2010年 監督:チャン・イーモウ
製作国:中国
at ギンレイホール
文化大革命の時代に生きた青年と少女の恋愛物。
ストーリーで泣くことはまず無いのだが、これはちょっと涙出そうになった。
ラストのあのメイクは反則すぎる。
プラトニックを貫こうとしたのは彼女の将来を思ってか。
場面展開がテロップで行なわれたりしているのがサイレント映画風で、実際セリフもそんなに多くないので雰囲気に合っている。
セリフは少ないけど些細な動作や小道具や音で、感情豊かに綴られていく。
特にジンチュウの足の包帯を巻きなおしてやるスンの傍らで、ジンチュウの母親が立てる内職の音が印象に残る。
チャン・イーモウはこのブログを調べてみると2004年に見た『HERO』一本しか引っかからないから、相当久しぶりだ。
最近は変なのしか撮っていないらしいから原点回帰みたいな感じなのかな。
中国の農村のシーンが抜群に良くて、直前に見た『シャンハイ』でごみごみした映像を見させられた分、凄く安心して落ち着く。
今回のギンレイのプログラムはおそらくコン・リーつながりだと思うが、農村風景を見ていると、こういう長閑な農村地帯で静かに力強く命を躍動させていたコン・リーが、時を経て『シャンハイ』という輪郭のぼやけた映像世界に現れていたのかと思うと不思議な感慨がある。
ジンチュウを演じた主演女優のチョウ・ドンユイは何千人もの中から抜擢されたらしい。
有名になるかな。モウガール。
2012年1月15日日曜日
2004年7月28日水曜日
映画『HERO』
2002年 監督:チャン・イーモウ
BS2 録画

『真田風雲録』の猿飛佐助を越える人外の化生、ムーミン、あ、ウーミンが主人公。
ウーミンはこれまた人間を軽く超越した刺客であるチャンコン、ツァンジェン、フェイシエの三人を討ち果たしたために後の秦の始皇帝に謁見する事が出来たのね。
それぞれ最強の刺客であった三人が無名の男によって倒されたってところに興味を示した秦王はウーミンに経緯を聞きだす。
ウーミンの語りと秦王とのやりとりから真相が二転三転していく。
BS2 録画
『真田風雲録』の猿飛佐助を越える人外の化生、ムーミン、あ、ウーミンが主人公。
ウーミンはこれまた人間を軽く超越した刺客であるチャンコン、ツァンジェン、フェイシエの三人を討ち果たしたために後の秦の始皇帝に謁見する事が出来たのね。
それぞれ最強の刺客であった三人が無名の男によって倒されたってところに興味を示した秦王はウーミンに経緯を聞きだす。
ウーミンの語りと秦王とのやりとりから真相が二転三転していく。
なんか始め、ギャグで撮ってるのか真面目なのかわかんなかった。
殊更に美しく見せようとしている鮮やかな映像やら、微妙にちゃっちいCGやら。
CGと言えば書道塾を襲った大量の矢のCGなんかあれはギャグなんだろうな。
矢の飛行する様をカメラが同じスピードで矢と一緒に追って行ったりとか。その時の矢は一直線に飛ばず不安定にありえないくらいゆらゆら揺れているし。
ところでこれ、日本語吹き替えで見ちゃった。
BS2って基本的に映画は字幕なんだけど、たまにヒット映画などは吹き替えで放映していたりする。
秦王の声は良かったけど、後はどうも馴染めない。特に女性の吹き替えが僕には耐えられなかった。
マギー・チャンやチャン・ツィイーの吹き替えされたおばさん声はひどいよ。
・・・ギャグかと思った理由の多くはもしかしたら吹き替えだったからなのかなぁ。
カンフー映画好きな僕としてはそれでもまあまあ面白かった。
一番の見所だったジェット・リーとドニー・イェンの戦いが映画冒頭で繰り広げられ、あっという間に終わってしまったからちょっと拍子抜けしたけど。
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