2026年5月3日日曜日

映画『スペースバンパイア』

1985年 監督:トビー・フーパー
製作国:イギリス / アメリカ
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ハレー彗星の調査にあたっていた宇宙船チャーチル号は謎の宇宙船を発見する。
内部を探索すると、そこには完全な人型をした男性2体、女性1体がコールドスリープのような状態で安置されていた。
せっせと持ち帰るクルー達。
しかしその後チャーチル号はしばらく音信不通となり、一か月後に発見されたときには船内にクルーの姿はなかった。

B級にいきそうでいかないすれすれを飛行する一大スペクタクル。
SF要素あり、ホラーあり、サスペンスにアクション、ゾンビ、ロマンス?、エロ、全てある。おっさん同士のキスシーンまである(それはいらない)
SFXがだいぶ凝っていて、特殊メイク、クリーチャー人形、ストップモーション、ミニチュア模型等々なかなか見ごたえがある。
そのSFXに匹敵する見どころがマチルダ・メイ。妖艶な美貌とグラマーで美しい裸体。登場シーンのほとんどがまっぱという。。
金と人と時間と叡智を大量に使ったSFXと文字通り裸一貫で張り合っているのはすごいことだ。


2026年4月19日日曜日

映画『欲しがり奈々ちゃん 〜ひとくち、ちょうだい〜』

2021年 監督:城定秀夫
製作国:
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城定監督の昔のエロVシネかと思っていたら結構新しい。
ポレポレ東中野の城定監督特集で『扉を閉めた女教師』と共に劇場公開されたらしい。

ストーリー自体はそれほど面白かったわけではないけど、最後にちょっとしたどんでん返しがあるっていうので70分として普通によくまとまっている感じだった。コメディ要素も楽しいし。

主演の架乃ゆらは冒頭の面接待ちの表情から凄くいい。
ちょいちょい素人っぽい演技も多くみられるものの、その存在感の魅力が補って余りある。

他の出演者もなんか有名な人なのかと思うくらい雰囲気あるな。守屋文雄、稲森誠とか。

走っているシーンのドリーは好き。

もう一本の方も今度見てみよう。

2026年3月29日日曜日

映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』

2024年 監督:阪元裕吾
製作国:日本
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たぶん一作目を超えることはもうないだろうとは思うが、三作目にしてシリーズものとしての安定期に入った感じがする。
高石あかりは朝ドラ主演したりとあれよあれよと人気女優になっていったな。
脱力系の笑いが嫌いなので二作目以降のちさとのキャラがどうも苦手。
作を追うごとにコメディ演技が過剰になっているよな。
ただ、三作目はアクション多めの日常系少な目なのであまり気にならない程度だった。
敵役に池松壮亮。
登場時は肉襦袢来ているのかと思ったw
運動神経がいいのかかなり動けて戦闘シーンもなかなかのもの。

他、前田敦子、大谷主水(元テコンドー選手らしい)等。
Youtuberのカルマはなかなかよかった。

2026年3月22日日曜日

映画『五億円のじんせい』

2019年 監督:文晟豪
製作国:日本
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高校生の青年のロードムービーもの。あまり移動はしないけど。
それにしても世間知らずというか怖いもの知らずというか、流れるように社会の裏側に足をつっこんでいく。
週刊誌記者にでもばれたらひどいことになりそうではある。
予告編はあまり見ない方がいいかもしれない。

出会いと別れを繰り返し、さらっと童貞を捨て、ちやほやされているだけのおぼっちゃんは同級生がガキに思えるくらい大人の風格を纏うのであった。
なのに当初の予定をまだ実行しようとするのかい!って思った。

主演望月歩。ぼっちゃん顔がよく似合う。
病院のお姉ちゃんに山田杏奈。子供時代の病院屋上シーンはなかなか尊い。
主人公の母親役のおばさんよく見たら西田尚美だった。
他、平田満、諏訪太朗、水澤紳吾、坂口涼太郎、松尾諭等

2026年3月14日土曜日

映画『タロウのバカ』

2019年 監督:大森立嗣
製作国:日本
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合う合わないが明確に分かれそうな映画。
面白いのか面白くないのかよくわからない映画でもあった。
私の場合どちらかというと不快感が勝っている。
社会からはじき出された少年達、未来を見ていない無敵状態の彼らの刹那的なあがきが描かれていくのだけど、それが一瞬のきらめきで輝いて見えればまだいいのだが、ひたすらに不快な苦しさだけがある。
河原で白マスクの演劇集団が出てきたときは昔のATG映画みたいな雰囲気になるし、この映画の方向性が分からなくなって混乱する。
あと皆ぼそぼそ喋るから半分くらいセリフが分からなかったw

冒頭本物の障害者の人たちがたくさん出演しているのね。
脚本とはいえ役者が結構な暴言を吐く。
本物の人たち使う必要ある?って思うけど、この不快感はこの映画の覚悟の表れかもしれない。真正面から描いていきますよっていう。(それが面白いかどうかは別)

主演菅田将暉と仲野太賀とYOSHI。
YOSHIが雰囲気あってかなりいい。歌手俳優モデルと幅広く活躍していたらしい。2022年バイク事故で逝去。
賛否両論ありそうな映画だけどYOSHIの唯一の映画出演作として貴重な気がする。
あと、植田紗々という子が意味もなく(しかもシーンとして唐突に)脱いでいる。

2026年2月22日日曜日

映画『Sin Clock』

2022年 監督:牧賢治
製作国:日本
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中華料理店の回転テーブルを取り囲んで食事するやくざ風の男たち。
一癖も二癖もありそうな雰囲気をもった男たちで、ただ食事しているだけなのに異様な緊張感がある。
この緊張感を増幅しているのはずっと鳴り響いている不協和音みたいな音で、普通ならこういう音の使い方嫌いなんだけど(映像だけで魅せろと思う)、映画の冒頭で誰がなんなのかも知らない状況だとこの音はかなり効果的だった。
なにより開始数秒でこの引き込み方は凄いこと。
タイトルバックのあとで何やら過去編へ。
なにがどうなったらやくざの会席になるのか意味の分からないほどの日常。
この日常の描き方もまたうまい。
クライアントに謝罪にいっているシーンとか窪塚坂口風太郎の3人の居酒屋のシーンとか。
謝罪シーンはこいつら俳優だし企業の仕事なんて一切知らない奴らだぜと思わないと心が折れそうだったw

予告編貼っておきながらなんだけど見ない方がいいかもしれない。
日常シーンや生活のドラマだけでだいぶ質が高いのに、冒頭シーンからすると何やら非日常にも足を踏み入れるらしいっていうわくわくが予告編見ると薄れそうな気がするから。
で、後半もまたどきどきのサスペンスのがっつりエンタメで面白かったー。

主演窪塚洋介。
同僚に坂口涼太郎と葵揚。
葵揚は目力つよ。朝ドラの舞い上がれに出ていた人か。
タクシー会社の先輩に風太郎。舞台中心の俳優さんかな。リアルすぎて本物のタクシー会社の人連れてきたのかと思った。
キャバ嬢橋本マナミ。
めっちゃ怖いやくざにJin Dogg。ラッパー。怖い。
あと般若がちょい役で出ている。ちょい役すぎて気づかなかった。ヒットマンの一人。

牧賢治か、まだ二本しか映画撮っていないみたいだな。
というかクリエイティブ・ディレクター?何者なのか。。

2026年2月7日土曜日

映画『メダリオン』

2003年 監督:ゴードン・チャン
製作国:香港 / アメリカ
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ハリウッド進出後のジャッキーの香港 / アメリカ合作映画。
ファンタジー要素のある真面目なアクションコメディかなと思っていたら、たぶん意図せずド級のコメディになっている。
始まりこそ真面目な雰囲気なのに、相棒役ワトソン(リー・エヴァンス)の突入シーンで一気にコメディになるので戸惑ってしまった。
ワトソンがジムキャリーみたいな雰囲気のコメディを見せることを中心にして、古き良き香港映画のテイスト(2000年代にやるものではない)とアメリカ映画の雰囲気がごっちゃになってなんとも薄っぺらいことになっている。
ツイスト・アンド・シャウトのBGMで送る楽しいホームパーティーシーンなんかみていると、香港映画だけでなくアメリカ映画の懐古趣味でもありそう。

ワトソンがナイフでジャッキーをぶすぶす刺しているシーンは笑った。
あとラストの超高速で走る二人もなかなかのもの。

ジャッキーの街中のアクションがワイヤーアクションになっているのはかなり興ざめする。もうジャッキーじゃなくても誰でも超人だよ。
ただ、10mはありそうな高い鉄門をするりとよじ登ってすり抜けるアクションだけはかっこよくて、この映画のハイライトになっている。

2026年1月31日土曜日

映画『こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコビック物語~』

2022年 監督:エリック・アペル
製作国:アメリカ
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アコーディオン奏者を目指す少年の成功譚かな、と思ったら替え歌によるパロディで人気になるうえ、実名で登場する有名人がコケにされまくっているし、段々とぶっとびが加速してランボーみたいになっているしでやりたい放題のコメディだった。
で、アル・ヤンコビックって実在の人だったんだね。。しかも世界的にめっちゃ有名で、日本でも俺たちひょうきん族に出演していたりなんかもしている。(Youtubeで見た時最初AI画像かと思ったw)
そうか、まじ知らなかった。
エンドロールで自伝物によくあるご本人画像とか流れて、よくこんなん作ったなと思ったら本当に本人だったのかw
いや、違うわ。少年期は本物かもしれないけど段々雑なコラだった。
ミックジャガー、デビッドボウイ、ポールマッカートニーと写っている写真も偽物かな。

自分の人生もパロディーにして、というか有名ミュージシャンの伝記物のパロディーなのか。
ぶっ飛び具合が面白いんだけど、マドンナとかに怒られないのだろうか。。
クイーンのベーシストのジョンディーコンも不憫w 笑えた。
ダリとかウォーホールとか、もう実名でそっくりさんのオンパレードなんだけど、普通に映画の役だと思って見ていた人たちも皆実在の人物のようだった。
ウルフマン・ジャックとかドクター・ディメントとか。
80年代アメリカのカルチャーに精通している人ほど楽しめそうだ。

みるとよく知らないけど有名な人がそっくりさん演じたりカメオ出演しているみたいね。

主演はダニエル・ラドクリフ!むきむき!

2026年1月24日土曜日

映画『ウォールフラワー』

2012年 監督:スティーヴン・チョボスキー
製作国:アメリカ
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内気な少年チャーリー(ローガン・ラーマン)は高校生になった。
高校では友達を作りたいと思っているがなかなかうまくいかず、結局いつものように独りぼっちになる。
しかしフットボールの観客席で、陽気な青年パトリック(エズラ・ミラー)に勇気を出して声をかける。
気さくに話してくれるパトリック。いい奴だ。
チャーリーはパトリック、そしてパトリックの義妹のサム(エマ・ワトソン)達とつるむようになり、人生が明るく転じていく。
小説家でもあるスティーヴン・チョボスキーのベストセラー青春小説の本人による映画化。
それぞれ闇や問題を抱えながらも、前向きに手探りしながら明るく進んでいく少年少女達。喜びも悲しみも感情を溢れさせて謳歌していく。まさに青春小説って感じ。
なかなか面白かった。

時代設定がよくわからないのだが、ブラウン管テレビに音楽はカセットテープってところからそこそこ昔っぽい。
音楽好きを自称するサムがデビッドボウイのHeroesを知らないってところからHeroesのリリース辺りなのかな。調べたら1977年だ。時代設定はそこまで昔ではないような気もする。。
小説のWikiだと1991年ってなってるな。うーん。

チャーリーは1年生でパトリックやサム達は上級生なんだよね。先輩後輩とかってないのかな。

2026年1月17日土曜日

映画『オーダー 』

2024年 監督:ジャスティン・カーゼル
製作国:アメリカ / イギリス / カナダ
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80年代が舞台で原作はノンフィクション小説。
白人至上主義のテロ集団とFBI捜査官の戦いが描かれる。
なんかめっちゃ面白かった。
派手なアクションがあるとか、謎解きがあるとか、そういうんじゃなくて、ニコラス・ホルト演じる犯人側とジュード・ロウ演じるFBI捜査官側が交互に淡々と描かれていく。
だけなんだけど、面白いのよこれが。
派手じゃないけど程よい緊張感の犯罪シーンや追いかけっこに、そこそこちゃんと描かれる人間ドラマのバランスがちょうどよくてさ。

アラン・バーグのシーンの演出はなかなかいい。車のドアにカメラくくりつけてあって、ドアを開くと視点も動いて銃を持った犯人が映し出される。

最初どいつがボブか分からず。
一番下っ端そうな若者がボスのボブだとは思わなかった。でも段々と演じたニコラス・ホルトが醸し出す純粋な狂気とカリスマ性がぴったり一致してくる。

ジュード・ロウは老けたな。いぶし銀のFBI捜査官がよく合っている。筋肉むきむき。