2014年 監督:矢口史靖
製作国:日本
at ギンレイホール
「矢口史靖監督最高傑作」という予告編の謳い文句が伊達じゃなく本当に面白かった。
(まだ洗練されていない頃の『裸足のピクニック』や『ひみつの花園』の面白さを越えることはないのだろうと勝手に思っていたや)
116分飽きる間もない。
主演は染谷将太。
ドラマの「みんな!エスパーだよ!」のメガネかけた役でしか見たこと無かったから印象が違う。
ちゃちゃらした甘えん坊みたいな風貌の中にある陽気さと、ふっと覗くときがある陰気さが映画監督に人気なのかな。
伊藤英明はほとんど見たこと無かったけど、くそかっこいいなこの人。
本当に昔から林業やっているかのように様になっている。
他、男の俳優では光石研とか柄本明、近藤芳正等なかなか豪華。
で、女優陣がまた凄い。
西田尚美に長澤まさみの2大ヒロインがまさかの共演。
あと映画で初めて見た優香。(伊藤英明の奥さん役だからかしっくりくる)
こんな美人だらけの村ありえないけどあったらいいね。
原作は三浦しをんのベストセラー、らしい。
だから役名が鈴木じゃないんだな。
2014年11月2日日曜日
2011年1月3日月曜日
映画『スウィングガールズ』
2004年 監督:矢口史靖
DVD
![スウィングガールズ スタンダード・エディション [DVD]](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_uz5oW0_px-0BZHKAHXRANX1k8e3yFwUsUt_BFjuHKXG4BiKMZvQF3NSBpWAVxRD1NTCVUoOepqTVDeobw7NPwdBLmRvTr223m_5uR1DR0L_-rpxqpWBiU=s0-d)
数年前に会社の同僚に借りて、見よう見ようと思っていたDVDをやっと見る。
ネットで調べてみるとなぜかあまり評判がよくないんだな。
面白いのに。
楽譜も読めない楽器の初心者達が有能な講師がいるわけでもなく、名演奏を聞きこんでいるわけでもなく、そんなに練習している風でもないのにいつの間にか高校生とは思えないレベルのビッグバンドに成長している不思議。
指導に当たる教師はレコードマニアだが楽器未経験でかつ致命的に音楽の才能が無い。
上手くなるには唯一の経験者の拓雄君が頼りだが、彼は元パーカスで管楽器の経験が無い上に、ど下手な演奏に何も不満も湧かないほどの音痴だった。
というように上手くなる要素が微塵も無いところに突っ込みつつも、そんなことどうでもいいくらいの要素が二つある。
一つ目はなんといっても上野樹里の小憎たらしいはっちゃけっぷりで、『チルソクの夏』やジョゼの真面目さと、変人寄りだったのだめとの中間の丁度いい自由さ。
高校生の成長譚、といっても無気力で自分勝手に生きていた少女が打ち込めるものを見つけて大事な仲間も得る、ということ以外何がどう成長したのかは不明なものの、ヒロインの表情豊かな若い魅力は『ロボコン』の長澤まさみに匹敵する。
矢口映画のヒロインは西田尚美しかいないと思っていたけど上野樹里もぴったりだ。
二つ目は矢口史靖独特のリズム感で、それがストーリーの突っ込みどころにもなるのだけど、とにかく場面展開の素早いリズム感が心地いい。
短いカットの中にも強烈なキャラクターの登場人物達がシーンの隅々で何気なくかつ奔放に動いていて結構濃密だったりもする。
お得意の人形を使ったギャグもあり。
そして基本的には馬鹿ノリで紡がれる矢口監督の演出にはめずらしく、それまでのノリが一変して時間が止まったかのように静謐になる短いシーンがある。
このシーンの上野樹里の美しいこと。
滅茶苦茶かわいいというわけでもない上野樹里がその生涯を通して一番美しい顔した瞬間だったんじゃないかと思うくらい神秘的なシーン。
この唯一の異質なシーンが作品全体に楔のように作用して、軽妙なノリの奥に潜む隙間をじわじわ埋めていくから作品が重層的になり面白くなっている。
このシーンがなかったら『ウォーターボーイズ』みたいにパッと見てパッと楽しんでパッと忘れてしまったかもしれない。
最後の演奏シーンは絶対吹き替えだと思っていた。
部活で3年間みっちり練習してもこれほど吹けるようになる人は稀なのに、撮影で初めて楽器を手にしたと思われる出演者達がこんなに吹けるようになるわけがない。
ただ、指使いとかアンブシュアとか本当っぽく様になっているなぁと思っていたら、様になっているどころか本当に彼女達が演奏していたらしい。
クランクイン前から練習していたというが、それにしても驚きだ。
このDVDは特典で監督や出演者の解説が副音声で聞けるようになっている。
しかも2パターン。
105分丸まる付いているから後2回見なくては。
見終わってからそういえばこの映画は松田まどかが出ていたはずと思って見直したら、本当に全く目立たない役でバリトンサックス吹いていた。
ファミリーマートが印象的な名作『NAGISA なぎさ』でデビュー作ながら主役張っていたのになぁ。
DVD
数年前に会社の同僚に借りて、見よう見ようと思っていたDVDをやっと見る。
ネットで調べてみるとなぜかあまり評判がよくないんだな。
面白いのに。
楽譜も読めない楽器の初心者達が有能な講師がいるわけでもなく、名演奏を聞きこんでいるわけでもなく、そんなに練習している風でもないのにいつの間にか高校生とは思えないレベルのビッグバンドに成長している不思議。
指導に当たる教師はレコードマニアだが楽器未経験でかつ致命的に音楽の才能が無い。
上手くなるには唯一の経験者の拓雄君が頼りだが、彼は元パーカスで管楽器の経験が無い上に、ど下手な演奏に何も不満も湧かないほどの音痴だった。
というように上手くなる要素が微塵も無いところに突っ込みつつも、そんなことどうでもいいくらいの要素が二つある。
一つ目はなんといっても上野樹里の小憎たらしいはっちゃけっぷりで、『チルソクの夏』やジョゼの真面目さと、変人寄りだったのだめとの中間の丁度いい自由さ。
高校生の成長譚、といっても無気力で自分勝手に生きていた少女が打ち込めるものを見つけて大事な仲間も得る、ということ以外何がどう成長したのかは不明なものの、ヒロインの表情豊かな若い魅力は『ロボコン』の長澤まさみに匹敵する。
矢口映画のヒロインは西田尚美しかいないと思っていたけど上野樹里もぴったりだ。
二つ目は矢口史靖独特のリズム感で、それがストーリーの突っ込みどころにもなるのだけど、とにかく場面展開の素早いリズム感が心地いい。
短いカットの中にも強烈なキャラクターの登場人物達がシーンの隅々で何気なくかつ奔放に動いていて結構濃密だったりもする。
お得意の人形を使ったギャグもあり。
そして基本的には馬鹿ノリで紡がれる矢口監督の演出にはめずらしく、それまでのノリが一変して時間が止まったかのように静謐になる短いシーンがある。
このシーンの上野樹里の美しいこと。
滅茶苦茶かわいいというわけでもない上野樹里がその生涯を通して一番美しい顔した瞬間だったんじゃないかと思うくらい神秘的なシーン。
この唯一の異質なシーンが作品全体に楔のように作用して、軽妙なノリの奥に潜む隙間をじわじわ埋めていくから作品が重層的になり面白くなっている。
このシーンがなかったら『ウォーターボーイズ』みたいにパッと見てパッと楽しんでパッと忘れてしまったかもしれない。
最後の演奏シーンは絶対吹き替えだと思っていた。
部活で3年間みっちり練習してもこれほど吹けるようになる人は稀なのに、撮影で初めて楽器を手にしたと思われる出演者達がこんなに吹けるようになるわけがない。
ただ、指使いとかアンブシュアとか本当っぽく様になっているなぁと思っていたら、様になっているどころか本当に彼女達が演奏していたらしい。
クランクイン前から練習していたというが、それにしても驚きだ。
このDVDは特典で監督や出演者の解説が副音声で聞けるようになっている。
しかも2パターン。
105分丸まる付いているから後2回見なくては。
見終わってからそういえばこの映画は松田まどかが出ていたはずと思って見直したら、本当に全く目立たない役でバリトンサックス吹いていた。
ファミリーマートが印象的な名作『NAGISA なぎさ』でデビュー作ながら主役張っていたのになぁ。
2008年12月30日火曜日
映画『ハッピーフライト』
2008年 監督:矢口史靖
at キネカ大森
なんか映画でも見に行こうと思って久しぶりに大森へ。
駅前がコンビニになっていたりBOOK OFFが出来ていたりと大分変わっている。
でも西友はそのまま。
![ハッピーフライト (田辺誠一、綾瀬はるか 出演) [DVD]](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_vJlrnIZoHfLkWEWgkp6cSe9y-oUGPQuD8ax2COsLSZK3qbI0tcV9YU4Bopb1RYIRiYdnHTTQLjN6rTGfW7CbFgYHEWs-9wQl2eB25EP8lGPHY6C1uylVrZlQJQWE-9G8Q=s0-d)
ANA全面協力の下撮影された航空業界の舞台裏。
機長とCAが繰り広げるコメディかと思っていたら、グランドスタッフやら整備士やら鳥を追っ払う人だとか、飛行機飛ばすのに関わるありとあらゆる人達が描かれる。
登場人物多いのに各人の魅力が簡潔に笑いとともに描かれていくから見やすい。
笑ってはらはらして拍手して、なかなか楽しかった。
機長昇進の最終訓練で乗り込んだ鈴木役(お約束の名前)に田辺誠一。
徹底的に頼りない感じに描かれるのだけど、機長昇進の試験を受けるくらいだからそれなりの技術は持っている。
最後の方は気づいたら頼りになるかっこいい男になっているという罠。
新人CAに綾瀬はるか。
いや、もう表情豊かでかわいいねぇ。
先輩CAに吹石一恵。
グランドスタッフに田畑智子。
子供の頃の可愛さはとっくの昔に消えうせたものの、やっぱりこの人が映画に出ているとなんか落ち着く。
いろんな意味で安心するというか。
ちなみに同じくグランドスタッフに平岩紙。
他、時任三郎や岸部一徳やベンガル、田中哲司、中村靖日などなど。
ゲスト出演含めるとまだまだたくさん。
寺島しのぶはとりあえず見なかったことに。
at キネカ大森
なんか映画でも見に行こうと思って久しぶりに大森へ。
駅前がコンビニになっていたりBOOK OFFが出来ていたりと大分変わっている。
でも西友はそのまま。
ANA全面協力の下撮影された航空業界の舞台裏。
機長とCAが繰り広げるコメディかと思っていたら、グランドスタッフやら整備士やら鳥を追っ払う人だとか、飛行機飛ばすのに関わるありとあらゆる人達が描かれる。
登場人物多いのに各人の魅力が簡潔に笑いとともに描かれていくから見やすい。
笑ってはらはらして拍手して、なかなか楽しかった。
機長昇進の最終訓練で乗り込んだ鈴木役(お約束の名前)に田辺誠一。
徹底的に頼りない感じに描かれるのだけど、機長昇進の試験を受けるくらいだからそれなりの技術は持っている。
最後の方は気づいたら頼りになるかっこいい男になっているという罠。
新人CAに綾瀬はるか。
いや、もう表情豊かでかわいいねぇ。
先輩CAに吹石一恵。
グランドスタッフに田畑智子。
子供の頃の可愛さはとっくの昔に消えうせたものの、やっぱりこの人が映画に出ているとなんか落ち着く。
いろんな意味で安心するというか。
ちなみに同じくグランドスタッフに平岩紙。
他、時任三郎や岸部一徳やベンガル、田中哲司、中村靖日などなど。
ゲスト出演含めるとまだまだたくさん。
寺島しのぶはとりあえず見なかったことに。
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