2003年9月28日日曜日

映画『連弾』

2001年 監督:竹中直人
BS2 録画


連弾

連弾っていうタイトルから、じわっとくる叙情的な作品を予想していたが全然違う。演出に少々あざとさがあって、2時間ドラマの様な映画。

オープニングで一つの家にゆっくり歩いているようにカメラが近づいていく。
そこでもう想像していたのと違うのではないかという予感がある。
天海祐希の顔が現れた時点で見るのやめようかと思ったが一応少し早送りしながら全部見た。

竹中直人ってよくドラマでも映画でも奇妙な歌を口ずさんだりするが、この映画ではありとあらゆる人物が奇妙な歌を口ずさむ。
竹中のアクが映画のパレットの中で一つのパンチとしてあるのではなく、映画全部が竹中ワールド。
竹中ファンにはたまらない、のだろうか。

笑いも結構ある。
笑えるところ半分、見ててなにかこっちがむずがゆい思いをするところ半分。

そういえば子役の演技もむずがゆかったなぁ。

ラストシーンもいまいちだった。

エンディングのスタッフロールを見ていたら出演者に井口昇、松岡錠司、塚本晋也の名前を見つける。
ビデオを巻き戻してどこに出てたのかな~って探してみた。
井口は怪しいストーカーみたいな男で、松岡は食堂で鼻歌歌いながら床掃除をするコック、塚本は遊園地にいたバカップル。

天海の性格悪いキャリアウーマン役ははまり役だった。

たぶん明日になったら忘れそう。

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