2008年2月3日日曜日

映画『オリヲン座からの招待状』

2007年 監督:三枝健起
at ギンレイホール


オリヲン座からの招待状

離婚直前の中年夫婦(田口トモロヲ、樋口可南子)のもとに、京都の小さな映画館オリヲン座から招待状が届く。オリヲン座は閉館を迎えようとしていた。
時はさかのぼり、戦後間もないころ、松蔵(宇崎竜童)とトヨ(宮沢りえ)の夫婦が経営しているオリヲン座に留吉(加瀬亮)という青年が転がり込む。
留吉が仕事を覚えてきたころ、松蔵が病に倒れる。
ミスターストイック留吉。プラトニック留吉。

松蔵亡き後、留吉とトヨの関係やテレビ時代の不況や周りからの不当な風当たりなど、問題を山積みにしておきながら何の解決もしないまま冒頭の中年夫婦がでしゃばってきて全てが曖昧になる。
ストーリーはそんな感じで中途半端なんだけど、別にそれはまあどうでもいい。
とにかく宮沢りえがよかった。たぶん僕は『ぼくらの七日間戦争』以来一作も出演作を見てないのだけど、なんかいつのまにか凄い女優さんになっていたのだねぇ。
1950年代ころまでの日本の女優さんが持っていた雰囲気に似ている。なんというか観念的な表現しかできないけど神秘的な魂みたいなもの。
泣けるようなシーンは特になかったのだけど、最後の最後のフィルムだけは泣かされる。そこには人一人の人生と思い出と長い時間の流れが全て詰まっていて。

ちなみに後で知ったけど宮沢りえが年食ったあとの役を演じたばあさんは瞳が最高にキュートだったあの中原ひとみさんだったのね。

映画『自虐の詩』

2007年 監督:堤幸彦
at ギンレイホール


自虐の詩ナビゲートDVD いつまでも七転八倒 ~森田幸江 篇~

ケイゾク、トリック、『さよならニッポン! GOODBYE JAPAN 』の堤幸彦。
主演は中谷美紀と阿部寛。
元やくざで無口でプー太郎の阿部寛と彼に献身的に尽くす中谷美紀。
ちゃぶ台返しがハイスピードカメラのスロー映像なんだけど、中谷美紀がちゃんと飛び散る飯に付いて行っている・・・合成?
冒頭、連続で繰り返されるちゃぶ台返しで二人のキャラや関係が分かるから、もう何の展開もしないんじゃないかという気分になるのだけど、一応話は展開されていく。
なんといっても中学時代シーンの熊本さんがかなりいかしている。つえーし優しいし健気だしかわいいし。

2008年1月27日日曜日

映画『舞姫』

1951年 監督:成瀬巳喜男
BS2 録画


新年一本目。

舞姫、だけど原作は森鴎外の、じゃなくて川端康成。
主演高峰三枝子。
高峰三枝子は脇役でちょろっとしか見たことないのだけど、中心に据えてまじまじ見るとその魅力に引き込まれる。
気品のある風貌で一見無表情にも見えるのだけど、顔の角度と視線のちょっとした変化だけで感情がぶわっと表出するからぞくぞくする。

この映画は岡田茉莉子のデビュー作でもある。18歳。わかっ。
セリフがたどたどしいんだけど、しゃんとした姿勢が堂々として美しい。

バレエダンサーという設定もあり、全体的に洋風な雰囲気で、食卓もテーブルに椅子。
作品としては特に印象に残らなかったかな。

2008年1月20日日曜日

クリア

確かこの日だったと思うけど、昨年末に買ったRPGをやっとクリア。
100時間オーバー。
もったいない。

2008年1月6日日曜日

還暦

母が今日還暦を迎えるので家族で昼飯を食いに行く。
横浜ランドマークの最上階へ。
初めは横浜の別のランチブッフェを予定していたのだけど、予約しようとしていくら電話しても誰も出ない。
誰も電話に出ない店って・・・
ということで急遽ここに変更したのだけど、景色は最高だしアイスはうまいしなかなかよかった。

2007年12月31日月曜日

2007年

今年も様々な出来事があり、非常に充実した1年でありました。
今年の事件ベスト5

5.あんまり映画を見なくなった
4.ゴキブリを一回も見なかった
3.部屋の中に蛾がいた
2.夏にねずみが出没した
1.血糖値が高くなった

年末

年末のことをメモ的に記録。

2007-12-28(金)
会社で仕事納めして、午後からそのまま出向先に行って夜まで仕事。
2007-12-29(土)
先日からまとめて録画していたドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~』を一気に見る。
その他HDレコーダーがぱんぱんなので整理。
2007-12-30(日)
年賀状を必死に書く。でも今頃出しても、もし俺に出してない人がいたら迷惑だな、と思って出さず。
今回は休みが結構長いからRPGでも久しぶりにやりたいなと思っていたので買いに行く。
PS2の「真・女神転生3」購入。
そういえば誕生日。
2007-12-31(月)
ゲーム。
夜は実家に。

2007年12月10日月曜日

病気

先週、会社の後輩がボーナスで税金いくらひかれたとか話していて、そういえばボーナスの明細もらってあけていなかったな、と思って仕事に行く直前にふと思い出してあけてみる。
ふむ、と思ってついでにこれは先月にもらってからほったらかしにしていた健康診断結果もあけてみる。
「総合判定:E  糖尿病が疑われます。精密検査をして下さい」
・・・
(; ̄Д ̄)

2007年12月9日日曜日

映画『眉山 -びざん-』

2007年 監督:犬童一心
at ギンレイホール


眉山-びざん- (2枚組)

犬童一心が選んだ次のヒロインは松嶋菜々子。
この人はCMでしか見たことないし昔からそんなに綺麗だとはおもわなかったのだけど、さすがに少し老けたな。
阿波踊りの見せ場で監督が松嶋菜々子を美しく見せようとしてかよく分からないところでアップになったりするのがうざかった。
演技は特に印象に残らず。というか存在感がないように思う。
いや、そもそもこの映画自体いったいなんだったのかもう思い出せず。
大沢たかおと松嶋菜々子が知り合い程度の関係だと思っていたらいきなり抱擁してキスしたりしていつのまにか恋仲になっているのを見てからもう完全に置いてけぼりです。

宮本信子が10年ぶりの映画出演らしい。末期がんの母役。
ちゃきちゃきの江戸っ子。
そしてあだ名が「お竜さん」
宮本信子の伊丹監督女シリーズでのあのお茶目でくせのある存在感は健在でよかったのだけど・・・
お竜さんっていったら普通藤純子を思い浮かべるじゃん。
この映画自体があまりに面白みがなかったのでそんな些細なことが気に食わなくなってくる。

ちょろっとWebで人の感想を見ていたら、これって泣ける映画だったのだと知る。
えー、どこで??

映画『サイドカーに犬』

2007年 監督:根岸吉太郎
at ギンレイホール


サイドカーに犬

地味なスーツ姿の若い女性が不動産を案内している。
美人というわけでもないが何か気になる顔。
場面が変わって、束ねていた髪をたらしてラフな私服に着替えたこの女性はうってかわってすごい美人なのね。
※エンドロールで知ったけどミムラだった
おお、とにかくなんか面白そう、と期待。
期待し始めたところでこの女性の小学生時代の回想シーンに移る。
うざ、と思うとしばらく続いて竹内結子登場。
なんか嫌な予感がしているとやっぱりこの回想シーンがメインで、最後になるまでミムラに戻ってこず。

思うにミムラと竹内結子の配役は逆の方がよかった。
竹内結子がパーマのかかったロングヘアに派手な色のスパッツを履いて「よお」みたいな感じで登場したときに感じた違和感は最後まで拭えず。
派手な格好でタバコすぱすぱふかして性格は大胆で男勝り。でも太宰治を読んだりする読書家で思いのほか繊細な一面も覗かせるって役。
役どころとしてもこのヤンキー面は後付けの性格っぽくて、なら違和感があってもいいのかもしれないけど、なによりこの男勝りな竹内結子が少しもかっこよくない。
傷つかないように性格をコーティングしているようなうざさ。
だからやっぱりミムラと竹内結子を逆に・・・

エンドロール見ていたら原作は長嶋有で、作品名が『サイドカーに犬』ともう一つ(忘れた)出ていて、ああ、やっぱり短編が原作なんだ、と納得。
3,40分の小品って感じだしなぁ。
監督は『遠雷』の根岸吉太郎。『遠雷』の、って言っているのは僕がそれしか見たことないからなんだけど、代表作って何があるんだろう。