2019年 監督:トッド・フィリップス
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
事前に予告編見ていたけど、バットマンのジョーカーが主役のエンターテインメント系映画なのかと思っていた。
それであまり気乗りはしなかったのね。
でもこの階段で赤スーツのピエロが両手上げているポーズの写真見たら俄然興味が湧いてきた。
https://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/news/?id=19
どう考えても名作じゃん。こんな写真がある映画。
で、本編見たらやっぱり面白かった。というか悲しかった。
雰囲気はアメリカン・ニューシネマに近い。
バットマンのジョーカーじゃなくてそのジョーカーに似ているからジョーカーとあだ名されたのね。
と納得していたら、調べてみるとやっぱりバットマンのジョーカーで、ジョーカーの誕生を描いたオリジナルストーリーらしい。
そういう前提で見たらまた違っていただろうな。
もう早々にバットマンのジョーカーは関係ないと思ったから、途中の展開は驚きだし、アーサーがただただ悲しい。
80年代くらいなのかな。
コメディアンを目指す青年アーサー(ホアキン・フェニックス)は脳に欠損があって、突然笑いが止まらなくなる時がある。
公共のカウンセリングを受けながらもピエロの仕事をせっせとこなして年老いた母の面倒を見る日々。
どっからどうみても心優しい男。
しかし世の中には悪意や差別がうずまいている。
社会の底辺に生き、しかもガリガリにやせ細った彼には何も抗う手段がない。
しかしある時同僚から身を守るためと言われて拳銃を渡され、そこから歯車が狂い始める。
ホアキン・フェニックスが凄まじい。
トラウマになるレベル。実際彼の表情を思い出すたびに悲しい気分になる。
あの走り方もなんだ。素じゃなくて演技でやっているなら天才か。
予告編見返していたら、ガキどもに看板奪われるときの一瞬の「ああ」っていう表情すごいな。泣きそう。
病院の出口専用のドアに何度もぶつかっていくシーンが印象的。
赤スーツ黄色ベスト緑シャツでピエロメイクって最高にかっこいい。
この完璧ファッションで楽しみにしていた階段のシーンに突入したときは、ああ、と泣きそうになったのにすぐスローモーションに入って早く終わらないかなと思っていたらそのまま階段シーンも終わってしまって消化不良だった。
消化不良といえば病院で踊っているシーンももっと見たかったんだけどなぁ。
ホアキン・フェニックスに劣らず存在感を出していたロバート・デ・ニーロ。
司会番組の登場シーンで音楽の終わりに合わせて両手を広げるおどけっぷりに笑った。
以下ネタバレ
なんといってもその死に様。
驚いた表情で一瞬にして死をさらすその姿態(死体)が最高に美しい。
まるで何百回も死んだことがあるかのようだよ。
2020年8月15日土曜日
2011年1月4日火曜日
映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
2009年 監督:トッド・フィリップス
at ギンレイホール

長いタイトルだ。
結婚式当日、新郎の友人から花嫁に電話がかかる。
だだっ広い砂漠の一本道からの電話で告げられる「花婿は欠席するかも・・・」という知らせ。
花婿が消えてしまったらしい。
なにやらミステリー。
という真面目さはオープニングだけで、ミステリーはミステリーだけどノリはハイテンションなドタバタコメディ。
バチェラー・パーティでラスベガスに繰り出した男4人が最高級ホテルのスイートで目覚めると、部屋はぐちゃぐちゃ、鶏はいるは虎がいるは赤ん坊はいるは歯がなくなっているは花婿はいないはで昨夜のはちゃめちゃぶりが伺えるのだけど、当の本人達は揃って記憶を無くしている。
分らないことだらけだけど、とにかく花婿のダグを探さないと。
手がかりを求めて昨夜の足跡を辿る衝撃の旅が始まる。
途中ちょっと飽きてきたけど、面白いのは登場人物が最悪(最高)の一夜とそれを追う旅を通して成長しているところ。
いい年のおっさん達に成長っていうのもなんだけど。
記憶を失くした夜が非日常なら非日常でこそ本当の顔がさらけ出される。
目覚めた日は非日常と日常の狭間にあり、その中間点をいったりきたり彷徨う過程で表と裏の顔が馴染んでいく。
だからその過程を経なかった行方不明の花婿ダグは代わりに黒くなった。。。
爆笑するほど笑うことはなかったけど、あのエンドロールには思わず笑ってしまったな。
ステュ(エド・ヘルムズ)
真面目で一番理知的そうな歯科医。
ただ、あのたるみきった汚い肉体を見た瞬間、速攻イメージが崩壊する。
最悪の夜に一番はっちゃけてとんでもない行為をし続けていたのはステュだった。
フィル(ブラッドリー・クーパー)
小学校の教師ながら一番下品な男。
そして一番の色男。
独身生活を謳歌していそうでいながら妻子持ちだったりする。
軽くて適当な男と思いきや、実は至極冷静で優しい男だった。
アラン(ザック・ガリフィナーキス)
花嫁の弟で、ステュとフィルと一応面識はあるという程度。
ただ、変なパンツを履いているから変な奴なんだろう。
何をしでかしたか知らないが小学校とコンビニに接近禁止命令が出ているらしい。
花婿の親友達に突然混ざっても臆すどころか勝手に乾杯の音頭を取って一匹狼の"軍団"に三匹が加わったなどとのたまう。
最終的にはフィルに憧れる可愛い奴。
ザック・ガリフィナーキスは若いのかと思ったら調べてみると実年齢は飛びぬけて高かった。
ストリッパー役でヘザー・グレアムが出ている。
いつの間にかもう40だよ、この人。
それなのになんでもないことのように普通におっぱい出している。
がん見するアラン。
あとマイク・タイソンが本人役で出演している。
予告編でドラムの音に合わせてエアドラムをした流れでそのまま殺人パンチを放つ流れが爽快だったのに、あれは予告編のみの編集だった。
このドラムが印象的な曲はフィル・コリンズの『In the Air Tonight』、らしい。
上映前の劇場のBGMで妙に懐かしい曲ばかりかかっていて、フィル・コリンズ時代のジェネシスの『インヴィジブル・タッチ』も流れていたが、『In the Air Tonight』つながりでかけていたのかな。
at ギンレイホール
長いタイトルだ。
結婚式当日、新郎の友人から花嫁に電話がかかる。
だだっ広い砂漠の一本道からの電話で告げられる「花婿は欠席するかも・・・」という知らせ。
花婿が消えてしまったらしい。
なにやらミステリー。
という真面目さはオープニングだけで、ミステリーはミステリーだけどノリはハイテンションなドタバタコメディ。
バチェラー・パーティでラスベガスに繰り出した男4人が最高級ホテルのスイートで目覚めると、部屋はぐちゃぐちゃ、鶏はいるは虎がいるは赤ん坊はいるは歯がなくなっているは花婿はいないはで昨夜のはちゃめちゃぶりが伺えるのだけど、当の本人達は揃って記憶を無くしている。
分らないことだらけだけど、とにかく花婿のダグを探さないと。
手がかりを求めて昨夜の足跡を辿る衝撃の旅が始まる。
途中ちょっと飽きてきたけど、面白いのは登場人物が最悪(最高)の一夜とそれを追う旅を通して成長しているところ。
いい年のおっさん達に成長っていうのもなんだけど。
記憶を失くした夜が非日常なら非日常でこそ本当の顔がさらけ出される。
目覚めた日は非日常と日常の狭間にあり、その中間点をいったりきたり彷徨う過程で表と裏の顔が馴染んでいく。
だからその過程を経なかった行方不明の花婿ダグは代わりに黒くなった。。。
爆笑するほど笑うことはなかったけど、あのエンドロールには思わず笑ってしまったな。
ステュ(エド・ヘルムズ)
真面目で一番理知的そうな歯科医。
ただ、あのたるみきった汚い肉体を見た瞬間、速攻イメージが崩壊する。
最悪の夜に一番はっちゃけてとんでもない行為をし続けていたのはステュだった。
フィル(ブラッドリー・クーパー)
小学校の教師ながら一番下品な男。
そして一番の色男。
独身生活を謳歌していそうでいながら妻子持ちだったりする。
軽くて適当な男と思いきや、実は至極冷静で優しい男だった。
アラン(ザック・ガリフィナーキス)
花嫁の弟で、ステュとフィルと一応面識はあるという程度。
ただ、変なパンツを履いているから変な奴なんだろう。
何をしでかしたか知らないが小学校とコンビニに接近禁止命令が出ているらしい。
花婿の親友達に突然混ざっても臆すどころか勝手に乾杯の音頭を取って一匹狼の"軍団"に三匹が加わったなどとのたまう。
最終的にはフィルに憧れる可愛い奴。
ザック・ガリフィナーキスは若いのかと思ったら調べてみると実年齢は飛びぬけて高かった。
ストリッパー役でヘザー・グレアムが出ている。
いつの間にかもう40だよ、この人。
それなのになんでもないことのように普通におっぱい出している。
がん見するアラン。
あとマイク・タイソンが本人役で出演している。
予告編でドラムの音に合わせてエアドラムをした流れでそのまま殺人パンチを放つ流れが爽快だったのに、あれは予告編のみの編集だった。
このドラムが印象的な曲はフィル・コリンズの『In the Air Tonight』、らしい。
上映前の劇場のBGMで妙に懐かしい曲ばかりかかっていて、フィル・コリンズ時代のジェネシスの『インヴィジブル・タッチ』も流れていたが、『In the Air Tonight』つながりでかけていたのかな。
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