2004年4月16日金曜日

出張

一昨日水曜から広島へ。
今日の朝新幹線で帰る。
えらいつかれたなぁ。精神的に。

2004年4月11日日曜日

映画『雪之丞変化』

1959年 監督:マキノ雅弘
BS2 録画


雪之丞変化

なんちゅう流麗な立ち回りをするんだろう。
主演大川橋蔵。
仇討ち時代劇。

ラストの大立ち回りの舞台は上演準備中の中村座から始まる。
悪の土部三斎(進藤英太郎 )一味が入り口から空の桟敷席になだれ込む。
緞帳をくぐって奥に入り雪乃丞(大川橋蔵)を探すが見つからず、手下達は桟敷席に引き返してくる。
緞帳がめくれ上がって舞台から次々に出現する手下供。画面中央には仁王立ちの土部三斎の後姿。
なんだろう、押して引いての流れが面白いのと、歌舞伎の劇場が無粋なやつらにどたばた荒らされながらも劇場が劇場としての機能を確固と保っているのが面白い。

米を売らない長崎屋へのシュプレヒコールをする集団が何度も映し出されるが、この人達志村けんのだいじょぶだぁ~ドドンドドンでお馴染みの太鼓を叩いている(これなんて名前だろう?)。
ドン、ドドン、ってリズムで音がするのだけど、役者達はみんな至極適当に叩いてるのね。いや、よく見ると撥と太鼓が当たっていない。
叩く腕の振り方も叩くリズムも全ててんでばらばらの人たちが行進しているのが妙に楽しげに見える。アフレコで付けられた音だけがぴったりそろってさ。

まあ、面白かったよこの映画。
以前市川崑版の『雪之丞変化』を見たけど、あまり印象に残っていない。斬新な演出がいっぱいあった気がするが。
どっちが面白かったかっていったらマキノ版なんだけど、あと1年もすればマキノ版もすっかし忘れそうな気もしないではない。
市川版調べていたら結構キャストが豪華。長谷川一夫に中村鴈治郎、山本富士子、若尾文子ちゃん、船越英二。そして市川雷蔵、勝新太郎!ああそういやこの二人出てた出てた。
むむ、もしや市川版って面白いのか。でもこのキャストで印象が残らないっていうのは僕の記憶力のなさの問題だけなのだろうか。
今度機会があったら見てみよっと。

2004年4月10日土曜日

広島→東京

今日は休みだしゆっくり帰る。
こないだ乗ったけど、天気もいい事だし再び広島から呉線に乗る。
この路線はやっぱりいいな。
安芸幸崎という駅の手前あたりは完全に瀬戸内海直近を列車が走り、窓から下を覗くと透き通った水の底にごつごつした岩が見える。

三原から山陽本線で岡山まで行く。
そして岡山から赤穂線に乗る。
この路線では山ばかり見ていた。
そして目の前に座った女の子がかわいかった。

赤穂線終着の相生駅から新幹線に乗る。
ホームに上ると誰一人いなかった。上りのホームも下りのホームも。
新幹線が到着する頃に数人ホームに上ってきたけど。

2004年4月9日金曜日

たばこ

昨日から広島に出張。
ビジネスホテルの部屋で椅子に座ってたばこをふかしていたのね。
目の前には鏡があるわけよ。
それで初めて知ったのだけど、たばこ吸って吐くとき、口からだけじゃなくて鼻からも煙が出ていた。
口と鼻から煙が出ている姿は滑稽だったので口からだけ煙が出るようにしようと思って何度か試したけど、どうやっても鼻からも一緒に煙が出ちゃうんだな。
だから見なかったことにしてあきらめた。

2004年4月6日火曜日

『宮本から君へ』新井英樹

時間がたっぷりあるときに読もうと取っておいた漫画を昨日読み始めてしまう。
深夜4時まで読んでいた。
そんで今日仕事終わって帰ってから続きを全部読む。

主人公の宮本君は文具メーカーの新人営業マン。
エゴイスト宮本君の爽やか(?)で微笑ましく笑える恋愛物、だったはずが物語は段々深化して熱さも迫力も静けさも乗算で増していく変な漫画。
漫画だからいいけど実際こんないっちゃってる人間がいたら絶対関わりあいたくないな。
といっても宮本君の突き抜け方が大好きなんだけど。

2004年4月3日土曜日

少し北へ

朝からレンタカーで廃墟見に行く。
一緒に行った知人が目をつけていた茨城のテーマパーク廃墟は取り壊しかリニューアルか、工事中のため人がいて入れなかった。

でも近くの寺からテーマパーク廃墟の一部に潜入できる。
どんぐり迷路というアトラクションで、迷路に挑戦するが荒廃がひどく社会の人間関係に辟易して仕事に挫折。

さあ、帰ろうかと思うと、山の中腹に廃屋を発見。
少しおじゃまして無断ながら写真を撮らせてもらう。
倒壊寸前の古い日本家屋に柔らかい光が差し込む。

茨城のこの付近は小野小町の里らしい。
小町の墓なんてものがある。
小町ってどこで死んだか分からないんだよね。
西は山口県、北は秋田県まで、日本には十箇所以上小町の墓ってあるんじゃないだろうか。
茨城の小町の墓は五輪塔で、見た感じ千年も前のものとは思えなかった。
墓の近くにブルーのビニールシートを被った(粗大ゴミみたいに)廃屋があった。

少し時間があったので桜並木の綺麗なところに行く。道に迷いながら。
やっとたどり着いたがそこの桜はもう結構散ってしまった後だった。

東京戻ってお好み焼き食ってビール飲んで帰る。

2004年3月26日金曜日

古本 漫画

昼休みに飯食った後コンビニを二件回るが週間少年ジャンプがどこにもない。
だから古本屋で買う事にする。

店頭に積んであったジャンプを持って店内に入る。
一応セットものの漫画をチェック。
特に期待していなかったけど、新井英樹の『宮本から君へ』(愛蔵版)の全巻セットを見つける。
ここ二年くらい探していたが一度も見つけたことのない漫画を発見!
買い。三千円。
店員のおっさんがジャンプはサービスでくれた。
ついでに一万円札のおつりに五千円札と二千円札をくれた。

2004年3月25日木曜日

出張

22日(月)から広島に出張に行き、今日帰る。

広島駅のホームで新幹線自由席に乗るために並んでいた。
午前11時半くらいだが結構混んでいて、前のドアから乗るために並ぶ人と後ろのドアから乗るために並ぶ人の列がちょうど中央あたりで背中合わせにくっついてしまっている。
真ん中であやふやに人が数人溜まっているところに僕は並んだ。
列はくっついているところで一応前のドアに並ぶ列が後ろのドアの列を避けながら伸びているようで、なんとなく最後尾がどこか把握できる。
暫くして振り返ると僕の後ろに6,7人並んでいる。

前ドア-------------------------後ドア
●●●●●●●●●●●●●●●○○○○○○○○○○○○○○○
______________●●僕●●●●●●

ありゃ、これじゃあ前のドアの列の方だけ長くなってるじゃん。
車両がホームにやってくる。
すると30くらいの女性が一人、前後のドアの列がくっついているあたりに割り込んできて前のドアから乗ろうとする。
おいおい後ろのドアの列ならともかく前のドアの列はこうやって律儀に伸びてるだろうがと思っていると間髪いれず
「こぉるぅああ!みんなならんどるじゃろがあー!!」
って僕の真後ろででっかい声がする。
女性はびっくりしてきょろきょろしたあと「失礼」と言って列の後ろに去っていく。
世の不正を正したこのいかしたおっさんを拝んでみようと、ちらっと後ろを見ると、ああ、やくざだ。
こえー。

2004年3月21日日曜日

映画『ダブルス』

2000年 監督:井坂聡
BS2 録画


ダブルス

萩原健一に鈴木一真。
ハードボイルドものかと思っていたが(実際オープニングがハードボイルドっぽい)、コメディチックな犯罪サスペンス。

大企業の金庫にある闇献金を盗もうとする二人。
盗みを実行するまでの過程はごく短く描かれる。
かといって盗んだ後のドラマが延々と繰り広げられるわけでもない。
映画は盗んでいる"途中"を延々とスリルたっぷり描く。

セリフがどちらかというと三流小説読んでいるみたいでチープな雰囲気だが展開はまあまあ面白い。

ああ、この監督『マナに抱かれて』や『破線のマリス』の人だ。この2作は僕にはちょっと合わなかったんだよなぁ。
この2作に比べたら『ダブルス』の方がまだ面白い。
あ!『[Focus]』って作品も見てるや。これは浅野忠信の印象しか残らない変な映画だったな。

ま、以上根拠のない感想を記録までに。

2004年3月20日土曜日

映画『或る夜の出来事』

1934年 監督:フランク・キャプラ
BS2 録画


或る夜の出来事

アメリカの広大な大陸を横断する長距離バス。窓の外は真っ暗の夜中。明るい車内ではバイオリンやギターの伴奏で男が歌を歌う。「ブランコ乗りの歌」。
男の歌がサビに差し掛かった時乗客が一斉にウオゥーオゥと掛け声を出したと思ったら、乗客全員でサビを斉唱。た、楽しい~。
サビが終わるとじゃあ俺が2番歌うと別の男が歌いだす。サビでは再び楽しく斉唱。
続いて3番もこれまた別の男が歌いだす。がたがた揺れる車内の通路で踊りだす乗客達。運転手までが歌っている。
見知らぬ人たちと歌い合う夜、長い旅路のバスの中。楽しくてなんと高揚する事か。
ストーリーの展開上で言えば、主人公二人の距離が少し縮まった地点であり、次の展開への伏線も織り込まれているというシーン。
映画は最後まで飽きる瞬間がない。

監督フランク・キャプラの名作。恋愛コメディ。
僕は見ながら終始にやにやしていたのではないだろうか。気味悪いほどに。
恋愛部分でにやにや、コメディ部分でにやにや。

主演にクラーク・ゲイブル。(当時30歳くらいだと思うが、ちょび髭なんか生やしていかした奴だ)
そしてクローデット・コルベール。(顔立ちは好きじゃないんだけど、わらの上で寝そべってゲイブルを見つめる目の美しさよ。目じりに溜まった涙が悲しい)