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2006年11月22日水曜日

映画『暴れ豪右衛門』

1966年 監督:稲垣浩
BS2 録画


10年位前に大井武蔵野館で見て、懐かしかったので録画。
50年代くらいの作品だと思っていたけど66年だったのか。
ストーリーは全く覚えてなかったのだけど、最後まで見てそういえばこんな中途半端なラストだったなと思い出す。

豪放磊落な郷士の頭豪右衛門はまさに三船そのもの。
46歳くらい?騎馬のシーンといい凄く生き生きしている。
談合シーンや合戦シーン等の奔放なカメラワークも三船と共に力に溢れていて楽しい。
村の焼き討ちシーンの燃え盛る炎は圧倒的。見事な燃えっぷり。

2004年8月29日日曜日

映画『稲妻草紙』

1951年 監督:稲垣浩
BS2 録画


作品中の恋慕の図式
木暮実千代(1918生)→阪東妻三郎(1901生)→田中絹代(1909生)→三国連太郎(1923生)

実年齢がばらばらのくせにたいして違和感が無い。
田中絹代なんか42歳くらいだったのか。三国の恋人役でも自然に見えるから凄い。

そういえばバンツマが喋っているのって初めて見たかもしれない。サイレントでしか見たこと無かったから。
しっかし驚いた。見事なまでの男っぷりで。
それは例えば石原軍団とか北島一家のような美学に基づいた男らしさでは無くて、バンツマという人間が自然に醸し出している男らしさなのだ。
繊細な柔らかさと熱い力強さが同居する。
時に少年のように純粋で時に全てを射抜くような視線を放つぎょろっとした目。
柔和な表情とおどけながらもきりっとした立ち居振る舞い、セリフ回しの妙と優しい声。
男だのぉ。

若造で生意気な三国なぞお強いバンツマさんがぶっ倒してくれるかと思いきや、三国も結構いい奴で、しかもバンツマより三国の方が強いという設定みたいで、なんか不満。

ラストの立ち回りはスピード感よりじりじりと詰め寄るどちらかといえば地味な立ち回りだった。
バンツマも圧倒的強さでばったばったと斬り倒すことも無く、例えどれほど強かろうが三人以上と戦えば無傷でいられるわけが無いという現実に近い戦い。
いや、むしろバンツマはそんなに強い侍という役ではなかったのかなぁ。

ちなみにタイトルは監督の名前とバンツマの名前を合わせて作ったってどこかで読んだ。
あと若い頃の進藤英太郎はやせていた。

2003年10月3日金曜日

映画『宮本武蔵3部作』

1954年 監督:稲垣浩
BS2 録画


宮本武蔵 DVD-BOX

三船版。
三船むっつり武蔵は女を泣かすは泣かすは。
しおらしい美女八千草薫やキューティー岡田茉莉子は登場するたびに泣いている。

なんか許せん。

岡田なんかつれない武蔵を追い求めているうちに女郎にまでなっているし。

女の執念。
恋の為なら他人が死のうと知ったこっちゃない。
男の場合はそんな自分を意識的に捉えて酔うのだろうが、女の場合はもっと根源的なところ、蛇のような執念でそれをやる。
そんなときの女の顔の美しさ。

あと、佐々木小次郎が鶴田浩二なんだな。
これがまたかっこいいんだな。

ちなみに3部作のうち1部は4年位前に見て、2部はビデオに録っていたやつを昨日見て(前半部分は録り逃して見てない)、3部を今日見た。