2003年9月20日土曜日

『BS日本のうた』BS2

田川寿美さん、門倉有希、と見たら満足であとは興味を失う。

美川、瀬川が歌うあたりで雑誌を読み出す。

しばらくしてふとつけっぱなしの画面を見ると、なにやら綺麗で色っぽい御姉さんが歌っている。
だ、誰?

ネットで確認すると、順番的に石原詢子と氷川君のデュエットの番になっている。
石原?
おお!確かによく見るとあの特徴的な出っ張りぎみのアヒル口は正しく石原詢子だ。
しかし髪型が違うせいなのか、雰囲気が違う

そうこう驚いているうちに氷川君登場。二人でデュエット。

いつものように目をひん剥いて歌う氷川君。一方石原はしっとりと女らしい艶で歌う。
袴姿の氷川君と着物の石原。
いつでも力強い男と、それを側で支えるなめやかな女。
めちゃくちゃかっこいいのである。

歌の間に石原のセリフがあった。
これがまたいじらしいのなんのって、思わず抱きしめたくなる。
セリフの間、となりで石原を凝視し続けた氷川君が、セリフが終わって正面を向くと、明らかに満面の笑みを必死で押し殺しているようだった。
あの近さで見てたらそりゃぁいちころさって思うくらい見事だった石原。

二人が歌い終わって会場の客が映ったとき、客のおばさんたちがみんな、遠い青春の時代を思い出したかのように顔中笑みがこぼれていた。
もしくは氷川君と恋仲に自分がなったかのように錯覚して喜んでいた。

そのくらいこの二人のデュエットはよかった、ってことを言いたかったわけです。

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