at ギンレイホール

映画はモンティのチャルダッシュで幕開け。
ヴァイオリンのかなりの実力者である13歳の少年と、料理の上手いそのおやじの物語。
ヴァイオリン奏者として切磋琢磨して成功していく、というのに主眼があるわけではないので、音楽に関しては「感情がこもってない!」とかその程度のことしか語られない。少し不満。
少年の目がいい。知的で優しい。
ラストはいいね。ただ、ヴァイオリンの音が少し小さめで、胸の中にこみ上げかける"なにか"が膨らむこともできずに所在無いまま消えてしまった。
これは自分の中で失敗したな。嘘でもいいから胸に芽生えた種はすっきり爆発させたほうがいい。後味が少し悪いもん。
映画の中でのヴァイオリンの音量の問題だったか、劇場の音量の問題だったか。
0 件のコメント:
コメントを投稿