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2020年11月7日土曜日

映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』

2018年 監督:グザヴィエ・ドラン
製作国:カナダ / イギリス
at ギンレイホール



人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が若くして死亡したというニュースが流れる。
彼には100通以上もの手紙をやりとりした文通相手がいた。
それが11歳の少年だったルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブイ)。
大スターだが母と確執があってゲイを隠していてとかいろいろ悩みをかかえながらも優しく美しい微笑みでいいヤツで少しも奢りのない青年と、母子家庭でいじめられっ子でこちらも母と少し微妙な距離ができている少年の二人の物語。

少年の母親役がナタリー・ポートマンなのね。
最近見たスカーレット・ヨハンソンもそうだけど、母親役が普通にしっくりきている年齢になったんだな。

ドノヴァンの母親の方はスーザン・サランドン。若い。

いじめっ子のバスの後部座席から煽りまくる憎たらしさとか、優しいドノヴァンがぎこちなくブチ切れるところとか、ナタリー・ポートマンの笑顔とか、ちょい役でただならぬ雰囲気を醸し出すマイケル・ガンボンとか、印象的なシーンは結構あったけど内容の詳細は忘れた。
まあ、面白かったと思う。

あとインタビュアーの、主義に合わない仕事は受けないみたいな、欧米では当たり前にこういう人いるんだろうな。
ちやほやされてる馬鹿なスターのインタビューなんてちゃんちゃらおかしいぜって感じで本も読まずに適当に仕事しようとするのがプロか。
あの説得で納得しちゃうほど軽い主義。

2017年7月30日日曜日

映画『たかが世界の終わり』

2016年 監督:グザヴィエ・ドラン
製作国:カナダ/フランス
at ギンレイホール




人気作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)は近い将来に訪れる自らの死を告げるため、12年ぶりに実家に帰郷する。
迎える家族は母マルティーヌ(ナタリー・バイ)。
兄アントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)。
アントワーヌの妻で初対面となるカトリーヌ(マリオン・コティヤール)。
幼いころに別れてあまり兄の記憶も持っていない妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)。
兄以外はルイを快く受け入れる。
12年ぶりの家族との会話、対話。
なかなか言い出せないルイ。
そんな話。

ヴァンサン・カッセルが父親役で、ナタリー・バイの若々しさは異常だけどさすがにナタリー・バイとヴァンサン・カッセルが夫婦役は無いだろうからナタリー・バイは祖母かな、とかいろいろ考えたのに、ヴァンサン・カッセルが兄役でナタリー・バイが母役だと!?
役者達をぱっと見ただけで役の親子関係が分かったら自分は特殊な感性を持っている稀有な人だと自負していいだろう。

物語のキーマンというか主役みたいなもんがヴァンサン・カッセル演じる兄アントワーヌ。
次男のルイが出ていった後家族を一家の長男として奮闘してきたとかいろんな思いがあるのだろう。
・・・にしてもひねくれすぎじゃないか?
年齢から考えてもガキかお前はと言いたくもなるけど、とにかく強烈で惹きつけられる。
的を射ているかどうかは置いておいても深読みしては常にブチ切れる。俺に同情すんじゃねぇボケが!
面白い。
たかが世界の終わり、そんなことどうでもいいんじゃいボケが!!

カトリーヌ役のマリオン・コティヤールは役柄も相まってなんであんなにキュートなんだろう。
初めの頃はルイとカトリーヌが恋仲にでもなってこじれるのかと思ったけどルイにはちょっと事情があって、それが家を出た理由にもつながっているのかな。

あと音楽は基本的にうるさかったな。

2015年10月25日日曜日

映画『Mommy/マミー』

2014年 監督:グザヴィエ・ドラン
製作国:カナダ
at ギンレイホール




施設に入院させていた15歳の息子スティーヴ(アントワーヌ・オリヴィエ・ピロン)を母親ダイアン(アンヌ・ドルヴァル)が引き取りにくるところから始まる。
なんでも施設で手が負えないくらいの暴れっぷりで強制退院みたいな形らしい。
母親はけばめで頭も悪そうな感じでなんかきついかも、と思ったけど、見終わるころにはOhマミーって感じに愛しくなっている。
スティーヴはADHDで、一度キレると母親をも殺しかねない暴れっぷりを見せるが、普段はちょっとやんちゃな少年といった感じ。
父親がいないので、母親と息子の二人三脚の生活が始まる。

この映画、画面サイズがなぜか縦横1:1になっている。
だから狭い。
構図によるのか、本来写っているはずの部分が強引に切り取られているような違和感まで感じる。
と、いっても段々慣れるんだけどさ。
途中、夢シーン等で横が広がったりして、その時の開放感がすごい。