2003年11月30日日曜日

映画『ファム・ファタール』

2002年 監督:ブライアン・デ・パルマ
at ギンレイホール


ファム・ファタール

冒頭、パンツ一丁の女がベッドに寝そべり、モノクロ映画を見ている。
蝶ネクタイした黒人男性が入ってくる。
この男は犯罪の計画を復唱して女に聞かす。
ここで、なにやらこれから犯罪が起こるのだなぁと分かる。
そういう展開の見せ方、そして黒人男性の演技が笑っていいのか少し迷う演技だというところに、B級映画の匂いがぷんぷんする。

映画祭のシーンにサンドリーヌボネールが出演している。いや、それよりもなんだ!その近くに立つ女は!
金色の蛇のビスチェをまとった女。乳首出てるぞ、おい!
この後、主人公であるロールとこの蛇女が便所で濃厚なレズシーンを展開。1000万ドルするビスチェの強奪計画の一環なんだけど、もうなにがなんやら。

ロールを演じるレベッカ・ローミン=ステイモスはなかなか綺麗な人。ただしスタイルは蛇女の方がいい。
ロールは悪女で、頭が切れる上にスタイルがよく、高貴な美貌を持つ。
男どもはロールの手のひらで裸踊りをする。
どうせなら最後まで巧妙な演技で男を騙し続ける悪女でいて欲しかったな。
でも、ラスト近くの白スーツ姿のロールが一番綺麗に見えたりもする。

映画の最初のビスチェ強奪シーンから引き込まれて見ていて、その後も怒涛の展開をするのだけど、疲れた。
もう一度見る気にはなれない。

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