製作国:フランス / ベルギー
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見終わって印象の大半を占めるのはグロいという感想。
子どもの頃に交通事故で頭にチタンを埋め込まれたアレクシア(アガト・ルセル)。
以降車に対して特別な執着を抱くようになる。
っていうSFチックでサスペンスホラーっぽい雰囲気。
だったのに段々とわけわからない展開になっていく。
わけわからなくてぶっ飛んでいて面白いという意味じゃなくて困惑するわけわからなさ。
映画のジャンルが変わっているのね。
カーとSEXはどこぞの男との普通のカーSEXの暗喩で、鉄の胎児も実際には普通の胎児として変換してみると人間ドラマのようにも思える。
が、人間ドラマとして見るには異物感が凄まじい。
主人公のアレクシアは簡単には手を出せないような雲の上の「いい女」だったのに、段々エロさのかけらもなくなり、性格や衝動的行動も別人のように変容する点もまた凄まじいところ。
根底は人間ドラマで、そこに異物感やグロさや意味不明感を当たり前のようにしれっと潜ませている。
ストーリーにはたぶん重点を置いていない。
圧倒的な映像美とかそういう系ではないが、不思議と映像の印象が残る。ただグロいからかもしれないけど。
見終わってもしばらく印象が後を引く映画は久しぶりだ。
普通に面白かった。
女性監督だった。なんか納得。
しかもカンヌのパルムドールなのね。「パルムドール史上最も奇天烈!」確かにw

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