子役ジョデル・フェルランドのために作られた映画だな、これは。ジョデル・フェルランドは凄く可愛らしくてしかも大人っぽい色気もあるのだけど、段々野暮ったくなってくる。だってひっきりなしに一人で喋りまくるんだもん。喋りまくりジョデル・フェルランドの妄想一人空間に中盤からはディケンズ(ブレンダン・フレッチャー)という障害を持って脳手術を受けた男が加わるからきつい。眠気に襲われるたびに突如挿入される電車や爆発の轟音。ね、寝かしてもくれないのか~。
ファンタジーにもホラーにもコメディにもブラックユーモアにも兄弟愛にも成り損ねたまま117分ごたごた進んでいく感じ。ヒース・レジャーが塔のてっぺんの傾斜のある屋根に立つシーンは高さが怖い。