製作国:ガーナ / ドイツ / 日本
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第二次世界大戦後、ヒトラーと東条英機は実は生きていてガーナに亡命していた。
カラテの暴力となんか不思議な力を持つ党旗による洗脳で、ヒトラーと東条による一大勢力がガーナに誕生した。
彼らに対抗するにはカンフーしかない!
1mmも似せる気のないヒトラーと東条。(ヘルマン・ゲーリングに至っては黒人化)
設定も設定だし、ああそういう映画かと思ったものの冒頭2,3分でもうギブしようかと思った。
B級というかとんでもないくそ映画っぽい。。
字幕がなぜか関西弁で、物凄い違和感がある。遊び心とかじゃなくて関西弁を馬鹿にしているようにすら思える。
雰囲気がおバカ映画ってだけで、がっつりコメディーしているわけじゃないからな。
普通に会話しているシーンでこてこての漫才みたいな関西弁使われても全く合っていない。
道場が襲われている緊迫した状況で、「何してんねん、アンドコ飲んでる場合ちゃう」とかいうセリフ吐かれたら気が抜けるわ。
おバカ映画のくせに無駄にグロかったりもする。いや、おバカ映画はなぜかグロがつきものか。
唐突に指が切り落とされたり、がっつり目つぶし、首ちょんぱ等々。
時代設定は1940年代後半くらいだと思うけど、街並みもなにも現代を隠す気0。
というかそんな時代にガーナにカンフー道場があるのがおかしいかw
ヒトラーなんかDJやってロボットダンスしたりしているからなw
ラストの重要なシーンに出てくる車なんて。。
ヒトラーと東条なんてストーリー上この二人である必要性が全く無い。
東条とか天皇の扱いみていると右翼団体がぶちぎれそう。
そういえば『帰ってきたヒトラー』はよくできたお話だったなぁ。
ストーリーで致命的なのは主人公のアデーが全く魅力がないところ。
大会のメンバーに選ばれずにふてくされているところなんか何こいつ状態だよ。
まあ、ストーリーなんてあってないようなもんだけど。
たぶん好きな人には好きなんだろう。
比較的どんな映画でもそれなりに楽しく見ることができる私でもこれはちょっと厳しかった。。
調べてみると監督のセバスチャン・スタインは日本在住のドイツ人で、ヒトラー役の人だった。
なるほど、確かにこんな映画撮りそうな顔している。
東条役の人にいたっては、役者どころか監督の知り合いの便利屋やっている人らしい。
ランニングシャツの日焼け跡がまぶしい白くぶよぶよな肉体美で選ばれたのかな。
吹き替え版もあって、アデー役はなんと水島裕。
ゲーリングは天龍。
吹き替えの方が面白そうだな。
あと、2が今公開されている。
予告編みると2の方がもっと自由にぶっ飛んでいそう。
ああ、なんか普段よりたくさん感想書いている気がする。別に面白かったわけじゃないのだが。。
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