2003年11月5日水曜日

映画『キートンのハード・ラック』

1921年 監督:バスター・キートン
BS2録画ビデオ


BUSTER KEATON MASTERPIECIES キートンDVD-BOX

どちらかというとこっちのほうが面白かった。

キートンの映画見て、笑えるのにたまに悲しい気分になるのはなんなんだろうな。
キートンの顔のせいかな。

キートンが強盗にぶつかって転げるシーンで、へたりこんでいるキートンの顔を体格のでかい強盗の視線でカメラが映す。
その強盗を見上げるキートンの顔の無垢さには参った。


ところで、NHKで流すサイレント映画って大抵ピアノ音楽と澤登翠による活弁が入る。
最後の活動弁士澤登翠。と、誰だか知らない人のピアノ演奏。
うるさいから消音にして見た。
弁士って勝手に想像していたけど、義太夫のような語りじゃないんだねぇ。
ピアノの方は慣れればいいけど、でもたまにムショーにうるさく感じたりするんだよな。
昔フィルムセンターでサイレント見ていたときに外人さんが生でピアノ演奏してくれていた。
眠くなった。
でも映画館でサイレントを本当に音なしで見ると、静けさがなんだか気まずかったりする。
わざとらしくせきする人が何人もいたりして。

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