2017年 監督:リテーシュ・バトラ
製作国:イギリス
at ギンレイホール
狭い店で中古カメラ店を経営しながら年金生活を送るトニー(ジム・ブロードベント)。
ある日一通の手紙が届く。学生時代の初恋の女性ベロニカの母親が亡くなり、一冊の日記がトニーに遺贈された、というもの。
ベロニカとは何十年もあっておらず、しかもその母親(一度しか会っていない)からの遺贈とは何なのか?
ほろ苦い青春の思い出に浸りながらトニーはこの奇妙な出来事に関心を寄せていく。
前半はかったるくてうとうとしてしまったが、なかなか面白かった。
主人公のトニーはあからさまでなく微妙に嫌な奴として描かれ、そのちくちくとした仕込みが後半の真相につながる。
シャーロット・ランプリングはあの三白眼が最近少し苦手になってきていて、どんな映画でもその存在感と表現力で魅了してくれる存在だけにちょっと悩ましいところ。
この映画でも複雑な過去の鎖を背負った女性を静謐な演技で見せてくれるけど、若き日のベロニカ(フレイア・メイヴァー)と1mmも似ていないところが痛い。
年取って三白眼にはならない。
この役は薄幸そうな美少女が薄幸に年老いたような風貌の女優さんの方がよかったな。ぱっと女優名が出てこないけど。
2018年7月8日日曜日
2014年12月30日火曜日
映画『めぐり逢わせのお弁当』
2013年 監督:リテーシュ・バトラ
製作国:インド/フランス/ドイツ
at ギンレイホール
インドには家庭の出来立て弁当をオフィスに届けるサービスがあるらしい。
このサービスに携わる人たちをダッバーワーラーといい、毎日20万個のお弁当を5千人のダッバーワーラーが宅配している。
その宅配システムはハーバード大学のおえらいさんが研究に来たとかで、誤配送の確立は600万分の1だと。
そんな奇跡的確立で発生した誤配送から始まる物語。
・・えっ、どっかに奇跡って書いてあったから拝借してそう書いたけど1ヶ月に1個だな。
歌わない、踊らない、そして舞台はインドながら落ち着いた映像は数々のイラン映画の名作を見ているような雰囲気。
特に食堂でのサージャン(イルファン・カーン)の座姿が絵になる。
物語は淡々と進んでいくけど一つ一つ味があって、徹底的に声でしか出演しない上の階のおばちゃんとか、胡散臭さしか感じない(実際胡散臭い)が熱い男シャイクとか、最初と最後の子供たちに対するサージャンの対応の変化とか、バルコニーから見える向かいの建物の円満な家族とか。
なかなか面白かった。
イルファン・カーンはどっかで見たことあるなと思ったら『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の成人パイ役の人だった。『スラムドッグ$ミリオネア』や『ダージリン急行』にも出ている。
製作国:インド/フランス/ドイツ
at ギンレイホール
インドには家庭の出来立て弁当をオフィスに届けるサービスがあるらしい。
このサービスに携わる人たちをダッバーワーラーといい、毎日20万個のお弁当を5千人のダッバーワーラーが宅配している。
その宅配システムはハーバード大学のおえらいさんが研究に来たとかで、誤配送の確立は600万分の1だと。
そんな奇跡的確立で発生した誤配送から始まる物語。
・・えっ、どっかに奇跡って書いてあったから拝借してそう書いたけど1ヶ月に1個だな。
歌わない、踊らない、そして舞台はインドながら落ち着いた映像は数々のイラン映画の名作を見ているような雰囲気。
特に食堂でのサージャン(イルファン・カーン)の座姿が絵になる。
物語は淡々と進んでいくけど一つ一つ味があって、徹底的に声でしか出演しない上の階のおばちゃんとか、胡散臭さしか感じない(実際胡散臭い)が熱い男シャイクとか、最初と最後の子供たちに対するサージャンの対応の変化とか、バルコニーから見える向かいの建物の円満な家族とか。
なかなか面白かった。
イルファン・カーンはどっかで見たことあるなと思ったら『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の成人パイ役の人だった。『スラムドッグ$ミリオネア』や『ダージリン急行』にも出ている。
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