2025年5月18日日曜日

映画『新・少林寺伝説』

1994年 監督:バリー・ウォン
製作国:香港
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洪家拳の始祖洪熙官による子連れ狼。
リー・リンチェイ主演。ヒロインチンミー・ヤウ。

なかなかいろいろとぶっ飛んでいて楽しい。
特に人形の使い方が何かを諦めているかのよう。
冒頭の襲われた村の悲惨なシーンに続く、火櫓に遺体を放り投げるシーンなんか吹き出してしまった。
もう人形なんて隠す気もなくて、重さが一切ない人形が回転しながらスポーンと火に飛び込んでいく様はギャグ以外の何物でもない。
背負った赤子の人形が気になりすぎて戦闘シーンより注視してしまったりw
酸のプールの上につるされているシーンなんかは人形というかもはやただの布切れだったw

死体(と思われている)のおばちゃんの上に平気で腰掛けたり壁に投げつけたりサバ折りしたり、子供たちは自由だなぁ。

毘沙門天像みたいな止めポーズがいちいちかっこいい。
マンティン君もちゃんとカンフーやっていて凄いわ。今どうしてるんだろう。

2025年5月10日土曜日

映画『シャイニング』

1980年 監督:スタンリー・キューブリック
製作国:イギリス
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ステディカムで有名というくらいしか知らなくて、サスペンスかなと思っていたらホラーだった。
しっかしまあ怖い。私がホラー映画に耐性があまりないとか関係なしに終始怖い。映像だったり音楽だったり意味の分からないストーリーとか映像の違和感とか一つ一つが全部怖い。
ホラー映画にありがちな、突然現れるとかどぎつい効果音でびびらせるとかそういうのが全く無く、ひたひたと静かに恐怖を積み重ねる感じ。すごく上品。映像美が凄いからできる芸当。

山間の道路を走る車の様々な角度からの荘厳な空撮で始まる。
タイトルクレジットが邪魔に思えるくらい荘厳。
音楽は幻想交響曲のあのチューバのメロディ。なんだけどどうも幻想交響曲ではない感じ。
調べるとシャイニングのテーマってなっている。えっ?
グレゴリオ聖歌「怒りの日」を編曲したものらしく、幻想交響曲のあのメロディも「怒りの日」の引用らしい。知らんかった。。

撮りたい映像や撮りたい音があってそこに脚本が付いてくるのか、それとも逆か、っていうのを冒頭の空撮やダニーの三輪車のシーン、血の洪水の美しいしぶきとか見ていて思った。

原作はスティーヴン・キングで、原作を改変しまくっているからキングはこの映画版が大嫌いだそうな。
ジャックはアル中で癇癪持ちっていう設定があったのか。
映画見ているとジャックが狂った理由ははっきりと分からないのだが(分からなくても別にいい)、小説だとその辺の説明がしっかりされている様子。
映画と小説では登場人物たちの人物造形が全く異なり、ラストも全然違うらしい。
近年の漫画のドラマ化時の改変とかかわいく見えてくる。

144分くらいの長い版もあるらしい。

有名な映画だから考察している人もたくさんいて、ネットで少し調べるとまあよくそんなん気づいたなっていう話がぽろぽろ出てきてそれはそれで面白い。

2025年4月26日土曜日

映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

2019年 監督:片渕須直
製作国:日本
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冒頭からなんかやばくて、駄菓子屋前でヨーヨーしている弟にそうそう上手上手って言っている姉でぐっときて、緻密で複雑な人々の動きからウイスパーボイスの歌声が聞こえてきたらもう涙腺崩壊しそうになった。

戦争映画かなとなんとなく思っていたけど、この時代を懸命に生きたすずさんという少女の物語だった。
広島が舞台で、呉への空襲、そして原爆、っていうのは確かに大きな要素ではあるのだけど、焦点はあくまでこの時代を生きているすずさんの物語。
すずさんはとてもほんわかした子で、心優しくそして働き者。
怒った姿なんて想像もできないくらい。
ちょっと聖人もしくは阿呆すぎやしないかという気もするが、それが物語が進むにつれ、ストレスで禿げができていたりとか、感情が爆発したりとか、人間らしい側面が見えてきてどんどん魅力的になっていく。

すずさんを演じたのはのん。まんまのんだった。
最初こそ違和感があったけど、だんだんと馴染んできて他の声では考えられなくなる。
感情高ぶったところのシーンとか凄い。

今少し見返すと本当どのシーン見てもぐっとくるものがある。
登場人物達はシンプルな顔立ちなのに物凄く表情が豊かで、所作の一つ一つも緻密で美しい。

なんか公開時よりシーンが追加された版みたいで168分あった。通常長い映画って耐え難いのだけどこれは終始面白かった。

2025年4月19日土曜日

映画『ルックバック』

2024年 監督:押山清高
製作国:日本
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その辺の映画より何倍も映画っぽく、かつ最高のアニメだった。
冒頭の4コマ描いている後ろ姿の細かさ。貧乏ゆすりや手鏡に映る横顔とか、細かい動き(変化)の全てが繊細に洗練されている。
そんな作画が最後まで続くから凄い。
雨の中藤野ちゃんが興奮して走っているシーンなんか名シーンすぎる。
走っている姿が基本的にどれもいいよな。京本ちゃんの走っているシーンとか二人で走っているシーンとか。
ドアという境界線を挟んでつながる時空。
喪失と再生の物語をこれほど完結に感動的に描いた作品ってそうそう無いと思う。

藤野ちゃんの声がよかったんだけど、河合優実だった。この子なんでもできるな。
京本ちゃんの声も女優さんで吉田美月喜という人。この人もすごかった。

2025年4月12日土曜日

映画『ある用務員』

2020年 監督:阪元裕吾
製作国:日本
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なかなか面白いアクション映画。
野間口徹が開始0秒で退場w
映画中盤には早々と物語が一区切りつく。
あとは漫画的なバトルアクションへ。

般若ってラッパーの人なんだね。
大げさな演技がうざいどころかうまい。
目ひん剥いた輩感が怖いんだけど、深見を説得する際の話術で知的な面も違和感なく見せているから凄いわ。
前半の主役は間違いなく般若だよね。
で、後半は前野朋哉が圧倒的な主人公感で一気に映画を乗っ取っていく。

主人公はたぶん福士誠治君演じる深見。
でもあまり存在感が無い。
アクションもだいぶスタント使っているように見えるし。
映画のキャラ的にも役者的にも食われまくっているのが少し残念。

準主役で芋生悠演じるJK真島唯とその幼馴染役の伊能昌幸がいる。
この二人のやり取りがなんかキモイ。
失礼な言い方すると、美男美女でやっても少しキモイやりとりがこの二人でやると。。
伊能君はなんか体鍛えていそうだけどカースト最下層にいそうなモブの風貌なのにくそでかいピアスつけていたりとそのアンパランスさが異様な雰囲気でもある。
伊能君は坂元監督の『最強殺し屋伝説国岡』では主演しているっぽい。
国岡の予告編見るとなんかかっこいいな。髪型が違うからか。

ラスト10分くらいは尺合わせなのだろうか。全く無駄な時間。。

『ベイビーわるきゅーれ』の二人もほぼそのまんまで登場。
ちさとの方はど素人設定かな。
ちさとはまひるについて何となく殺し屋になったみたいな話がどこかであったっけ。

2025年4月6日日曜日

映画『リバー、流れないでよ』

2023年 監督:山口淳太
製作国:日本
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SFほのぼのコメディ。タイムリープもの。
京都の貴船って所が舞台で、貴船の中でも大半が老舗料理旅“ふじや”の中(少し外)で完結する。
小川をスタート地点として2分毎に舞い戻るから同じことの繰り返しで飽きそうだけど、スタート地点からいろんなルートで老舗旅館の中と外を見せてくれてるので、同じことなのに小さく時に大きく変化するそのバリエーションが面白い。
しかも景色もループのたびに晴れていたり大雪だったりっていう変化も面白い。
「世界線がずれている」ってとってつけたような説明だけど、実際は撮影の都合で雪が降ったり止んだりしていたんだろうな。結果オーライ。

役者は近藤芳正と本上まなみ以外は初めて見る人たちだった。
主役の藤谷理子はなかなかのコメディエンヌぶり。特徴的な声が面白い。
脇役陣はなんかベテランの風格がある人たち。映画役者というよりかなり舞台役者よりな気がする。
そういえばストーリー的にも演技的にもこじんまりした範囲の舞台的にも、この映画は映画というより舞台っぽかったな。
ストーリーは人の生き死に要素は無い方がもっとほのぼのできた気がする。
ループの終了がめっちゃハードル高くなるじゃん。死んでるターンなら取り返しがつかないし。
ループのオチはちょっと微妙。造形もお遊戯のような。。

映画見た、って感じは全くしなかったがこういうのもたまにはいいか。

これ貴船の観光映画かなんかなのかと思って調べてみると、別にそういうわけではなさそうだった。
それより劇団ヨーロッパ企画っていう有名なところが手掛けた映画らしい。
ベテランの風格の舞台役者っぽかった脇役陣はやっぱりこのヨーロッパ企画の人たち。
あと、撮影は10年に一度の大寒波に見舞われたから雪が積もっていたりしたらしい。
主演の藤谷理子の経歴が面白くて、英国ロイヤルバレエなどに短期留学するくらいバレエに熱中した後に俳優になっている。

2025年3月30日日曜日

映画『君の名は。』

2016年 監督:新海誠
製作国:日本
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普通にアニメのOPみたいなのが流れた時は笑ってしまったが、さすがに大ヒットしただけあって面白かった。
宣伝で知っていた入れ替わりっていうのはなるほど少しトリッキーな感じなのね。
普遍的なジャンルであるラブロマンスにSF要素加えて、日本的要素も強め、ってそりゃあヒットしそうだ。
ムスビとか引き戸やドア、川などの境界線等民俗学的。
背景がめっちゃ奇麗でそれだけでも結構見応えがある。

新海監督にあまりハッピーエンドなイメージがなかったけど、大ヒット作だしハッピーエンドなんだろうなと思って見ていた。なかなか泣ける。

お前は誰だみたいな知らない落書きより一日分の記憶がなくなっているほうが大ごとだろうとか、今日がいつとか目にする機会いくらでもあるだろうとか、細かいところで突っ込みどころはあれども些細な話。
ただ、二人がひかれあうきっかけみたいなものがストーリー上薄かったのは残念。
薄いというか大事なところがダイジェストという。
しかもRADWIMPSの曲に乗せたダイジェスト。
OPもそうだけどちょこちょこRADWIMPSの曲が挟まるのなんなの?って思った。邪魔。
あと主役は俳優じゃなくて声優の演技で聴きたかった。
なんか文句ばっかり書いているが全体的に面白かった。

2025年3月21日金曜日

映画『台風クラブ』

1985年 監督:相米慎二
製作国:日本
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いやぁ、狂ってる。
長回し、ロングショット、画面の隅々(画面外含む)まで動く役者、奇行、狂気、ロリコン、と、この監督の全てが詰まったような映画なんだけど、狂気が研ぎ澄まされすぎている。
台風が皆をおかしくした、っていう理由付けで常識や倫理は吹っ飛ぶ。
思春期の生と性のあけすけで純粋な輝き。

冒頭の夜のプールのトプンっていう音からもう名作。
その後静けさから一転バービーボーイズの曲で水着で踊り狂う少女達。
おぼれて目を覚まさない明君に対してどこかのんびりしている周り。ここでもう狂気は始まっている。
しかも明君がおぼれた理由は、少女たちに水泳パンツ脱がされコースロープ巻きつけられてプールの中を引きずり回されたからだったw
いじめというか殺人未遂。
しかし少女達の楽しい笑い声にはいじめ特有の悪意が無い。
ただ遊んでいただけなのだ。
実際明君はいじめられっ子でもなんでもなく、殺されかけたことよりパンツ脱がされたことにテヘッとしている。
かけつけた先生(三浦友和)も目覚めた明君達をぺしぺし叩きながら、既に我関せずでプールで遊んでいる少女たちに「本当ろくでもないなお前ら」で終わり。
こことラストで死の概念が出てくる。死の対比の生。
まだ何者でもない(人間でもない)少年少女が、大人になる手前でもがきながら今の瞬間瞬間を全力で生きている。
その圧倒的な生の輝き、好奇心や無邪気さの前では倫理や理性は邪魔でしかない。
そしてそのタガが外れた純粋さは大人から見ると結構恐怖でもある。

明君、授業中えんぴつ鼻に突っ込みまくっているのめっちゃ笑える。

台風がすべてをおかしくした。っていうか台風の前からだいぶおかしいけどね。台風中は特にやばい。
レイプ未遂でYシャツずたずたで血も点いているのに誰も何も言わないし。美智子(大西結花)もその後なんかケロッとしている。

よくわからないカットのつなぎから、大空をバックに座り込む理恵(工藤夕貴)のシーンが一番好きだな。
風切り音と息遣いと笑顔。何か始まる前の不穏さと笑顔。
あと工藤夕貴の嵐の中のもしも明日がの狂気シーン。

よくサムネで見かける下着姿の少女達が雨の中踊り狂っているシーンはその先まであるとは思わなかったな。
この踊り狂うシーン見ていると『ポンヌフの恋人』の花火の中踊り狂うシーンを思い出した。

純粋でない大人代表の教師役で三浦友和。
主役の三上恭一は鶴見慎吾の弟らしい。
鶴見慎吾もそのまんま兄役で出演している。
ロリコン大学生役に尾美としのり。
温厚そうで見事な入れ墨持ちの教師の彼女のおじ役で佐藤允。
寺田農がどこに出ていたのか分からなかったが、健の同居人役らしい。顔が映らないので全くわからない。
佐藤浩市も全く分からなかったが、体育館で台風来るぞと言っている教師らしい。わからんw
めがねのみどりちゃんは声優の渕崎ゆり子。

この予告編めちゃ奇麗ね。4Kレストア版らしい。

2025年3月16日日曜日

映画『放課後アングラーライフ』

2023年 監督:城定秀夫
製作国:日本
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胸糞ないじめにあっていた追川めざし(十味)は父親の仕事の都合でどっかの田舎町に家族とともに引っ越す。
友達は作らないと決めていためざしだったが、元気印の椎羅(まるぴ)やクールメガネの凪(森ふた葉)がずけずけと近寄ってくる。
そしていつのまにか皆で釣りしている。

いじめられっ子って感じがよく出ている。
こういう子を前にしていじめにならないのは椎羅達がのびのび生きているからだろう。
ラストの方の長回しの告白は結構泣ける。

田舎の美少女達のほのぼの青春コメディを期待していたから少し違っていたけど、まあいい子たちですな。
椎羅LOVEの明里のキャラが一番面白かったな。演じた平井珠生がいい。
コメディはこの子と宇野祥平が引き受けていた。
他に西村知美や中山忍、藤田朋子も出ている。
監督は『ビリーバーズ』の人だったと見終わってから知った。(最初から知っていたら期待値上がりすぎて落差でやばかったかも)

2025年3月9日日曜日

映画『aftersun/アフターサン』

2022年 監督:シャーロット・ウェルズ
製作国:イギリス / アメリカ
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ストーリーがドラマティックだとか、映像美がぁとかそういうわけじゃないのになんかじわっと余韻を残す映画ってあるよね。そんな映画。面白かった。

どっかのリゾート地にやってきた父と娘の物語。
物語っていうか一見二人がリゾートを満喫しているだけに見える。
見えるっていうかそうか。
父親30歳、娘11歳で、父親は離婚しているっぽい。
二人の仲は良好。たまに静かに喧嘩はする(娘の対応が大人)。
そしてこの父親がなんか少しだけ闇がある。自殺しそうな雰囲気の闇。
加えてスキューバーのシーンとか、なにか事故に合いそうな雰囲気も演出で醸し出すからとにかくはらはらする。
子どもの頃の何もかもが新しくて楽しくて輝いて見える、そして大人へのどきどきする憧れ、っていうのが全編に散りばめられていて、その対比で少し闇のある若い父親が位置する。
ノスタルジックと現実。
ブラウン管テレビとかビデオカメラとか、なんか時代は結構昔の設定で、現代の大人になった娘がそのビデオを見ていたりする。
全てが楽しかった少女時代を見る大人になった娘の視点が加わり、少女時代にはあまり気づけなかった父親を大人になった娘が見つめる。
結構多層な構造でノスタルジックと現実を映し出していて面白い。

アマプラの概略
思春期真っただ中、11歳のソフィ(フランキー・コリオ)は、離れて暮らす若き父・カラム(ポール・メスカル)とトルコのひなびたリゾート地にやってきた。輝く太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、親密な時間をともにする。20年後、カラムと同じ年齢になったソフィ(セリア・ロールソン・ホール)は、ローファイな映像のなかに大好きだった父の、当時は知らなかった一面を見出してゆく……。
っていうのを映画見終わった後読んで、そういうことか、って思った。
セリフやシーンをしっかり凝視していないとたぶんあまりストーリーは把握できない。
で、予告編見たら泣く。そういうことか、って思ったw
少し早送りしながら見直してみると、そういうことか!ってまた思った。

空港の別れのシーンがソフィのかわいさが爆発して一番よかったのだけど、冒頭の早い段階でこのシーン出てたのね。
よく見るとビデオを停止して巻き戻し(早送り?)している大人ソフィの影が映っている。
ビデオの巻き戻しでこの映画のあのシーンこのシーンが一瞬映しだされて、昔の懐かしいビデオを見る大人ソフィと同じ視点になる。これはこの映画を2回以上見ないと分からない。
それにフラッシュライトのよくわからない人物は大人ソフィで大人ソフィの顔から子供ソフィの顔に切り替わるのは同一人物ですよと示唆していたのか。

以下ネタバレ

絨毯を引き取っているってことはそういうことなんだろうな。
大人ソフィと子供ソフィの時間軸だけでなく、子供ソフィの中でも後半は結構細かく時間軸の前後を入れ替えている気がする。
裸で泣いているシーンや海に入るシーンはソフィと別れた後のシーンなんじゃないだろうか。

ラストの空港別れシーンから現代ソフィ、そしてカメラを回し終えた過去の父親にシームレスにつながるのはいい。
さらには、空港のドアの向こうに消えていった父親だが、ドアの先はフラッシュライトのあの世界なのね。服装が同じだし。
フラッシュライトの世界は劇中何度かインサートされていたけど、その世界にラストで突入するわけ。
この世界では時空が超越していて、ダンスシーンでは父親と大人ソフィが再会していてなかなか感動的。