2004年9月13日月曜日

映画『眠る男』

1996年 監督:小栗康平
BS2 録画


『夏時間の大人たち』を録画したのになぜかこれが入っていた。

群馬県が人口200万人を突破した記念に作られた映画。
群馬県民の税金で製作されたってこと?

小栗監督真面目だな。年をとればとるほど芸術志向が高くなるのはしょうがないのか。
群馬の自然や町並みが鮮やかです。
僕は遠景ショットが好きなんだけど、こうも遠景ショットだらけだと人物が遠い。
自然、家、そこに生きる人、の魅力は充分描かれているから群馬県もとりあえず出来には納得しただろう。
映像にはかなりこだわっている。群馬の自然は辟易するほどの完璧な美を求めて撮らない謙虚さ、故にリアル。でもセット的なところはどれもこれも殊更に"綺麗"だったりする。
と、なんだかいい映画だと言っているのかつまらない映画だと言っているのか、文章のつながりも全くなくて分からないだろうが一つ言いたいのは、現代音楽の作曲家細川俊夫の音楽がひたすら眠気を誘って1時間近くもずっとうとうとしてしまったわけだから感想もくそもない。

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