2003年11月12日水曜日

映画『駅馬車』

1939年 監督:ジョン・フォード
BS2録画ビデオ


駅馬車

見るのにあまり乗り気じゃないまま見始めたが、いやぁ、面白かった。エンタテインメント傑作。

アメリカ西部、トントからローズバーグまで駅馬車が走る。折りしもアパッチ族が反乱を起こしているため命の危険を伴う旅路。
まあ、そんな話(こんな説明じゃわかんないか)。

いよいよ駅馬車が軽快な音楽とともに走り出す。旅と危険と広大な荒野と。高揚するね。
でも駅馬車はすぐ止まり、音楽も止まる。
また走り出し、軽快な音楽が流れる。
駅馬車の乗員の会話シーンになり、音楽が止まる。
次に駅馬車の走る姿が映り、また軽快な音楽が流れる。
続く・・・
この、音楽の小刻みな断絶は面白い。

ジョンウエインはどこに出てくるのかなぁって思っていたら、銃声が音楽を一瞬でかき消す。護衛の騎兵隊が河を渡るシーンという間を入れた後、撃った本人をカメラが捉え、そいつの顔面に向かってズームしていく。か、かっけぇ。
このかっこいい登場するのがジョンウエイン。

後半インディアンがばったばったと死んでいく。ずる賢く極悪な"敵"という設定である。

人物設定も交わされる会話も展開もみんな面白いので楽しく見れる映画。

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