製作国:日本
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主演松坂桃李で原作石田衣良(1作も読んだことない)、ってことで変なことにはならないだろうと思って見始めたらなんかなんだこれといった感じだった。。
ピンク映画よりもピンク映画していて、何か滑稽にすら思えてくる。人のSEXをはたから見るのってエロい時もあれば滑稽な時もある。これはどちらかというと滑稽が勝っていた。
ラストの光の空間の中での疑似3Pみたいなシーンには笑ってしまったんだけどそこでやっとこの映画の見方が分かった、というかこれコメディーだよね。
有名大学の学生森中領(松坂桃李)は、大学にもろくに通わずにバーテンダーの仕事をしながら無気力に毎日を過ごしていた。(アルバイトのバーテンダーが一人いるだけのバーってなんなのよ)
「女なんてつまんないよ」「セックスなんて、手順の決まった面倒な運動です」
思春期の大学生っぽい。クール。
そんなすかした領の言葉にぶちぎれた御堂静香(真飛聖)は領にあるテストを持ち掛ける。
そんなこんなで領は静香が経営する会員制ボーイズクラブのメンバーになる。
で、マダムな女性客達との交流の中で領が成長していくみたいな話。
ストーリーはなんだかよくわからず。原作読めばもっと説明があるのだろうけど。
セックスなんて、とかいう割にはやっている時めっちゃ興奮しているし感度も高いのは矛盾がすぎて。
「女なんてつまんないよ」の理由もよく分からず。
「子供の頃から大人の女性が好きでした」はぁ?好きなんじゃん。
領の成長譚のはずが、色んな性癖の女性とセックスしました、っていうだけになっている気がする。
天然でマダムが喜びそうなセリフを吐いたり、本好き設定で都合よくプラトン読んでたり、ってありがちでできすぎな設定だな。
コメディーと位置付けるとあのシーンとかこのシーンとかいろいろ笑っていいんだという気になってくる。
ストーリー上の突っ込みもそうだけど、グラサンかけておらつきSEXしているシーンはあれはやっぱり意図的なギャグだよな。西岡徳馬もよく飛ばすw
グラサン姿がまたおかしいの。
江波杏子も客として出てくる。これが遺作か。
成長した僕を見てください、っていうけど何が変わったんだろう。
少し優しくなったのと、焦らしという名の必殺足指舐めを覚えたってだけじゃないのか。
指入れるタイミングはめっちゃ早いし相変わらず乱暴な動きだし。
(見せるための濡れ場なのはわかるけどそれならもっとわかりやすく成長の度合いがわかる演出が欲しい)
女優陣は皆体当たりでよく頑張っている。
全員凄いなと思うけど、放尿の子が一番体当たりだったな。
大谷麻衣さんが奇麗。
以下ネタバレ
Wikiに原作の概要が載っていて、それによると恵が未成年への売春を通報したから静香が捕まったらしい。
原作は他にもいろいろちゃんと描写されていて実は面白いのかなぁ。
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