2019年 監督:クリント・イーストウッド
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
オリンピックのイベント会場でいち早く爆弾(の可能性があるもの)を発見したリチャード(ポール・ウォルター・ハウザー)は一躍英雄となるが、マスゴミやら無能FBI職員によってその後に容疑者という全く真逆の目で見られるようになる。
無実の罪をあつかった実話もの。
主人公が悲劇のヒーローであるわけだけど、人物像が特殊で面白いのね。
戦争中なら国のため正義のためと言って平気でひどいことしそうな感じ。 逆にこの盲信さが人々を救ったとも言える。
そしてテレビに写った顔写真は犯人そのものwww
弁護士ワトソン(サム・ロックウェル)がかっこいい。
超ラフな格好で知的な仕事をしているのはいいよな。
元凶の一人記者のキャシー(オリヴィア・ワイルド)の下品っぷりが凄まじい。
とはいえ弁護士ワトソンと対等に口喧嘩(むしろ押してるくらい)しているシーンだけはよかったな。
キャシーの後半はギャグかと思った。そういうキャラじゃないでしょうに。
リチャードの母親役にキャシー・ベイツ。
息子への愛情とか、その後の悲しむ姿とか胸が痛い。
2020年7月18日土曜日
映画『家族を想うとき』
2019年 監督:ケン・ローチ
製作国:イギリス / フランス / ベルギー
at ギンレイホール
この予告編でもう名作だよね。
初めて予告編見たとき、なにやら家族が崩壊寸前な雰囲気の中「私の家族をナメないで」というセリフに泣きそうになる。
予告編はいつもメガネ外してみているから娘が言っていると勘違いしていたけど。娘はまだ小学生くらいで幼いのでそんなセリフ言わない(言う機会がない)。
予告編が素晴らしいと本編はつまらないときが多けど、これは本編ももっとよかった。
原題は『SORRY WE MISSED YOU』なのね。
宅配の不在票の常套句だけど、冒頭のタイトルバックでみたこのタイトルが登場人物一人一人にことあるごとに蘇ってきては泣けてくる。
絶対原題のほうがいいよ。
イギリスニューカッスル。
職を転々としたあと個人事業主のような自らの裁量と頑張りで売上を伸ばせるという宅配ドライバーの仕事につくリッキー(クリス・ヒッチェン)。
妻アビー(デビー・ハニーウッド)と共働きで、アビーは介護士をしている。
高校生の息子セブ(リス・ストーン)は少しグレがち。
娘のライザ(ケイティ・プロクター)は癒やし。
念願のマイホームを手に入れるべく、必死に配達を続けるリッキーだが、朝から夜中まで労働時間(14時間)があまりに過酷。
妻は妻でお客からの信頼も厚い優秀な介護士だが、ただでさえ過酷な労働時間なのにその優しさから休憩時間やプライベートまで削ったりする。
両親ともに過酷な長時間労働に出ていて、いい年した息子がグレるのもなんとなくわかる。
個人事業主みたいなもんのはずだったのに、そこに自由は無く一日でも仕事に穴を開けると多額のペナルティが取られる。
個人事業主なんて名ばかりで結局会社が負う責任を労働者に押し付けただけの低コスト搾取システムだった。
家族のためのマイホームに向けて頑張っていたはずなのに、家族はどんどん崩れていく。
介護士やっている妻アビーが本当天使かと思う。
おばちゃん顔なのに、あのふんわりした声やら優しい微笑みで最高の天使になる。
だから「私の家族をナメないで」とブチ切れるところとその直後のシーンは泣ける。
介護士が過酷な上薄給というのはどこの国も同じなのかな。
そして娘もまた天使なのね。
「ケンカしないで」って叫ぶ純粋な悲しみに泣ける。(泣いてばっかりだ)
セブ君はぶんなぐってやりたい時も何度もあるけど、家族に対する愛情はしっかり持っていたりする。
鍵が盗まれた展開は秀逸で、誰もが勘違いしたあとで真相がわかると感情が複雑にがらっと転換する。
セリフ忘れたけどこんな感じのやりとりもよかったな。
アビー「お母さんと目も合わせてくれないの?」
セブ「顔を向けられない」
製作国:イギリス / フランス / ベルギー
at ギンレイホール
この予告編でもう名作だよね。
初めて予告編見たとき、なにやら家族が崩壊寸前な雰囲気の中「私の家族をナメないで」というセリフに泣きそうになる。
予告編はいつもメガネ外してみているから娘が言っていると勘違いしていたけど。娘はまだ小学生くらいで幼いのでそんなセリフ言わない(言う機会がない)。
予告編が素晴らしいと本編はつまらないときが多けど、これは本編ももっとよかった。
原題は『SORRY WE MISSED YOU』なのね。
宅配の不在票の常套句だけど、冒頭のタイトルバックでみたこのタイトルが登場人物一人一人にことあるごとに蘇ってきては泣けてくる。
絶対原題のほうがいいよ。
イギリスニューカッスル。
職を転々としたあと個人事業主のような自らの裁量と頑張りで売上を伸ばせるという宅配ドライバーの仕事につくリッキー(クリス・ヒッチェン)。
妻アビー(デビー・ハニーウッド)と共働きで、アビーは介護士をしている。
高校生の息子セブ(リス・ストーン)は少しグレがち。
娘のライザ(ケイティ・プロクター)は癒やし。
念願のマイホームを手に入れるべく、必死に配達を続けるリッキーだが、朝から夜中まで労働時間(14時間)があまりに過酷。
妻は妻でお客からの信頼も厚い優秀な介護士だが、ただでさえ過酷な労働時間なのにその優しさから休憩時間やプライベートまで削ったりする。
両親ともに過酷な長時間労働に出ていて、いい年した息子がグレるのもなんとなくわかる。
個人事業主みたいなもんのはずだったのに、そこに自由は無く一日でも仕事に穴を開けると多額のペナルティが取られる。
個人事業主なんて名ばかりで結局会社が負う責任を労働者に押し付けただけの低コスト搾取システムだった。
家族のためのマイホームに向けて頑張っていたはずなのに、家族はどんどん崩れていく。
介護士やっている妻アビーが本当天使かと思う。
おばちゃん顔なのに、あのふんわりした声やら優しい微笑みで最高の天使になる。
だから「私の家族をナメないで」とブチ切れるところとその直後のシーンは泣ける。
介護士が過酷な上薄給というのはどこの国も同じなのかな。
そして娘もまた天使なのね。
「ケンカしないで」って叫ぶ純粋な悲しみに泣ける。(泣いてばっかりだ)
セブ君はぶんなぐってやりたい時も何度もあるけど、家族に対する愛情はしっかり持っていたりする。
鍵が盗まれた展開は秀逸で、誰もが勘違いしたあとで真相がわかると感情が複雑にがらっと転換する。
セリフ忘れたけどこんな感じのやりとりもよかったな。
アビー「お母さんと目も合わせてくれないの?」
セブ「顔を向けられない」
2020年7月4日土曜日
映画『テルアビブ・オン・ファイア』
2018年 監督:サメフ・ゾアビ
製作国:ルクセンブルク / フランス / イスラエル / ベルギー
at ギンレイホール
イスラエルとパレスチナ。。
そしてこのタイトル。
でもコメディ。
テルアビブ・オン・ファイアは劇中のパレスチナの人気メロドラマのタイトル。
パレスチナ人青年のサラーム(カイス・ナシェフ)は、叔父がプロデューサーをしている人気ドラマにヘブライ語の指導として働き始める。
サラームはエルサレムに住んでいるので毎日イスラエルの検問所を通るのだが、この検問所のイスラエル軍司令官アッシ(ヤニブ・ビトン)に脚本家と間違われて興味を持たれる。
アッシの妻がドラマのファンなのでいいところを見せたいアッシはサラームにアイデアを押し付けるのだが、これがいい方向に転じてサラームは脚本家へと昇進して。。
サラームが長身痩せ型でなんか非常に冴えない顔をしている。
もともと自分のアイデアではないし脚本家の才能もなさそうで、アッシに助言を求める始末なんだけど、気づいたらめきめき頭角を表してくるところが面白い。
土地柄の社会問題関係もふんだんに織り込まれながら誰でも笑えるコメディに仕立て上げているから凄いよな。
劇中ドラマ自体はパレスチナ人の女スパイがイスラエルの将校に接近して暗殺するはずが恋してしまい、みたいなメロドラマ。
アッシは二人を民族の垣根を超えて結婚させろと言う。力を持った支配者側の論理。
パレスチナ側のスタッフ達は冗談じゃないと突っぱねる。
比較的若い世代のサラームはその板挟みで悩む。
その悩んだ末の結末も面白い。
フムスって料理はアラブ料理なんだね。
フムスを好むイスラエル将校。
制作しているメロドラマはイスラエルの人たちも見ていて人気だったりするし、そんな文化的交流もさらっと盛り込まれている。
歴史背景をもっとよく知った上で見るとさらに面白そうだとは思う。
製作国:ルクセンブルク / フランス / イスラエル / ベルギー
at ギンレイホール
イスラエルとパレスチナ。。
そしてこのタイトル。
でもコメディ。
テルアビブ・オン・ファイアは劇中のパレスチナの人気メロドラマのタイトル。
パレスチナ人青年のサラーム(カイス・ナシェフ)は、叔父がプロデューサーをしている人気ドラマにヘブライ語の指導として働き始める。
サラームはエルサレムに住んでいるので毎日イスラエルの検問所を通るのだが、この検問所のイスラエル軍司令官アッシ(ヤニブ・ビトン)に脚本家と間違われて興味を持たれる。
アッシの妻がドラマのファンなのでいいところを見せたいアッシはサラームにアイデアを押し付けるのだが、これがいい方向に転じてサラームは脚本家へと昇進して。。
サラームが長身痩せ型でなんか非常に冴えない顔をしている。
もともと自分のアイデアではないし脚本家の才能もなさそうで、アッシに助言を求める始末なんだけど、気づいたらめきめき頭角を表してくるところが面白い。
土地柄の社会問題関係もふんだんに織り込まれながら誰でも笑えるコメディに仕立て上げているから凄いよな。
劇中ドラマ自体はパレスチナ人の女スパイがイスラエルの将校に接近して暗殺するはずが恋してしまい、みたいなメロドラマ。
アッシは二人を民族の垣根を超えて結婚させろと言う。力を持った支配者側の論理。
パレスチナ側のスタッフ達は冗談じゃないと突っぱねる。
比較的若い世代のサラームはその板挟みで悩む。
その悩んだ末の結末も面白い。
フムスって料理はアラブ料理なんだね。
フムスを好むイスラエル将校。
制作しているメロドラマはイスラエルの人たちも見ていて人気だったりするし、そんな文化的交流もさらっと盛り込まれている。
歴史背景をもっとよく知った上で見るとさらに面白そうだとは思う。
映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
2019年 監督:ジョナサン・レヴィン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
記者のフレッド・フラスキー(セス・ローゲン)は自分の信念を貫いて失業。
そしてやさぐれているときに友人に連れて行かれたパーティで初恋の人と再会する。
しかしその人シャーロット・フィールド(シャーリーズ・セロン)はなんと国務長官。
逆シンデレラストーリーとでもいうのか。
冒頭からスリリングな展開でハイテンションに楽しめる。
下ネタも満載で、大統領選挙の演説でオ○ニーなる用語が飛び出したりとかなんでもありだよ、もう。
お付きの人たちのドライな肉体関係を見たフレッドが「おうぅ!気持ち悪い!」というのもひどく失礼だけど素直すぎて笑える。
変装してパーティではしゃいでドラッグ決めたりとか、もうとにかく自由すぎて心配にもなってくるけど、真面目すぎて無能な人よりよっぽどいい気もしてくる。
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
記者のフレッド・フラスキー(セス・ローゲン)は自分の信念を貫いて失業。
そしてやさぐれているときに友人に連れて行かれたパーティで初恋の人と再会する。
しかしその人シャーロット・フィールド(シャーリーズ・セロン)はなんと国務長官。
逆シンデレラストーリーとでもいうのか。
冒頭からスリリングな展開でハイテンションに楽しめる。
下ネタも満載で、大統領選挙の演説でオ○ニーなる用語が飛び出したりとかなんでもありだよ、もう。
お付きの人たちのドライな肉体関係を見たフレッドが「おうぅ!気持ち悪い!」というのもひどく失礼だけど素直すぎて笑える。
変装してパーティではしゃいでドラッグ決めたりとか、もうとにかく自由すぎて心配にもなってくるけど、真面目すぎて無能な人よりよっぽどいい気もしてくる。
2020年6月20日土曜日
映画『イエスタデイ 』
2019年 監督:ダニー・ボイル
製作国:イギリス
at ギンレイホール
ある日突然ビートルズが存在しない世界になった!
っていう設定自体がめっちゃ面白い。
予告編見たときから楽しみで、実際本編もすごく面白かった。
売れないミュージシャンのジャック・マリク(ヒメーシュ・パテル)は幼馴染で親友のエリー(リリー・ジェームズ)にマネージャをしてもらいながら音楽活動を続けていた。
しかし限界を感じて夢を諦めかけたとき、世界で謎の停電が発生する。
そして暗闇の中車に轢かれるジャックwww
目が覚めると誰もビートルズを知らない世界だった。
ビートルズ愛が溢れに溢れている。
映画の中の人物のように初めて聴くみたいなスタンスで改めて聴くと、どれもこれも名曲すぎて新鮮に感動する。
ビートルズのいない世界でビートルズの曲を残す重要な役割を担うのがインド系でスターっぽくはない顔立ちのジャック、ってところが面白い。
劇中でもあなたのルックスが。。みたいなひどいことを散々言われるんだけど、ルックス関係なく曲の素晴らしさだけで売れていくっていう。
ビートルズがいなかったら他のミュージシャンの曲もだいぶ変わってそうだよな。
そしてなによりエリーの可愛さ!
ぽちゃっとして健気でよく笑い可愛くて可愛い。
リリー・ジェームズの最高傑作になるだろう。
エド・シーランが本人役で出演している。
Hey Dude 。。。やってくれるぜ。
最高イメージ戦略会議だっけ、そんな大人数の会議のシーンは面白かった。
だいぶ皮肉をこめてユーモラスに描いているけどアメリカでは実際あんな感じの会議が開かれているのだろうな。
ロバート・カーライルがどっかに出ていたらしい、と調べてみたらジョンか。。気づかなかった。
製作国:イギリス
at ギンレイホール
ある日突然ビートルズが存在しない世界になった!
っていう設定自体がめっちゃ面白い。
予告編見たときから楽しみで、実際本編もすごく面白かった。
売れないミュージシャンのジャック・マリク(ヒメーシュ・パテル)は幼馴染で親友のエリー(リリー・ジェームズ)にマネージャをしてもらいながら音楽活動を続けていた。
しかし限界を感じて夢を諦めかけたとき、世界で謎の停電が発生する。
そして暗闇の中車に轢かれるジャックwww
目が覚めると誰もビートルズを知らない世界だった。
ビートルズ愛が溢れに溢れている。
映画の中の人物のように初めて聴くみたいなスタンスで改めて聴くと、どれもこれも名曲すぎて新鮮に感動する。
ビートルズのいない世界でビートルズの曲を残す重要な役割を担うのがインド系でスターっぽくはない顔立ちのジャック、ってところが面白い。
劇中でもあなたのルックスが。。みたいなひどいことを散々言われるんだけど、ルックス関係なく曲の素晴らしさだけで売れていくっていう。
ビートルズがいなかったら他のミュージシャンの曲もだいぶ変わってそうだよな。
そしてなによりエリーの可愛さ!
ぽちゃっとして健気でよく笑い可愛くて可愛い。
リリー・ジェームズの最高傑作になるだろう。
エド・シーランが本人役で出演している。
Hey Dude 。。。やってくれるぜ。
最高イメージ戦略会議だっけ、そんな大人数の会議のシーンは面白かった。
だいぶ皮肉をこめてユーモラスに描いているけどアメリカでは実際あんな感じの会議が開かれているのだろうな。
ロバート・カーライルがどっかに出ていたらしい、と調べてみたらジョンか。。気づかなかった。
2020年6月13日土曜日
映画『レディ・マエストロ』
2018年 監督:マリア・ペーテルス
製作国:オランダ
at ギンレイホール
女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの伝記。
ニューヨークに住むオランダ移民のウィリー(クリスタン・デ・ブラーン)は指揮者になる夢を持っている。
しかし音楽学校に通っているわけでもないしなんの伝手もない。
それに女性が指揮者になるなんてありえないし笑えるぜ、という時代。
そんな彼女の苦闘の日々と幸運と成り上がり?が描かれる。
139分あるのに飽きなかったものの、そんなには面白くなかったかな。
コンサートホールのスタッフであるのに、会場通路の先頭に椅子をおいて堂々とコンサートを聞こうとするその厚かましさで何こいつって思う。
主人公なのに印象最悪な出だし。
(ちなみにこの行為は最後の方でつながるっていうどうでもいい仕掛けもある)
一番の謎はいかにも裕福なぼんぼん顔したフランク(ベンジャミン・ウェインライト)の一体どこに惚れたのか。
フランクという男自体の魅力が薄いしウィリーとそんなに近しくもなかったのにいつの間にか恋仲になっている。
恋は突然に
ってやつか。
ロビン(スコット・ターナー・スコフィールド)の方が圧倒的にいい奴なのに、って観客は皆憤慨するでしょ。
以下ネタバレ
フランクの結婚話を聞いたときのウィリーの慌てぶりも謎。
音楽を取ったんじゃないのか?
なんでそこで錯乱する?
未練たらたらになるほどの男でもないし。
あと、エンドロールあたりで、世界の偉大な指揮者20人に女性指揮者はいないとか、なんとかかんとかに女性の指揮者はいないとか、つらつら挙げられていたけど、どういう意味?
今でも指揮者は男性が優遇されているってこと?それとも今の時代でも女性指揮者が少ないことから女性は指揮者に向いていないってこと??
製作国:オランダ
at ギンレイホール
女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの伝記。
ニューヨークに住むオランダ移民のウィリー(クリスタン・デ・ブラーン)は指揮者になる夢を持っている。
しかし音楽学校に通っているわけでもないしなんの伝手もない。
それに女性が指揮者になるなんてありえないし笑えるぜ、という時代。
そんな彼女の苦闘の日々と幸運と成り上がり?が描かれる。
139分あるのに飽きなかったものの、そんなには面白くなかったかな。
コンサートホールのスタッフであるのに、会場通路の先頭に椅子をおいて堂々とコンサートを聞こうとするその厚かましさで何こいつって思う。
主人公なのに印象最悪な出だし。
(ちなみにこの行為は最後の方でつながるっていうどうでもいい仕掛けもある)
一番の謎はいかにも裕福なぼんぼん顔したフランク(ベンジャミン・ウェインライト)の一体どこに惚れたのか。
フランクという男自体の魅力が薄いしウィリーとそんなに近しくもなかったのにいつの間にか恋仲になっている。
恋は突然に
ってやつか。
ロビン(スコット・ターナー・スコフィールド)の方が圧倒的にいい奴なのに、って観客は皆憤慨するでしょ。
以下ネタバレ
フランクの結婚話を聞いたときのウィリーの慌てぶりも謎。
音楽を取ったんじゃないのか?
なんでそこで錯乱する?
未練たらたらになるほどの男でもないし。
あと、エンドロールあたりで、世界の偉大な指揮者20人に女性指揮者はいないとか、なんとかかんとかに女性の指揮者はいないとか、つらつら挙げられていたけど、どういう意味?
今でも指揮者は男性が優遇されているってこと?それとも今の時代でも女性指揮者が少ないことから女性は指揮者に向いていないってこと??
2020年3月21日土曜日
映画『パリの恋人たち』
2018年 監督:ルイ・ガレル
製作国:フランス
at ギンレイホール
75分という短さ!潔い。
でも75分でもなんか長い。
主人公アベル(ルイ・ガレル)は同棲中のマリアンヌ(レティシア・カスタ)からひどい裏切りを受けて別れる。
ブチ切れてもいいのにアベルはなんか「へーそうなんだー、じゃあしょうがないね」みたいな淡白な反応。
数年後再会した二人はなんかいい感じになってそこにマリアンヌの夫(アベルの親友でもある)の妹で昔からアベルが好きだったエヴ(リリー=ローズ・デップ)が絡んでくる。
冒頭のアベルの反応が全てを表しているように、アベルって奴は主体がないというか、なんでも普通に受け入れ、怒らず、人の言うままに流され、っていう人物像で、欧米では珍しいタイプなんだろうな。
日本人から見ると別に普通なので、ちょっといらつきながら見るっていう程度だけど。
エヴが怖い。
このくりくりしたくっきり二重の大きな目とか白い肌とか細身の体がサイコパスを際立たせる。
えっ、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘なのか。
監督主演のルイ・ガレルはフィリップ・ガレルの息子。
右頬のほくろがずっと気になってしまった。
製作国:フランス
at ギンレイホール
75分という短さ!潔い。
でも75分でもなんか長い。
主人公アベル(ルイ・ガレル)は同棲中のマリアンヌ(レティシア・カスタ)からひどい裏切りを受けて別れる。
ブチ切れてもいいのにアベルはなんか「へーそうなんだー、じゃあしょうがないね」みたいな淡白な反応。
数年後再会した二人はなんかいい感じになってそこにマリアンヌの夫(アベルの親友でもある)の妹で昔からアベルが好きだったエヴ(リリー=ローズ・デップ)が絡んでくる。
冒頭のアベルの反応が全てを表しているように、アベルって奴は主体がないというか、なんでも普通に受け入れ、怒らず、人の言うままに流され、っていう人物像で、欧米では珍しいタイプなんだろうな。
日本人から見ると別に普通なので、ちょっといらつきながら見るっていう程度だけど。
エヴが怖い。
このくりくりしたくっきり二重の大きな目とか白い肌とか細身の体がサイコパスを際立たせる。
えっ、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘なのか。
監督主演のルイ・ガレルはフィリップ・ガレルの息子。
右頬のほくろがずっと気になってしまった。
映画『真実 特別編集版』
2019年 監督:是枝裕和
製作国:日本 / フランス
at ギンレイホール
木々が風にそよぐ冒頭のシーンから是枝監督って感じで安心する。
日仏合作で舞台はフランス。
主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。
共演でジュリエット・ビノシュとイーサン・ホークが夫婦役!
あとリュディヴィーヌ・サニエも出ているたようで、必死に思いだしたら撮影シーンにいた中堅女優だな。老けた。
で、面白かったかというと少し微妙で結構うとうとしてしまった。
あるあるみたいな会話劇も字幕を目で追っているせいかあまり乗れず。
というか結構な映画知識が要求されていて知っていないと楽しめない部分も多々あるように感じる。
カトリーヌ・ドヌーヴが演じるファビエンヌが、実力のある女優は皆イニシャルの姓名が同じなのよ、ってことでグレタ・ガルボ、シモーヌ・シニョレとかあとアヌーク・エーメもそうねとか話しているときに誰かがブリジット・バルドーって言うとファビエンヌが鼻で笑う。
ブリジット・バルドーの演技的評価が一般的にどうなっているのか知らないしそれほど作品も見ていないから分からないが、なんとなくそのグラマラスな容姿だけで人気があったって位置づけなのかな、って想像する。
本当はよく分かっていないのにこの想像で知ったふうにして笑うという気持ち悪さ。
他にも気づかないだけで実はいろんな要素が散りばめられているのかもしれない。
サラに相当するような存在がカトリーヌ・ドヌーヴに実際にいたのかなぁとか。
製作国:日本 / フランス
at ギンレイホール
木々が風にそよぐ冒頭のシーンから是枝監督って感じで安心する。
日仏合作で舞台はフランス。
主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。
共演でジュリエット・ビノシュとイーサン・ホークが夫婦役!
あとリュディヴィーヌ・サニエも出ているたようで、必死に思いだしたら撮影シーンにいた中堅女優だな。老けた。
で、面白かったかというと少し微妙で結構うとうとしてしまった。
あるあるみたいな会話劇も字幕を目で追っているせいかあまり乗れず。
というか結構な映画知識が要求されていて知っていないと楽しめない部分も多々あるように感じる。
カトリーヌ・ドヌーヴが演じるファビエンヌが、実力のある女優は皆イニシャルの姓名が同じなのよ、ってことでグレタ・ガルボ、シモーヌ・シニョレとかあとアヌーク・エーメもそうねとか話しているときに誰かがブリジット・バルドーって言うとファビエンヌが鼻で笑う。
ブリジット・バルドーの演技的評価が一般的にどうなっているのか知らないしそれほど作品も見ていないから分からないが、なんとなくそのグラマラスな容姿だけで人気があったって位置づけなのかな、って想像する。
本当はよく分かっていないのにこの想像で知ったふうにして笑うという気持ち悪さ。
他にも気づかないだけで実はいろんな要素が散りばめられているのかもしれない。
サラに相当するような存在がカトリーヌ・ドヌーヴに実際にいたのかなぁとか。
2020年3月8日日曜日
映画『ガーンジー島の読書会の秘密』
2018年 監督:マイク・ニューウェル
製作国:フランス / イギリス
at ギンレイホール
124分あって、予告編見る感じだと90分くらいで十分そうな話だよなと思って憂鬱だったが、少しも飽きず、なかなか面白かった。
第二次大戦終結後のロンドンで、女性作家のジュリエット(リリー・ジェームズ)はガーンジー島の読書会のメンバー、ドーシー・アダムズ(ミキール・ハースマン)からの手紙を受け取る。
大戦中はドイツ占領下にあったガーンジー島で行われていた読書会やそのメンバーたちに惹かれたジュリエットは彼らに会いに行く。
メンバー達に会ったジュリエットだが、創始者のエリザベス(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)だけなぜか会えない。
エリザベスがいない理由、いない理由を語れない理由とは何か。
その謎が少しずつ顕になるのと、読書会メンバー達の絆が見えてくるのと彼らとジュリエットの交流が深まっていくのが同時に進行していく。
謎といっても聞けば気軽に途中まで喋ってくれる。いい人たちだ。
なにか壮大な秘密があるとかではなくて、いきなり外からやってきた見知らぬ奴に話すにはなかなか突っ込んだ話だからってことみたい。
婚約者のシドニー・スターク(マシュー・グード)は悪いやつじゃないのにな。
ただし顔はなんか嫌な奴なのでこれでよかったのだろう。
それにしても主演のリリー・ジェームズが美しすぎる。
こんな作家いるかよと思いつつも、どの角度から見ても美しくチャーミングなりリーを見ているだけでも124分が足りないくらいだ。
外出禁止の夜中にドイツ軍に見つかった時は、あ、即撃ち殺される、って思ってしまった。(ホテル・ムンバイ脳から抜け出せていない)
即撃ち殺さないなんてドイツ軍優しいな。
今回のギンレイ二作は危険を顧みずに人を助ける繋がりか。
製作国:フランス / イギリス
at ギンレイホール
124分あって、予告編見る感じだと90分くらいで十分そうな話だよなと思って憂鬱だったが、少しも飽きず、なかなか面白かった。
第二次大戦終結後のロンドンで、女性作家のジュリエット(リリー・ジェームズ)はガーンジー島の読書会のメンバー、ドーシー・アダムズ(ミキール・ハースマン)からの手紙を受け取る。
大戦中はドイツ占領下にあったガーンジー島で行われていた読書会やそのメンバーたちに惹かれたジュリエットは彼らに会いに行く。
メンバー達に会ったジュリエットだが、創始者のエリザベス(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)だけなぜか会えない。
エリザベスがいない理由、いない理由を語れない理由とは何か。
その謎が少しずつ顕になるのと、読書会メンバー達の絆が見えてくるのと彼らとジュリエットの交流が深まっていくのが同時に進行していく。
謎といっても聞けば気軽に途中まで喋ってくれる。いい人たちだ。
なにか壮大な秘密があるとかではなくて、いきなり外からやってきた見知らぬ奴に話すにはなかなか突っ込んだ話だからってことみたい。
婚約者のシドニー・スターク(マシュー・グード)は悪いやつじゃないのにな。
ただし顔はなんか嫌な奴なのでこれでよかったのだろう。
それにしても主演のリリー・ジェームズが美しすぎる。
こんな作家いるかよと思いつつも、どの角度から見ても美しくチャーミングなりリーを見ているだけでも124分が足りないくらいだ。
外出禁止の夜中にドイツ軍に見つかった時は、あ、即撃ち殺される、って思ってしまった。(ホテル・ムンバイ脳から抜け出せていない)
即撃ち殺さないなんてドイツ軍優しいな。
今回のギンレイ二作は危険を顧みずに人を助ける繋がりか。
映画『ホテル・ムンバイ』
2018年 監督:アンソニー・マラス
製作国:オーストラリア / アメリカ / インド
at ギンレイホール
インドムンバイの5つ星ホテルが舞台。
2008年に起きた実際起きたムンバイ同時多発テロ事件が元になっている。
めっちゃスリリング!
実話が基じゃなかったら最高のエンターテインメント作品だな。
ゾンビ映画とかトレマーズとかを思い出した。
命がけの鬼ごっこしているような。
人が視界に入ったら即撃ち殺すって、こんな悪役めったにいないでしょ。
そんな犯人達だけど、結構犯人側も詳細に描かれていたりもするところが面白い。
宗教、怖いな。
従業員がお客様は神様ですって言ったのも怖い。
これも一種の宗教だよね。
三波春夫はそういう意味で言ったんじゃないのに。
大体、ホテルの構造とかを知る人間として1人プラスサポートで2,3人残っていればいいんじゃないか。
無理に残ってもただ撃ち殺されるだけのために残ったみたいだ。
一点よくわからなかったのは、特殊部隊がやってくるの遅すぎじゃね。
1300km離れたニューデリーにいる、ってことだけど、東京から鹿児島より少し遠いくらいか。
アメリカから来たの?ってくらい遅い。
内部の情報を何故かリークするバカ客とか、犯人が聞いているかもしれないのにそれを報道してしまうメディアとか、これは実際の話なのかな?
サリー役のティルダ・コバン=ハーヴィーがセクシー。
こういう話なのにセクシー要素も加味するなんてやっぱりエンターテインメントだ。
ちょっと調べていたら、主演のデヴ・パテルと付き合っているらしい。まじか。
製作国:オーストラリア / アメリカ / インド
at ギンレイホール
インドムンバイの5つ星ホテルが舞台。
2008年に起きた実際起きたムンバイ同時多発テロ事件が元になっている。
めっちゃスリリング!
実話が基じゃなかったら最高のエンターテインメント作品だな。
ゾンビ映画とかトレマーズとかを思い出した。
命がけの鬼ごっこしているような。
人が視界に入ったら即撃ち殺すって、こんな悪役めったにいないでしょ。
そんな犯人達だけど、結構犯人側も詳細に描かれていたりもするところが面白い。
宗教、怖いな。
従業員がお客様は神様ですって言ったのも怖い。
これも一種の宗教だよね。
三波春夫はそういう意味で言ったんじゃないのに。
大体、ホテルの構造とかを知る人間として1人プラスサポートで2,3人残っていればいいんじゃないか。
無理に残ってもただ撃ち殺されるだけのために残ったみたいだ。
一点よくわからなかったのは、特殊部隊がやってくるの遅すぎじゃね。
1300km離れたニューデリーにいる、ってことだけど、東京から鹿児島より少し遠いくらいか。
アメリカから来たの?ってくらい遅い。
内部の情報を何故かリークするバカ客とか、犯人が聞いているかもしれないのにそれを報道してしまうメディアとか、これは実際の話なのかな?
サリー役のティルダ・コバン=ハーヴィーがセクシー。
こういう話なのにセクシー要素も加味するなんてやっぱりエンターテインメントだ。
ちょっと調べていたら、主演のデヴ・パテルと付き合っているらしい。まじか。
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