2014年9月23日火曜日

映画『ブルージャスミン』

2013年 監督:ウディ・アレン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




いつものように最近のウディ・アレンの軽妙だけど見たらすぐ忘れる映画かと思ったら。。
冒頭の飛行機にに乗り合わせた見知らぬばあちゃんに延々と自分の話をし続けるところとか、元セレブの凋落振りを皮肉めいた笑いにするところとか、いつもの感じだから見誤った。
実際には痛烈で残酷で、女性というものが悲しいくらい愛しくなってくる。

主演は女王様ケイト・ブランシェット。
元夫にアレック・ボールドウィン。
妹にサリー・ホーキンス。

町山さんによるとウディ・アレンはなんかとんでもないスキャンダルの真っ只中らしい
http://miyearnzzlabo.com/archives/17499

映画『8月の家族たち』

2013年 監督:ジョン・ウェルズ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




ジュリア・ロバーツって十数年ぶりに見た気がする。
メリル・ストリープに対してジュリア・ロバーツってつりあわないんじゃないかと思ったけど、対等に張り合っているから凄い。

父(サム・シェパード)の失踪の報を受けて三姉妹がオクラホマの実家に集まる。
実家には母親(メリル・ストリープ)が待っていて、叔母家族も加わり、滅多に顔を合わせない家族親族が一同に会する。
父の失踪という状況が状況なのだが、ディナーの席ではとんでもない応酬が繰り広げられ。。

久しぶりといえばジュリエット・ルイスも十数年ぶりで懐かしい気持ちになった。

2014年9月12日金曜日

映画『ある過去の行方』

2013年 監督:アスガー・ファルハディ
製作国:フランス/イタリア
at ギンレイホール




予告編見てサイコサスペンスかなと思ったけど全然違う。
サスペンスはサスペンスだけど、何か特異な点があるわけではなく登場人物達は皆ごく普通の人達。
それぞれの人物の想いとそのちょっとした感情のすれ違いが極上のサスペンスになる。
悩み・葛藤・思いやり・プライド・罪悪感・大人たちに振り回され振り回す子供たち。
ある一つの事実をめぐって登場人物一人一人の人間の輪郭が痛いくらいに浮かび上がってくる。
最初から最後まで目が離せないくらい面白かった。

イラン人も出てくるしストーリーの骨組みとか映像の雰囲気が『別離』に似ている。
というかこれ『彼女が消えた浜辺』や『別離』のアスガー・ファルハディ監督だった。(予告編でちゃんと書いてあった・・)
今もっとも勢いのある監督アスガー・ファルハディ。
まだ何本も撮っていないのになんなんだろうこのクオリティは。
サスペンス以外も見てみたい。

映画『とらわれて夏』

2013年 監督:ジェイソン・ライトマン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




フランク(ジョシュ・ブローリン)のひげ面が悪人顔にしか見えないのだけど、家具や車の修理はお手のもので料理の腕も最高、子供を楽しませるすべも持っている、と女性から見たら正に理想の男性だった、というお話。

いろいろと甘い夢物語だといってしまえばそれまでだが、ジェイソン・ライトマンの作品の中では一番面白かった。
映像・演出も安定していて安心して見ることができる。

2014年8月24日日曜日

映画『ダラス・バイヤーズクラブ』

2013年 監督:ジャン=マルク・ヴァレ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




マシュー・マコノヒー、ここ一年くらいで4,5本見ている気がする。
筋肉自慢のマシュー・マコノヒーが撮影のために21キロ減量したらしく、がりがりになっている。

実在の人物でエイズ患者のロン・ウッドルーフの物語。
その日暮らしで享楽的に人生を生きるテキサス男ロンは、ある日エイズで余命30日と申告される。
ここからが凄い。どう見ても頭悪そうにしか見えなかったロンが、破天荒さはそのままにインテリっぽい風格を携えてくる。
演じるマシュー・マコノヒーあっての両立は「かっこええ」としかいいようが無い。

ロンの相棒でトランスジェンダーのレイヨンはロンの支えとなるのだが、レイヨン自身の繊細な感情や2人の絆がまたぐっとくる。
演じているの誰だろうと思ったらジャレッド・レトーだった。たぶん最後は『パニック・ルーム』だから10年ぶりくらいに見た。


ジャレッド・レトーといえば『アンジェラ15歳の日々』。
懐かしくて調べてみたら、NHKで放送したのは全19話中11話だったらしい。
そうか、なんか変な終わり方している気がしたけどそういうことか!
今すぐレンタルビデオ屋にいかなくては、といいたいところだが会員証持ってないし作る気もない。どうしよう。テレビでやってくれないかな。

映画『あなたを抱きしめる日まで』

2013年 監督:スティーヴン・フリアーズ
製作国:フランス/イギリス
at ギンレイホール




性的に穢れた女性たちが入れられる収容所みたいなところを見て『マグダレンの祈り』を思い出した。
本作ではこの収容所の話ではなく、離れ離れにされた息子を葛藤の末約50年経ってから探し始める物語。(正確に言うと50年間一切探さなかったわけではないみたいだけど)

息子を探すフィロミナ(ジュディ・デンチ)の旅のお供は元エリート記者のマーティン(スティーヴ・クーガン)。
過去から今に続く辛い感情を普段は微塵も感じさせない普通のおばちゃんっぷりを発揮するフィロミナと、三面記事用に同行していたにすぎないマーティンの記事にすべきかどうかの葛藤など、年齢も想いもまったく異なる2人の関係性と変化の機微が面白い。

2014年8月10日日曜日

映画『アメリカン・ハッスル』

2013年 監督:デヴィッド・O・ラッセル
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




1979年に実際にあった政治スキャンダルをもとにした話らしいが、まあ、面白い。
「ギラギラ」って感じが。

予告編を見ていると騙し騙されの壮絶な戦いが繰り広げられるのかと思ったけど、それほどでもない。
それほどでもないからあのラストの爽快につながっていくのかもしれない。

主演はクリスチャン・ベイル。役に合わせた体重増減の自由自在っぷりが恐ろしい。
FBI捜査官役にブラッドリー・クーパー。
詐欺師の愛人役にエイミー・アダムス。もう40なのにいい女だな。
で、詐欺師の妻役にジェニファー・ローレンス。
妻登場時、けばいのが出てきたと思ったけどよく見ると若い。
ジェニファー・ローレンスだと全然気づかなかった。。
詐欺師は若い奥さんもらったんだな。
この詐欺師の妻が物語上超重要な存在で、しかもそのキャラクターがあまりにも強烈。
この憎たらしさがだんだんかわいくすら見えてくる。

あと、洋楽の名曲がてんこもりで、
ビージーズ、スティーリーダン、アメリカ、エレクトリック・ライト・オーケストラ、ジェファーソン・エアプレイン(マライアキャリー版だったらしい)、等々。
なかでもトム・ジョーンズのデライラは詐欺師と市長の2人が高らかに歌い上げていてシーン的にも面白かった。

映画『はじまりは5つ星ホテルから』

2013年 監督:マリア・ソーレ・トニャッツィ
製作国:イタリア
at ギンレイホール




よくあるおばさんの自分探し&恋愛結婚ハッピーエンド物かと思ったら微妙に違っていた、ように思う、というのもラストがよく思い出せない。

実在の5つ星ホテルがわんさか出てくる。
一度は泊まってみたいような面倒くさいような。

2014年7月27日日曜日

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

2013年 監督:マーティン・スコセッシ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




ディカプリオって毛ほども興味なかったけどいつの間にか名俳優の風格すら漂っているんだな。
179分と長いけど、結構飽きずに見ることができる。

舞台は80年代から90年代で、実在の人物ジョーダン・ベルフォートの半生を映画化したもの。
とにかくいろんなもんがぶっ飛んでいる。
誰もが野望や欲望が強くてそれがストレートにぶつかり合うようなギラギラした時代って好きだけど、ここまで快楽に忠実で理性がぶっ飛んでいるとこっちの頭のねじも外れそうになる。外れないけど。

ディカプリオ演じるジョーダンとその会社のあまりの胡散臭さとか様々にちりばめられるブラックユーモアとか、結構笑える。

映画『ゼロ・グラビティ』

2013年 監督:アルフォンソ・キュアロン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




予告編見ると、なんか宇宙船外に放り出されて「見失った」とか言っているし、そのくせそこからまだ話が続いていそうだから、宇宙人とか宇宙にいる悪の秘密組織とかに拾われた主人公が地球に帰還するまでのお話かと思った。
いたって真面目なスペースエンターテインメント。

これ3D上映されていたらしい。
へんに驚かすようないらっとする音響や音楽がうるさいのも3Dならなんか納得。
3Dって一度も見たこと無いけど。

サンドラ・ブロックってすごい久しぶりに見た気がするけど、なぜか昔より美人に見えた。