ!!
なに千切りしてんだ!俺!
いやっ!まてっ!
なんでキャベツ使ってんだ?

キャベツチャーハンも悪かないけどフライパンサイズの都合と腹の虫の都合上、キャベツは使わないようにしてたんだった。
キャベツはかさばるし。

ちょっと一月程まともに自炊しなかったからって…

まぁいっかと、千切りキャベツなどの具材炒めて飯炒めて…

……
味付けって何でしてたんだっけ…

10秒ほど人生の歩みを止めて考えた。
あっ!粒状の中華だしがあったんだ。そういえば。

パラパラっと……
ぱらぱらぱらぱら……んっ?
 ̄ー ̄)ノ彡ぶんぶんぶんぶん…

出ねーじゃん。

高温多湿で固まっているらしい。
楊枝でぐりぐり。

ぱらぱら→どばーー!
あうっ!

人参焦げたりしてたけどまずくもなくうまくもなく喰った。

写真撮っとこうと思ってデジカメの電源入れたらレンズが「ういーん」って出るその「うい」あたりで電池切れて止まった。
だから写真は先週の夏休み中に撮った夕暮れ時の写真。脈絡はなし。

2003年9月9日火曜日

『NHK歌謡コンサート』NHK総合

音羽しのぶと氷川きよしが出ていた。

音羽さんには頑張ってもらいたい。
別にお気に入りという訳でもないけど、なんか見てると切なくなってくる。この人は本当に演歌を愛してるんだなって思わせる部分はお気に入り。

氷川きよしは上手いんだけど、まだ好きになれないなぁ。

スリムファン


こないだの土曜に買って、箱から出してなかったスリムファンを出して使用。

もとからあるミニ扇風機で十分だったかなぁ。

買った理由は、ミニ扇風機の音がうっせえからだけど、このスリムファンもうっせえ。
ミニ扇はブゴーって感じで、スリムファンはスゴーって音を出す。
このスリムファンはマイナスイオンを出すらしい。でもこの暑さじゃいらいらが消えることもなくタバコの本数も増えるってもんだ。

ただ、タイマー機能があるのは使えるな。値段も4千いくらかが半額で2千ちょこっとで安かったし。
デザインはまあ気に入ってない。

2003年9月6日土曜日

『BS日本のうた』BS2

まず、瀬川瑛子のバックで踊っていたTGウインズっていう女の子たちが20人くらい、超ミニのボディコンっぽい服で踊っていて釘付け。

注目は門倉有希と林あさ美が二人で歌った『秋桜』。

門倉は僕のイメージでは影のオーラの強い歌い手。初めて聞いたときに歌っていた『かもめはかもめ』の印象(暗い衝撃)があるゆえか。

林あさ美は貧乏そうだけど、ねあか。ねあかっつっても見てて苦しく見える明るさじゃなくて、もっとあっけらかんとした明るさ。この人はなに歌っても明るい。発声も曇りなく快活だし。

この陰と陽の二人が一緒に歌うシチュエーションと、曲が『秋桜』ということに興奮しないわけがない。
歌のほうは、曲に合う門倉は言うに及ばず、林もしっとりと歌っていてよかった。もっと個性の対立があるかと思ったけど、特に違和感なし。でも、やっぱり二人は相容れないように感じさせもする。

それにしても、椅子に座る林の横で、寄り添うように立つ門倉が、歌の間ずっと林の肩に手を添えていた。
あれは演出なんだろうが肩に手を置かれちゃ林は気になってしょうがないだろう。
門倉も途中添えた手を微妙に浮かせていたりと、きまりが悪そうにしていたような…
そういう二人の関係もまた面白い。

米虫(ノシメマダラメイガ)


10日ぶりくらいで飯炊こうとしたら、米の袋に大量の米虫の幼虫が
; ̄ロ ̄)!!

まいったね、こりゃ。
チャリで20分の実家に速攻持っていって親にあげたね、こりゃ。

結局直径1cmに満たない幼虫が合計100匹くらいはいたみたい。

学術名を調べた。「ノシメマダラメイガ」というらしい。
これが発生すると米の鮮度が落ちるとの事。
かびに気をつければ食っても害なし。

ついでに同じく米につく「コクゾウムシ」は奈良時代の人たちは平気で食っていたらしい。

2003年9月5日金曜日

美術館

国立近代美術館の所蔵品ギャラリーを見に行く

結構がらがら

直前に食ったマックのハンバーガーが胃の中で変なことになっているらしく、吐きそうになる

3時間ぐらい見てたか
館を出て見上げれば朧月