東京国際フォーラムのホールC。
3階の席で少し遠いがよく見渡せる。
バックライトの中、光に包まれて幻のように登場する等、今回は少しだけ演出が凝っていた。
登場すると深いお辞儀の後に無言のままピアノに向い、一曲目から弾き語り。
しかも大好きな曲『あなたに逢いたい』。
おお、しっとり感動だ。
ギター、ベース、キーボード、ドラムにチェロのバンド構成で始まる2曲目は、ずっとライブで聴きたいと思っていた『ノラ猫みたいに』で、イントロ聞いた瞬間に驚愕と歓喜に押しつぶされそうになりながらもベースの人の手拍子煽りもぶっち無視して(すいません)なんとか声に集中していた。
「悲しい約束は 叶わないほうがいい」の叶わないの「な」で声が裏返るところが好きなんだけど、やっぱりあれはレコード録音時だけのたまたまだったっぽい。
それにしても、ちょっと太ったのかな。。。
最初の二曲だけで大分満足してしまった。
『ノラ猫みたいに』に続いて三曲目『モウイチド』。
数少ないアップテンポの曲を連続でやっちゃって最初から全開だ。
MC後の4曲目以降はもう順番忘れた。
終演後にセットリストが張り出されるだろうと思っていたら、張り出されなかった。
どのみち携帯を家に置いてきたから撮れないけどさ。
以下、順不同で思い出す限り。
『新しい私になって』『センチメンタル』『ひみつ』『一千一秒』『雨が空から離れたら』『Snow』『君の名前』『おうちを忘れたカナリア』『ムーンスター』『君まではあともう少し』『最後の羅針盤』『春の風』
『バイバイ』
全体的に思ったのは、熊木杏里は最近調子悪いのかな。
ちょこちょこ音外して安定感が無かった。
裏声じゃない高音も少し乱暴な感じに聞こえる。スピーカーのせいか席の位置のせい?
弾き語りだと神がかって歌が上手くなるけど、弾き語りは1曲目とアンコールの最後の『バイバイ』だけだった。
ピアノ伴奏やギター伴奏のみのシンプルな構成の時も少し上手くなるが、これも数少ない。
数少ない上に舞台から照射される青いスポットライトが直撃してまぶしくてしょうがなかった。
一回弾き語りだけのライブを聞いてみたいなぁ。
3階の席だったので、上方から熊木杏里に当たるスポットライトが背後の床に影を落としているのが見えて、これが非常に美しかった。
楕円の光の輪の中に熊木杏里の上半身のシルエットが収まり、あの独特な右手の動きもそのまま影に投影されるから、楕円枠の幻想的にゆらめくポートレートを見ているようで。
ライブが終わって会場内で一服した後、グッズ売り場をうろついてみる。
初のライブDVDが販売されるらしいんだよね。
開演前にチェックしたときは長蛇の列ができていて、しかも在庫が少なくなってきたので今並んでいる人全員には行き渡らないかもしれないとアナウンスしていた。
でも終演後にも少し販売する、と。
どうせとっくに売り切れているんだろうと覗いてみると、人だかりはあるけど並んでいないしまだ販売している。
ど、どうしよう・・・入場時に貰ったチラシを見ると2枚組みで8500円もするんだよな。
2枚目なんかほとんどインタビューだけっぽいし。
それで8500円か。
ここでしか買えないなんてことはないだろうしamazonあたりで安くなるまで待とうか。
でも熊木杏里のブログくらいでしかこのDVDの発売の発表が無い事が非常に怪しい。店頭販売は無いのかもしれない。
ん?オリジナルサイン入りキーホルダー付き、か。。。
といってもライブ中に在庫を取り寄せるくらいだから直筆じゃないんだろうな。。。
迷ったけど今回のライブが少しだけ消化不良な面もあったので、えいっと買ってしまった。







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