2011年1月9日日曜日

映画『ミレニアム2 火と戯れる女』

2009年 監督:ダニエル・アルフレッドソン
at ギンレイホール


ミレニアム2 火と戯れる女 [DVD]

ミレニアム3部作の2作目。
130分もあるから覚悟していたけど、見終わったら「あれっもう終わってしまった」という感じ。
エンドロール中に振り返ってみるといろんなシーンが思い出されて確かに130分のボリュームがあったと納得する。

前作を見ていないと何がなんだか分らない点も結構あるだろうな。
私はサディストの豚ですとか。
ミカエルとリスベットがそれぞれ事件を追いかけ、再会は引っ張って引っ張って劇的に、っていう心憎い?演出もあるし1作目から見るに越したことは無い。
ただ、1作目に比べてミステリー要素が少し薄くなってアクション要素が濃くなっているので2作目から見ても楽しめる、はず。
2作目から登場する無痛症の巨人ニーダーマンも恐ろしいしね。金的にスタンガン食らわすという必殺技を受けても平然としている怪物だが、燃え盛る倉庫の裏から人が逃げていても気付かない間抜けさとか父に従順な姿等はお茶目だ。
無痛症だからスタンガンが利かない、プロボクサーのパンチを受けても倒れない、ハイキックを首にもろに何発食らっても倒れない、っていうのは「んな馬鹿な」って話だがお茶目だからいい。

登場人物がよく覚えられなくてちょっと苦労した。
呼ばれ方がfamily nameだったりfirst nameだったりするのでフルネームで覚えないといけない。
サランデルとサンドストレムとエクストレム、ビュルマンとビョルクとかどれが誰だっけ?ってムキーとしてくる。

終わり方が余韻無しなのは3部目に続くから。
2部と3部はテレビドラマ用に制作されていたが1作目が大ヒットしたのを受けて劇場用に編集しなおして公開したらしい。
テレビドラマ用だったためか登場人物の初登場シーンに字幕で名前紹介が出たりする。
「リスベット(天才ハッカー)」だ。今回ハッカーらしいことはほとんどしていなかった気がするが。

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