2007年1月28日日曜日

映画『この世の外へ クラブ進駐軍』

2003年 監督:阪本順治
BS2 録画


この世の外へ クラブ進駐軍

終戦後の日本でジャズバンドを結成した5人の若者を中心とした話。
青春物?音楽物?戦後風俗史?戦争物?政治物?
どれにもなりきれなかった感じ。
焦点はぼやっとしたまま。

テナーサックスを吹く広岡(萩原聖人)が下手くそなんだけど、凄い生意気なのが笑える。
下手くそでアメリカ人にこけにされ、ちょっと練習して少しは上手くなったっぽいんだけどその上達振りを披露する絶好のシーンではなぜかサックスをほとんど吹かずに歌を歌っちゃう。
美空つばめという天才少女が出てくるのだけど、ほんのワンシーン出演とはいえモデルがモデルだけにもうちょっと上手い子にしてほしい。
顔がでかいがいい眼をした女優さんが出てきて誰だろうと思ったら前田愛の妹の前田亜季だった。でっかくなったねぇ。
5人のジャズメン。
テナーサックス:広岡=萩原聖人
ウッドベース:平山=松岡俊介
ピアノ:大野=ムラジュン
ドラム:池島=オダギリジョー
トランペット:浅川=MITCH
MITCHはプロのトランペッター。

2007年1月21日日曜日

映画『ブラック・ダリア』

2006年 監督:ブライアン・デ・パルマ
at ギンレイホール


ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組

デ・パルマのサスペンス。
話は途中からよく分からなくなる。
ジョシュ・ハートネットがなんで犯罪者役じゃないんだ。こんなに犯罪者が似合うのに。
スカーレット・ヨハンソンの見せ場があまりない。

映画『記憶の棘』

2004年 監督:ジョナサン・グレイザー
at ギンレイホール


記憶の棘 オリジナル・バージョン(スマイルBEST)

夫ショーンに死なれた若き妻アナは10年後、やっと再婚の決意をする。
そんな折、10歳の少年が現れ、自分は夫ショーンだと言う。
生まれ変わり?
オカルトか、サスペンスか。

主演のアナにニコール・キッドマン。
ベリーショートのヘアスタイルで若々しい上にびっくりするくらい綺麗。恐ろしいね~。
ローレン・バコールが出ている。
あとアリソン・エリオットがアナの姉役でちょろっと出ている。今まで何してたんだろう。

ストーリーは初めのほうのシーンのなんかの紙束を埋めてるシーンで真相の当たりが付くものの、説明付かないところもあってなんだかもやっとしたまま終わる。
冒頭の長回しは結構好きだったのだけど後のシーンは忘れた。

2007年1月14日日曜日

新年

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

年末年始
・大掃除どころか掃除を一切せず
・洗濯するどころか休み前に干した洗濯物をずっととりこまず
・布団を敷かずにこたつで就寝
・自炊などもってのほか
・出かける予定がなければ風呂もろくにはいらず

年末年始は基本的に1日中ロールプレイングゲームをやる。
飯食うのすら忘れ。
ゲームは1/2にクリアしたのだけどそのまま2週目をプレイ。
1/5が仕事始めで1/6,7,8は休み。
1/8の夕方に2週目をクリアして急いで洗濯と掃除。
ああ、もっと休みらしくしたかったなぁ。

昨年末の仕事納めの日にいきなり決まったのだけど今年から両国で仕事。
遠くなった。めんどくさい。
しかもめちゃくちゃ忙しい。
13,14も出て作業するという話も出たけどなんとか昨日で終わらせて今日は休み。

今日は昼過ぎに起床。
HDDレコーダーがあと2Gくらいしか空きがないので少し整理。
洗濯をしようとしたけど洗剤を使い果たしていたことに気づいて買いに行く。
99Shop行ったら置いてあったけどどれも漂白剤入りだったのでなんとなくやめてコンビニで高めの部屋干しトップを買う。
帰って洗濯。
『幻魔大戦』の感想を書いておきながらアップしていないことに今頃気づいてアップ。
2006/12/23からの雑記をあたかもその日に書いたかのようにしれっと書く。
録画していた大晦日の年忘れにっぽんの歌を見る。

明日は栃木行って深夜作業

2006年12月28日木曜日

仕事納め

午前中会社で大掃除。
すし食ってビール飲んで解散。
ひとまず帰宅。
せっかくの休みだし何かPS2のソフトでも買おうかと思っていろいろネットを検索。
そういえばと思ってジムノペディというバンドを検索してみると、おお、新しいアルバム出てるじゃん。買わなきゃ。
家を出る。

ゲームショップをいくつか回る。
なんかPS2のゲームっていろんなのがあるのね。
なんかどれもやってみたい。パッケージ見てるだけで楽しい。これから始まる連休の楽しみと相まって気分が高揚してくる。
「ジルオールインフィニット」というRPGと「アヌビス」というアクションゲームに目星をつけてどっちにするか悩む。
RPGをやりたいもののRPGはやりだすと本当に何も出来なくなるのがつらい。
アクション買ってぱっと2,3日楽しんで終わらすべきか。
とりあえずBookOffで今度は本を物色。
平井和正の幻魔大戦はあまりに冊数が多いので断念。
阿部公房の「箱男」と安吾の「白痴」(←「はくち」変換で出ない!)の文庫と、昔買おうと思っていて結局買わなかった「プログラムはなぜ動くのか」という本が1000円程度であったので購入。

ゲームの方は結局両方購入。
あとはアルバム。CDショップに行くとジムノペディがそもそも1枚も置いていない。
別のCDショップに行くと今度は新しいアルバムだけ置いていない。
もういいや。アマゾンで買おう。

さっそく「ジルオールインフィニット」から開始・・・
よいお年を

2006年12月24日日曜日

天保異聞 妖奇士

天保異聞 妖奇士 あやかしあやし 七

『幻魔大戦』の余韻が次第に大きくなってきて、何か面白いSFアニメが見たくてたまらなくなる。
GyaOを久しぶりに訪れる。
アニメチャンネルでなんとなく「天保異聞 妖奇士」というアニメを見る。
物の名前から漢神(あやがみ)という力を取り出すことが出来る39歳の竜導往壓(りゅうどうゆきあつ)を主人公とした妖怪アニメ。
登場人物達のドラマや妖怪を倒してその肉を食ったり古めのタッチの絵柄やそれに主人公の武器が漢字っていうところが楽しませてくれる。

2006年12月23日土曜日

映画『ワンダフルデイズ』

2003年 監督:キム・ムンセン
BS2 録画


劇場アニメーション ワンダフルデイズ

昨夜に見始めたのだが10分くらいで寝てしまったため今日続きを。
韓国で製作されたアニメーションで、2D、3DCGI、そしてミニチュアセットまで組み合わせて製作されたらしい。
「総制作費用130億ウォン(日本円で約15億)」

舞台は2142年。
環境汚染とエネルギー不足でいただけない状態になった世界で、唯一「エコバン」という都市だけが快適な環境を維持していた。
しかしエコバンは選ばれた(?)人しか住めなくて、多くの人たちはスラムみたいな「マール」という地区に住んでいた。
エコバンは汚染物質を取り込んでそれをエネルギーとしているらしい。
エコバンのシステムにより汚染物質は順調に減っていた。
汚染物質をエネルギーとするエコバンのお偉いさん方はエコバン存続のため意図的に大気を汚染させようとしていた。
とかまあいろいろあってあまり可愛くない赤髪の女と強そうでいて実は弱っちい男と恋に狂った男の三角関係の話。
詳細は忘れた。(2007/01/14記)

2006年12月21日木曜日

映画『幻魔大戦』

1983年 監督:りんたろう
BS2 録画


幻魔大戦

原作平井和正と石森章太郎。キャラクターデザイン大友克洋。
全てを無に帰そうとする宇宙の破壊者「幻魔」と地球のサイキック能力を持った人々の壮大な戦いを描く。
怪しい魔女みたいなばあさんが、くねくねしながら「一人の少女が、成り行きの鍵を握っている~」と言う。
その少女とは、トランシルバニア王女のルナだった。
すげー。顔が怖すぎて少女に見えない。
ルナは予知能力とテレパシー能力を持っていた。
ジェット機に乗っていたルナは予知能力で墜落を予知する。
予知しただけで無力なルナはそのまま爆発する機内から放り出されて落下。
いきなり死亡?
と思うと落下途中でルナは意識体として空間を超越して、宇宙の意識体「フロイ」と交信することになる。
フロイから破壊者幻魔の存在を知らされたルナは2000年前に幻魔と戦って敗れたサイボーグ戦士ベガと共に戦いを始める。
それにしても眠りから覚めようとしないベガを説得するルナはなんて物分りがいいのでしょう。
いきなり幻魔と戦えと言われてあっという間に飲み込んだ上にベガを説得するなんて。
「フロイの存在を知っている、あなたは?」
「地球のサイオニクス戦士、ルナ!」

と、ここまで来て今度は日本の高校生、東丈(あずま・じょう)のお話が始まる。
こいつは大友克洋っぽいでこが広いキャラクタでなんか安心する。
東丈はまだ目覚めてはいないが強力なサコキネシスを持っていた。
ベガとルナは丈を危機的状況に追い込むことで能力を目覚めさせようとした。

なんかもう数十時間も続きそうな壮大な展開。
ルナの髪型が気づいたら全く変わっていたり、東京がいきなり灰だらけになっていたり、ある時点でキャラクタがわらわら出てきたり、なんか必要そうなシーンがすっ飛ばされた展開をするので、これはきっとテレビシリーズの総集編に違いないと思う。
でも後で調べてみるとテレビアニメとしてはやっていなかったみたい。
幻魔大戦の元はSF作家平井和正と石森章太郎が共作で作った漫画「幻魔大戦」が始まりで、その後江戸時代を舞台にした「新幻魔大戦」が作られる。
その後、平井と石森は個別に幻魔大戦を継続する。
小説は結構な量があるみたいなので、とりあえず漫画を読みたい。

結構おもしろシーンや不可解シーンがいっぱいある。
・サイボーグ戦士ベガはなんで地球の人種問題を知っているのだろう?
1983年でなぜに黒人差別が?
・「お前、いつものライリー署長じゃないな!」
「気が付いたか。署長の体はこの俺に乗っ取られてしまったのだわ!」
なんてキュートな敵なのだ。
・NY編で見せた敵を異次元空間に転送って方法は最強じゃないですか。
敵がテレポート能力を持っていたら意味無いのだろうけど。
それに特定の形を持たないエネルギー生命体である幻魔一族が異次元に転送されたくらいで死ぬわけないよな。
・本体を分離して逃げようとしている敵をなぜにぼんやり見つめる?
読心術で敵の計画を読んでいる暇があるならサイコキネシスでふっとばせ!
・「サイコキネシスバリヤー!」「・・・」
・飛べなかったはずのルナがいつの間にか飛んでる。
別にサイコキネシスじゃなくても空を飛べるらしい。
・「エンケイユウドウ!」
パーパーパッパーン

2006年12月17日日曜日

映画『男はつらいよ』

1969年 監督:山田洋次
BS2 録画


第1作 男はつらいよ HDリマスター版

シリーズ一作目。バタ~。
親父と大喧嘩して家を飛び出して以来、20年ぶりに故郷の柴又に帰ってきた寅さん。
寅さんシリーズはほとんど見たことないからよく知らなかったのだけど結構へ~と思う設定が。
・寅さんと櫻は腹違いの兄妹
・死んでしまったが秀才の兄貴がいた
まあ、そんなもんか。

演技も歌もあざとくて僕が苦手な倍賞千恵子も若ければ見れる。
というか可愛い。(若いとはいえこの頃28歳くらいだが)
僕が苦手なのは年齢を重ねた後の倍賞千恵子らしい。

人情喜劇としてよくできていて、確かに続編があれば1、2作くらいは見てみたいなと思わせる。
突然の家出→遠き地での偶然の再会と同時にマドンナの登場→櫻と博の間をかき回す寅次郎→雨降って地固まる→博の父に対して嫌いオーラを出しまくる寅次郎→父のスピーチを聞いて手のひら返しで大円満→マドンナの無神経さで勝手に失恋する3枚目
全ての中心に寅さんがいて、寅さんの魅力が濃縮されている。
寅さんの意思とは全く関係ないところで彼の魅力と人に対する行動力が結果的に周りの人達を幸せにしていく。

BSで2005年から始まった寅さん全作品放映も来月で終わる。

2006年12月14日木曜日

映画『昼下りの決斗』

1962年 監督:サム・ペキンパー
BS2 録画


昼下りの決斗 特別版

なにこのかっこよさ。最高に面白い。
サム・ペキンパーの初期の作品で、西部劇スターランドルフ・スコットとジョエル・マクリーの引退作。
金塊輸送のためにとある町にやってきた初老の男スティーヴ(ジョエル・マクリー)は町民の熱烈な歓迎を受けた、と誤解する。
スティーヴはレースのコースに紛れ込んだただの邪魔者で、警官にどけと言われる。
曲がり角から勢いよく現れる馬群。ん?ラクダ??・・・
スティーヴはこの町でかつての保安官時代に助手を務めていた相棒のギル(ランドルフ・スコット)と再会する。
スティーヴはギルとその弟子の若い荒くれ者のヘック(ロン・スター)を雇い、3人で鉱山に向かう。
しかしギルとヘックは最初からスティーヴを裏切って金塊をせしめるつもりでいた。
ただでさえ裏切りを内包しているのに、道中出会った世間知らずの娘エルサ(マリエット・ハートレイ)によってさらにごたごたに巻き込まれて。

スティーヴが強いのか弱いのかよくわからない。
登場シーンから間抜けなんだけど、警官に「じいさんどけ」と言われて状況を理解した後のスティーヴはきりっと「分かった」と言って道を空ける。
恥ずかしさを取り繕うでもないこの潔さがなかなかの大人の風格。
銀行での契約シーンでは老眼鏡をかけるのを見られまいと部屋にこもったりして、大丈夫なの?と思う。
眼が悪いなんてガンマンとして致命的じゃん。
唯一、生意気なヘックをパンチ一発でのした以外は結局強いのか弱いのかよくわからなかった。
ペキンパーの映画って絶対的強者って出てこないよな。
ユーモアにもなっているこの不安定さが凄く面白い。

エルサ役のマリエット・ハートレイがキュート。
美少年のような涼やかな顔立ち。
敵役のハモンド5兄弟は本性丸出しの醜さがかっこいい。
ヘンリー・ハモンドをウォーレン・オーツが演じているのだけど、肩にカラスを乗っけて不敵な笑みを浮かべるから怖い。
この肩のカラスはラストの決闘で重要な役を果たす。鶏より弱いなんて、かわいい。

死に様も堪能できる。
特にシルバス・ハモンド(L・Q・ジョーンズ)の最後なんて、痛みと絶望と悲しみの中で現実を受け入れられずに戸惑うしかできない怯えた表情は涙なくしては見れない。
また、ラストで死に行く男が虫の息で最後に見つめたシエラ山脈の優美な光景は男の生き様とともに観客の心にもしっかりと刻まれる。